まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

159億円を審査した都市建設委員会! 誰一人取り残さない「被災住宅応急修理事業」や「堆積土砂除去支援事業」等の充実求める!

2022年12月08日 | 市政
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11月議会追加補正予算の大半を占める災害復旧費159億円を審査した都市建設委員会!
誰一人取り残さない「被災住宅応急修理事業」や「堆積土砂除去支援事業」等の充実求める!
12億追加(物価支援7億)33億のPFI再公告の大浜公園再整備事業に賛成する!
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3月に事業者決定するも事業者が要件を満たさず失格となりやり直しの大浜公園再整備事業。
各会派委員からも多角的な質問が出され全体像が示されました。
市民サービスアップのために市側として5億4000万、利用料の25%を市が負担をする2億6000万を差引いた12億円が追加となりました。
事業総額は23億7000万から35億7000万、VFMは9.1から5.1%になりました。
100年の歴史を持つ大浜公園、1400件のパブコメなど市民要望の強い事業ということから賛成しました。
批判の声もあると思います。
ご意見お待ちします。

「想定を上回る」と言うが気候変動下では「想定内」! 自衛隊派遣要請、26日災対本部で病院の給水→会見では興津川取水口→作業は27日夜!

2022年12月08日 | 市政
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総括質問「台風15号と防災力」、「想定を上回る」と言うが気候変動下では「想定内」!
自衛隊派遣要請、26日災対本部で病院の給水→会見では興津川取水口→作業は27日夜!
防災力の要、災害対策ボラセン立ち上がり不安定さにどんな訓練、財政支援の実態は!
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水害常襲地帯である我が城北学区において、巴川遊水地事業の2-2工区の早期着工を強く求めました。
 
※2022年11月議会  台風15号と防災力について※ 
 台風15号で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに議会の1員として行政の皆さんと連携しながら1日も早い復旧・復興に向け力を注ぎたいと考えます。      
《1回目》
 既に多くの議員から台風15号災害対応の課題、検証の観点から様々な質問・答弁がなされています。台風15号は、24h降雨量407㍉1h107㍉と七夕豪雨に匹敵する大災害となりました。私自身は水害常襲地帯の城北学区在住で豪雨の度に地域の見回り活動に従事しています。24日朝方1:30頃まで麻機遊水池第4工区付近にいました。2:00頃からの12時間停電、携帯電話もつながりにくい情報隔離に置かれました。24日午後1:00に災害対策本部が設置され26日朝8:30に第1回対策本部が開催され自衛隊出動要請などが決定されたとのことです。  
こうした経緯の中で田辺市長は9月26日、10月28日記者会見で「想定を上回る雨」と発言しています。2011年3月11日東日本大震災原発事故において東京電力は「想定外」の地震津波として自らの責任を回避し続けてきた経緯と重なり危惧します。政府は気候変動による災害の激甚化を想定した流域治水計画を打ち出し、昨年県内の1級・2級河川で流域治水プロジェクトが策定されました。その意味で台風15号は「想定されうる」災害でもありました。
「1」治水対策について
  1,この「想定を上回る」雨に対して気候変動の影響を踏まえてどのように取り組んでいるのか。
「2」災害対応について
1, 災害対応について昨日までに反省の答弁が示されています。今後の検証をしていく上で9月26日の災害対策本部の議事録、記者会見議事録をもとに自衛隊派遣について再確認させていただきます。タブレット資料にあります。災害対策本部議事録によると、危機管理統括官の「自衛隊の方で対応ができるような内容が出てくれば」、保健福祉長寿局長は「絶対的水不足、派遣検討が必要」、大長副本部長の「病院の水は重要」それを受け市長が「災害派遣を要請」と決定しました。ただ、11時からの記者会見議事録では、市長は「自衛隊の要請」は「承元寺の取水口の復旧」と発言されています。自衛隊派遣の要請内容はどのように決めたのか。
「3」災害ボランティアセンターについて
1,災害対策ボランティアセンターは、県内では磐田市が一番早く静岡市は9月26日立ち上がり、29日初動でしたが、葵区・清水区ではセンター拠点が次々変更になるなど不安な出発でした。立ち上げ訓練はどのように行われてきたのか。
《2回目》
「1」治水対策について
1, 巴川遊水池事業は議会事務局作成『市政概要』によると目標1/50確率で350万㎥、昨年度まで1/10確率で210万㎥完成とあります。静岡県河川課によると麻機遊水池の今回の最大貯水量は通常堤防から60㌢想定が3㌢まで水がたまり280万㌧だったとのことです。麻機遊水地がこれだけ多く貯留したにもかかわらず、今回の巴川における浸水被害の広範囲となった原因として、どのようなことが推測されるのか。また、市が整備する流域貯留施設の進捗状況はどうなっているのか。
「2」災害対応について
1,26日災害対策本部議事録では病院への給水が自衛隊派遣要請でしたが上下水道局長からは興津川取水口の自衛隊派遣要請はしていません。記者会見議事録では興津川取水口の復旧が自衛隊派遣の目的であると記載されています。そうした中で自衛隊による取水口建屋内の土砂撤去が27日の夜となったのはなぜか。
2,9月30日災害対策本部議事録によれば市長から「災害対策本部の体制確立、再編成が必要である」としたのはなぜか。
「3」災害対策ボランティアセンター
1, 何回か、サテライト訪問をしましたが、最初はおぼつかない社協職員も村上市からはせ参じてくれた全国のNPO、NGOが持つ極めて高いスキル、関東地区の社協職員からの大きな学びを得てレベルアップした印象です。追加補正予算で2900万の計上がありますが、災害ボランティアセンターの運営体制及び市からの財政的支援はどうなっているのか。
《3回目》
「1」治水計画について
 1,気候変動による水害の激甚化に向けての安倍川、巴川、興津川など流域治水プロジェクトが立ち上がっています。滋賀県では2014年、当時の嘉田由紀子知事のもとで流域治水条例を制定されています。10月12日参議院の視察後、11月13日嘉田参議院議員の再度の巴川遊水池事業視察の際に同席させていただきました。麻機遊水地の第2工区では第2-1工区と第2-2工区に分けて段階的な整備が計画されており、現在2-1工区は整備中です。
1, 流域貯留施設について今後の整備の進め方はどうなっているか。
2, 今回の浸水被害から麻機遊水池2-2工区の早期着工についてどう考えているのか。
3, 遊水池事業全体のグランドデザインとの整合性において治水機能と自然環境の機能という二つが求められます。第一、第三工区のように2-2工区における公園の整備予定はどのようか。
「2」災害対応について
 意見・要望。まず、危機管理において「想定を上回る」とする言葉は自らの責任を回避するためのもので、極めて慎重に使わなければなりません。
 また自衛隊派遣要請については、第1回災害対策本部の中では興津川取水口のための自衛隊派遣要請の議論はなかったが、10:12県への要請、10:25県からの派遣要請には含まれていた、26日15時自衛隊と上下水道局と取水口作業の協議では結論が出ず27日の協議を経て夜の土砂撤去作業が確認されたとのことです。この事実関係をきちんと検証の中で今後の教訓にする必要があります。