まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

佐賀県に九州電力玄海原発プルサーマル問題で視察

2010年01月26日 | ニュース・関心事
8月11日の駿河湾地震で基準値を超える地震動を記録した浜岡原発5号炉の地質調査の中間発表が行われたばかりのこの時期、早くも7月にはプルサーマール稼働という情報が伝えられています。全国初の佐賀県でのプルサーマル同意の経過を確認しようと視察を計画。

佐賀県原子力安全対策課から質問項目をあらかじめ提出して下さい、とのことで下記のものを準備しました。ところが、この質問に対応できる職員が別の会合でいないので、今回の視察を受けることができないとの連絡をいただいてしまいました。

しかし、ここで引き下がってはと、並行して準備していた佐賀県武雄市のイノシシ課立ち上げに佐賀県の有害鳥獣対策と静岡空港に関わる佐賀空港と地域経済をテーマに佐賀県に向かいました。そして、反プルサーマル市民運動グループと連絡。

そうしたら、県議会で脱原発を掲げる太田県議が、提出した質問事項への回答が貰えるように同席してくれるとの連絡がありました。全部の質問への回答は無理でしたが、基本的な問題点については確認することができ視察の目的を達成することができました。

さすが、佐賀県の反プルサーマル市民運動と県議会の連係プレー。静岡県でも7月に向けて何らかの反プルサーマルの運動を盛り上げていく必要があります。なにはともあれ、まずは佐賀県の皆さんに感謝です。

参議院予算委員会での鳩山vs舛添

2010年01月26日 | ニュース・関心事
2月ー3月静岡市議会の審議を状況を考えると、国会審議をじっくりと傍聴したい気持ちがありますがなかなか余裕がありません。しばしの時間、参議院予算委員会での自民党の舛添議員の質疑をTV中継で観ました。

小沢民主党幹事長が推し進める陳情の党への一元化と憲法で保障された請願権との関係についての鳩山政府見解を質していました。ここは、自治体議員政策情報センター虹とみどりの所長の福嶋さんとも議論したばかりのテーマです。

議員内閣制における党と内閣の関係における一元化論は妥当性があるように思えます。では、中央政府と地方政府との関係はどうなるのか、国民主権としての請願権はどうなるのか、面白い論点です。ただ、舛添議員は徹底した追及をしませんでした。

鳩山首相の答弁は、内閣を構成するのは民主党であるから、民主党への陳情は政府への陳情と同じであるとするものです。確かに。しかし、二元大統領制をとって成立する地方政府との関係はどうなるのか。党への陳情という仕組みでいいのか、議論を深めたい点です。

中央政府と地方政府は対等です。そうSると、民主党という地方組織、国会関係者と地方政府関係者の関係がどのような意思決定構造にあるのか、ここの組織論までの議論が必要であると思います。もう少し、論理を突き詰めて見たいと思っています。