まつや清の日記 マツキヨ通信

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議会質問=「みどりの食料システム戦略」の中で 教育局答弁「地場地消という食育の観点から学校給食における有機農産物の使用は有用」!

2022年12月06日 | 市政

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議会質問=2050年有機農業面積25%(現在0.4%)めざす「みどりの食料システム戦略」!

経済局答弁「有機農業者のネットワークが拡大するよう、市として支援していく」!

教育局答弁「地場地消という食育の観点から学校給食における有機農産物の使用は有用」!

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農業担当者も教育委員会も、有機農業・農産物を歓迎しています。まずは有機米を学校給食に使用する保護者の運動を広めていきたいと思います。ご関心のある方はご連絡ください。

答弁は後日、ホームページに掲載します。

 

2022年11月議会 みどりの食糧システム戦略について

 

第4次総合計画基本構想、基本計画が議会に示されています。一方で農業の将来像として2040年を見据えた8年間の射程の農業振興計画案もパブコメにかかろうとしています。こうした中で政府・農水省は、みどりの食料システム法に基づき大胆にも2050年までに有機農業面積を25%、ネオニコチノイドなど化学農薬50%、化学肥料30%削減などを内容とする「みどりの食料システム戦略」を策定しました。有機農業が一般的な農業との比較において脱炭素社会に向かう優位性があることを環境保全型農業直接支払制度に関する政府第三者委員会で示されています。以下質問をします。

<1回目>

「1」農業振興計画について

 1,本市における有機農業を実施する面積と農業者数、栽培されている作目の現状と国の「環境保全型農業直接支払交付金事業」の取組状況はどのようか伺いたい。

「2」学校給食の食材について

1,静岡市の学校給食では自校式、センター方式それぞれ調理システムの違いはあります。それぞれにおける学校給食における地場産物と有機産物の使用の状況はどのようになっているのか。

《2回目》

「1」農業振興計画について

農水省が掲げる「みどりの食料システム戦略」の2050年目標と只今答弁していただいた現状を踏まえ、第4次総合計画及び農業振興計画への反映と成果指標の設定をどのように考えているのか。また、令和3年11月議会で答弁していただいたソーラーシェアリングなどの再生可能エネルギーを活用した脱炭素への取組はどのような取扱いとなっているのか併せて伺いたい。

「2」学校給食の食材について

  • 有機農産物の利用はまだ始まっていないようです。政府の有機農業への大胆な取り組みが始まろうとする中で千葉県いすみ市では有機米を生産者に提案し学校給食に導入しています。今治市では無農薬野菜や有機米と一般米の差額を市が負担することで学校給食に導入しています。学校給食に有機農産物の使用についてどのように考えるか。

《3回目》

「1」農業振興計画について

  1,全国54の市町村で「みどりの食料システム戦略」に基づき県内では掛川市と藤枝市が参加していますが「オーガニックビレッジ宣言」が行われています。この宣言は、2020年11月定例会の2050年温室効果ガス排出実質ゼロ宣言の趣旨とも重なります。

このような状況の中、JAからは「令和5年度静岡市政に対する要請書」の中で、減化学農薬への取組に向けた天敵農薬、生物殺菌剤等の利用助成を求めています。今後、環境に配慮した農業を強力に推進していくためには、既に有機農業に取り組んでいる農業者や新規に有機農業に取り組む農業者を含めた財政的支援に加え、このような意向を持つ農業者間で情報を共有することができるネットワークづくりが重要と考える。

以上のことを踏まえ、市として今後どのように考えているのか伺いたい。

「2」学校給食の食材について

1,有機農産物の導入の課題や他都市の事例を研究について答弁がありました。有機米からであれば導入は可能です。こうした学校給食の食材の前提は安全性にあります。遺伝子組み換え食材の安全性、同じ遺伝子操作食材であるゲノム野菜の安全性についてどのように考えているか。また、ゲノム食材の無料頒布が福祉施設、学校を通じて実施されていますが、教育委員会としてどのように対応