まつや清の日記 マツキヨ通信

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土砂降りの雨の中 45名もの市民参加 三保松原(みほのまつばら)条例意見交換会

2014年09月01日 | ニュース・関心事


質問は途切れることなく20:30まで次から次に。関心の高さを実感。やはり、開かれた議会として今回の条例制定だけでなく議会報告会の必要性を再確認しました。会長の鈴木和彦議員、副会長の望月厚司議員はじめ特別委員会の皆さん、ご苦労様でした。

主な質問。
1、 薬剤散布が行われても効果は出ていない。枯れかけている松まで次から次まで伐採。蘇生の努力が必要ではないか。費用対効果で税金の無駄使い。伐採は無残そのもの←治山林道課の答え。松くい虫は俗称でせんちゅうによる伝染病。放置すると健全木に感染していくので防止のために伐採をしている。←これは議会としても研究することを答弁。

2、 三保条例の必要性は理解する。一方、風致地区で用途既成が厳しい。世界遺産の玄関口としてそうした既成を守りながら対応しているが、違法物件も数多くある。規制を作っても守るものと守らないものがいては条例の制定の意味がない。←議会として宿題扱いにしたい。

3、 白砂青松というが実態は黒砂だ。産地偽装に近い。←ユネスコへの文化庁の申請にそのように表現されているので変えることは出来ない。「白砂青松」は日本の美しい海岸のたとえで実態を表す表現ではない。(参加者からの発言)

4、 <その他>巡視員ということが硬い。松の本数を調査してくれた子どもたちもこうした活動を担う仲間として入れたい。松原のことばかりが議論となるが釣り客も多く釣り針など散乱もあり子どもたちが危険だが、条例の範囲は松だけでなく砂浜も対象とすべき。

松葉の清掃で未松も見つかった。昔の三保は松の島だった。取り戻すべく松を育てていかなければならない。条例と法律の違いは何か。世界への情報発信というが、清水区と駿河区、葵区の市民の意識の格差、清水区でも三保と折戸以外の市民との意識の格差がある。市役所がまず、静岡市民に計もする必要があるのではないか。