まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

川勝平太静岡県知事の決断を支持!

2010年01月04日 | ニュース・関心事
今日から官庁は仕事始め。年頭の記者会見で川勝県知事は、あの地域に体育館が必要という関係者の強い要望、隣接地への建替えなら体育館とのつなぎがスムーズ、として、東静岡地区への多目的アリーナ建設は行わない、と述べました。

「そこが(静岡学園跡地)最適という現場の声を聞いた」とする川勝知事の決断に小嶋市長は不快感を表明。「県が決めれば出来ることだけど、具体的な協議にも入らないうちに知事の指示として出たとしたら甚だ遺憾」と。

1月2日のブログでも表明していますが、この川勝知事の決断を歓迎し支持します。一昨年の静岡商工会議所はじめ関係団体の誘致運動自体が突発的で、119名というパブリックコメントで市民の意見を聞いたとする決定自体に無理がありました。

小嶋市長は、幹部職員に「新しい総合計画がスタートする年だが、新政権下で財源構成が大幅に変わることが予想され、具体的な事業計画の作成は1年遅れになる」と述べましたが、この際、東静岡のコンセプトを考え直すべきです。

知事が「関係団体とは円満に解決したい」と冷静な対応をしようとしています。政権交代は県政でもおきたのであり、県有地への「大学の街」「若者の賑わい」を取り戻すべく「コンソーシアム」構想の提起を真摯に受け止める必要があります。

区画整理事業は2012年です。そこまでのスケジュールの中で改めて市民に開かれた市民参加に基づく計画作りに着手しなければなりません。まさに来年の市長選挙の政治争点として打ち出すことこそが小嶋市長の使命といえます。

※ 写真は年末に続く新年の炊き出し