マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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稲荷講中家のもてなし

2017年11月06日 08時39分20秒 | 奈良市(旧五ケ谷村)へ
上の組の寒施行(かんせんぎょ)に同行取材させてもらった上におもてなしのぜんざいをよばれる。

ありがたく温もらせてもらったお家の納屋に架けてあった三つのトーシ。

いや、よくよく見れば奥にももう三つ。

合わせて六つのトーシは今でも現役。



うち一つに年号があった。

「昭和貳拾参年四月新調」とあるから、今から69年前に新調された年代物。

私が生まれる前に作られて、今でも現役というのが嬉しい。

冷えていた身体もほっこり。

長居をするわけにはいかないのでここらで失礼させてもらいます、と伝えたら、ちょっと待っての声。

奥から新聞紙で包んだ1玉の白菜に葉付きのダイコンが2本。

昨年末に足で踏んで豆落しをした大量の小豆までいただいた。



訪問する度に、美味しいお土産をくれはるⅠ夫妻にお礼を述べて下の組が参った巡拝地に向かった。

(H29. 1.21 EOS40D撮影)
(H29. 1.21 SB932SH撮影)