まつや清の日記 マツキヨ通信

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JR東海「初めて突発湧水など先進杭ボーリング上限湧水3㎥/s示すも、突発湧水による地下水位への影響について」説明できず!

2019年03月13日 | 市政

9:00開始のリニア中央新幹線環境連絡会議、10:30からの「地質構造・水資源」「自然生態系」専門部会は、JR東海の静岡県との話し合いと平行しながら宿舎建設工事を終え間断なく先進杭ボーリング・本体工事に着手したい、に「納得できない」(難波副知事)と次回に本日の課題整理と残された個別質問状について引き続き協議することになった。森下専門委員は「水平ボーリングだけで工事を進めることは疑問、垂直ボーリングを行うべし」。Skypeで参加した丸井専門委員は「JR東海の高橋水文学は18世紀の計算方法、最先端の技術で地下水位流動シュミレーションを示して欲しい」。塩坂専門員は「JR東海の手法は目的―手段の体系、原因―結果の体系でリスク管理をすべし。突発湧水が起きた後に地下水位がどう変わるのか、その説明が無い」。水は高いところから低いところに流れる、地下水位は褶曲、破砕帯の存在により下から押し出されていることもある。「それらを概念として示すべきだ」(難波副知事)。大井川の水2t減水、「湧水の全量を大井川に戻す」としてきたJR東海の問題点を論理的に、緻密に徹底批判する場となった本日の環境連絡会議。川勝知事が山梨県知事・長野県知事との3者会合で「南アルプスのトンネル工事は本当に出来るんでしょうか」の言葉が思い起こされた。この静岡県の奮闘をどのように私たちは応援していけばいいのだろうか。