fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

何て呼ばれたかった?少しショックだったみたい(+o+)*今日のりんちゃん

2020-08-31 09:11:54 | 娘との関係(時々息子や孫も)

以前に次男のお嫁さんになる方が私の事を「ナオコさん」とお呼びになることを書いたような記憶がありますが

それから二人は入籍したし

そのことが何となく気になっていたので

次男に「〇〇ちゃんは、私のことこれからもナオコさんと呼ぶのかオカアサンと呼ぶのか聞いといて。」

と頼みました。

「分かった。」

暫くしてラインで返事が

「ナオコさん、と呼ぶ方が落ち着くみたい。」

そうなのか、、、、

強がって呼び方なんてどっちでもいいわ、と思ったり言ったりしていたのですが

やっぱりショックだったようで、距離を感じるなーと軽く落ち込みました。

昔とは違うと頭では思っていても心の方は、お嫁さん、を期待していたんでしょうか。

 

あんまり誰かれ構わず言えないですが(ってブログに書いてるし(~_~;)でも私の事を知ってる人がここにはいないんだからいいかな?)

周囲の人4人くらいに聞いてみました。

先ず夫に「〇〇ちゃん、これからも私たちの事名前で呼ぶんだって。」

「ふーん、いいんちゃう。」

「そう?」

「別にそれでいいよ。」

だそうです。

ここでなんですが、私は夫のこういうこだわりのないところが気に入っています。

こんな時に「なんで?おかしいやんお嫁さんやのに。」とか言われたらややこしくなりますしね(^-^;

 

次に40年近く付き合ってきた友達二人に言ってみました。

「えー、ホント、それはすごいね。」

人のうわさ話や悪口を言わない人たちなので、その程度でしたが、ビックリはしたようでしたし

ちょっと気の毒的な気持ちも入っていたみたいでした、大変そうね、みたいな。

 

そして、ファッションのお師匠Cさんにも

Cさんは、「ふーん、ええんちゃう、滅多に名前で呼ばれることなんかないんやから、そう呼んでもらったらええんちゃうのん。」

夫は別にして、Cさんからこんな風に言ってもらってすごく慰められました。

もちろん気持ち的にはまだモヤモヤしてはいるのですが、だんだん慣れていくのかな、と思うことが出来ました。

ありがとうCさん、感謝しています。

 

それにしてもええかっこして、分かったような姑のふりして意外にも昔の価値観に縛られている自分を知って

あー、そうだったのだと思えたことは収穫だったかもです。

まぁ、気長にボチボチ慣れていくしかないですね。

 

「ホントに人間って大変ね、ネコでよかった!そんな事より指の間の汚れが気になるのよ~。」

 

 

 


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焼きサンマと豚しゃぶ*りんちゃんと一緒に

2020-08-29 11:38:43 | 料理と家事とグッズetc.

今年も秋刀魚が高値だ、とこの前TVで言っていました。

でも秋刀魚のお姿を見るとやっぱり買わずにはいられない。

塩秋刀魚とあったので冷凍ものだと思いますが、先日早速食べました。

2匹で599円。

昔に比べたら信じられないお値段ですが、食べたい気持ちが勝ちました。

 

冷凍ものでもすっごく美味しかったです。

美味しいって幸せだなー

写真がいまいちでスミマセン

夏の間、魚が主菜の時によくするのが〈豚しゃぶ〉

茹でた豚肉の上にさらし玉ねぎを乗せただけ

でも、タレをかけるととっても美味しいです。

タレは、醤油にお酢、砂糖少々、ゴマ油、赤唐辛子、ネギたっぷり、胡麻

これが万能

胡麻抜きで、鶏の唐揚げにかけても美味しい。

メニューとしては、後はカボチャの煮物(あるいは万願寺唐辛子を焼いた物)と冷ややっこがあればいいでしょうか?

夕飯も毎日こんな風に簡単メニュー

でも、毎日なんだから簡単じゃないとやってられないわ(*^^)v

 

   ******

 

土曜の朝刊についてくる〈be〉にペットと一緒に入れる老人ホームの話が載っていました。

いいですね~。

りんちゃんと一緒に入れたらさみしくなさそう。

「Kさんは猫に見守られて最後は静かに息を引き取った」と書いてありました。

 

エッ?りんちゃんはいくつなんですか?って?

もうすぐ14歳ですが、多分永遠に生きる猫なので、私が老人ホームに入るころにもまだ元気で一緒に入ってくれると思います。

 

「ハイ、一緒に入って上げます。」と言っています。

 

 

 


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〈賢い医師生活〉の手術着みたいな服

2020-08-28 19:48:05 | 韓国ドラマと海外ドラマ

一週間ほど前に見終わった韓国ドラマ〈賢い医師生活〉が、とっても爽やかで内容も充実していて面白かった。

医学生の頃からの親友である5人の医師たちが、日々、様々な患者と向き合う姿や仲間たちとの心癒される交流を描いたヒューマンドラマ。

悪い人が全く出て来ないのも見やすいし

それぞれの医師が病に苦しむ患者に真摯に向き合う姿も感動するし

合間合間に仲間とじゃれ合うシーンにもクスっと笑えてほっこりする。

ドロドロは皆無。

一日に一話、ずーっと見てても飽きないくらい良かった。

たったひとつ難を言えば、5人の医師の名前がこんがらがって誰がどの名前か長い間覚えられなかった事くらい

左からアン.ジョンウォン、キム.ジュンワン、チェ.ソンファ、イ.イクジュン、ヤン.ソッキョン

ほのかな恋愛話も出てくるのだけれど、「ジュンワンは、だれと会ってるの?」えーっとどの人だっけ?(+o+)みたいな、、

見終わってさみしいけれど、来年にシーズン2が始まるらしいので、まだ心は5人のお医者さんと繋がってるような気がしている。

 

以上は前振り。

昨日久しぶりにガーデンズに行ってヒューマンウーマンで緑色のブラウスを買った。

それがまさしく賢い医師生活の手術着を思い起こさせるような色と形と素材で

試着して、ショップ店員さんに「お医者さんの手術着みたいじゃない?」と聞いた。

もちろん「ホントですね。」とお店の人が言う訳もなく「そんなこと無いですよ、よくお似合いです。」と言ってもらって

無事購入。

バーゲン品で6200円と言うお値段に魅かれて、手術着でもいいや、と思って買った。

マスクをしていたし余計に手術着だった。

もう少し丈が短かった↑

 

また話は戻って、ドロドロで中毒性満載のドラマ〈スカイキャッスル〉と対極にあると言ってもいい癒し系ドラマ〈賢い医師生活〉

両方ともすごく面白かったので、機会があったら是非ご覧ください。

 

(おまけ画像)

5人はバンドを組んでいて、手術手術の忙しい合間を縫って集まっては演奏している。

医師としての演技はもちろん抜群だが、楽器も一から練習して役者本人が演奏しているそう

右端のイ.イクジュン役のチョ.ジョンソクさんの歌がすごく良かった、心に沁みた。

 

 


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使いやすい、コードレスの充電式掃除機*次男のウェディングボード*今日のりんちゃん

2020-08-26 15:38:18 | 料理と家事とグッズetc.

先週の土曜日に買ったコードレスの充電式掃除機が、使いやすくていいです。

マキタの簡単なコードレスに比べたらお値段も6倍くらいはしたので、当たり前かもしれませんが

本体も軽いし(1.6kg)吸引力も優れていて、フローリングと絨毯での吸う力は自動的に変化してくれます。

自動の場合、連続運転時間は最長で30分

今までマキタだともし切れたら?と心配で掃除しながらちょこちょこ充電していたのですが

そんな心配も無いです。

マキタはマキタで白いフローリングに目立つ自分の髪の毛をパパッと吸うのに使うつもりですが

これからは主に充電式掃除機を使用すると思います。

そうそう、マキタは窓のサッシの掃除にも便利、トップをすき間ノズルに付け替えて吸ってみると面白いくらいきれいにゴミが取れます。

 

私はシャープの掃除機ですが、友達は日立ので、それも使いやすいそうです、お値段は同じくらいでした。

ダイソンもいいらしいのですが、トリッガータイプで、ずっとスイッチを手でオンにしておかないと動かないそうですので

面倒そうでやめました。

シャープのEC-SR5

 

   ******

 

次男とお嫁さんは共に物を作り出す系のこだわりある派

なので、絶対にウェディングボードを頼まれることはない、自分たちの好みのボードを作るか買うか

と思っていたのに、「作ってほしい」と頼まれました。

ハードル高い(+o+)

今までのトールペイントみたいではない、ボードを作ろうと思っています。

ピンタレストの画像を参考にしながら、ぼちぼちやってます。

ボードの表面はデコボコ、色もムラムラに

上手くいくかなー。

 

   ******

 

今日のお昼の事、日曜日の残りの焼き飯と昨日の夕飯の残りのおかずを食べようと、テーブルに並べて台所でちょっとごそごそしていたら

何と、りんちゃんが焼き飯をパクパク食べていました(+o+)

シャケとレタスの焼き飯だったからいい匂いがしたのでしょうか?

「コラ!ダメでしょう!」大声で叱りました。

テヘッと言う感じで箪笥の上に避難

今までテーブルの上の食べ物なんか食べたことなかったのに、、

 

相変わらずのバレエリーナ足りんちゃん

 

 

 

 

 


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スキマ時間の使い方*今日のりんちゃん

2020-08-24 10:34:19 | 日記

朝の10時半、11時から出かけるとして、家事も終わり何もかも準備が出来た。

そんな時、あと30分何をしよう?と思うことありませんか?

そうそう長い間、窓を磨いてなかったわちょっと磨きましょう、と言う気分にもなれず

テレビを見るにも集中出来なさそうだし

あ~、手持無沙汰だ、、、

そんな時は何をすればいいんでしょう?

私は、ついついスマホに手が伸びて

必要のない情報ばかりを仕入れて必要な情報は頭からこぼれ落ちる(+o+)

 

今日はそんなスキマ時間に、何か意味のある事がしたくて

三つもあるテレビのリモコンとエアコンのリモコンを掃除しました。

ちいさな掃除機で埃を吸い、綿棒にマイペットを付けてボタンの間をしこしこ磨く。

裸眼だと分からないけれど老眼鏡をかけるとバッチリ目立っていた汚れがキレイになって、スッキリ。

そして、ちょうど出かける時間となりました。(*^^)v

 

   ******

 

まぁ、何て可愛い足なんでしょうか。

バレエリーナのよう

りんちゃんがチュチュを着て踊ったらそれはそれは優雅な踊りになると思います。

 

 

 

 


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コロナ禍の結婚式、してもいいものか?*コードレス充電式掃除機を買う

2020-08-22 17:33:51 | 日記

昨日の事、夫が

「Hがもう関西を引き払って故郷の〇〇に帰ろうと思ったらしいけど、

親戚一同が今こっちに帰ってきたら村八分になるからやめてくれ、と言うみたい。」

と、言うので驚いた。

「そんな?」

それを聞いて結婚式をすると言う次男の事が急に気になり始めました。

次男のお嫁さんになる方は地方の方なので、このコロナ禍で結婚式をするとはどういう事だ!

と、ご両親と親戚一同が村八分になったらどうしよう、、、

ご近所や親戚との繋がりが薄いというかほとんどない、この辺り。

繋がりの濃い地域の事が今一つ分からない。

 

そのことについて、夕飯を作りながら夫と喧々諤々、口角泡飛ばし、話し合っていたら

ポークソテーを作るはずだったのに、いつの間にか、豚肉にパン粉を付けていました(+o+)

ハッと気づくといつの間にかトンカツに。

夫が別にいい、と言うのでそのまま油で揚げました。

まぁ、ポークソテーに作りなおせと言われても、無理でしたが

 

そして、それがまた無茶苦茶美味しくてびっくり。

ポークソテー用のお肉の方がランクが上なのかな?

写真がなくて残念ですが本当に美味しかったです。

 

話は戻って、もう一度次男夫婦と話し合いをすることになりました。

お嫁さんは、次男にまだまだ遠慮があるらしく、はっきりと意見を言えなさそう。

やる気満々の次男、どうしたらいいもんか、、悩むところだなー。

 

   ******

 

まだ長毛種のヨークがいた頃は、掃除機の壊れ方が半端じゃなかった。

長くて1年

それで思い余って、ダイソンのペット用の掃除機を買ったところ、壊れることなく17年も使用。

しかしここの所スイッチが入らなくなったり、プラスティックの部分が劣化してきて、ついに買い替えることにしました。

マキタのコードレスは持っているけれど、もう少し吸引力のある掃除機も持っていたいし。

と言う事で、今日はヤマダ電機に行ってきました。

実際に使用させてもらってあれこれ迷ってシャープのEC-SR5、コードレスの充電式掃除機を購入してみました。

(やっぱり電器屋さんで実際に使わせてもらった方が安心、使い勝手の悪いタイプもありました)

色はグレーですが、タイプはこれ。

明日の掃除はこれで、楽しみです。

向かって左がヨーク、細くて長い毛が撫でると気持ちが良かったですが

毛玉は出来るし掃除機は壊れるしで大変でした。

「にゃー。」

天国から抗議の声が聞こえたような?ごめんごめん(~_~;)

 

 

 

 

 

 

 


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えびす神社の表大門の修復完成、本日の私的日記*トールペイント画像

2020-08-21 16:38:00 | トールペイント*ステンシル*ハンドメイド

久しぶりにクリーマに出品している作品の注文が来たので、昨日、今日と作品を制作。

午前中に家事と散歩兼夕飯の買い物を済ませて、午後からトールペイント。

散歩の時にえびす神社の前を通ったら、ずっと長い間修復のために幕がかかっていたのが外されて

表大門が新しくなっていた。

お~、美しい。

今までお参りに行く時には横にある小さな門をくぐっていたので、これで大手を振って表門から入れると思うと何となく嬉しい。

コロナもあったしこの暑さの中、職人さんたちはずっと修復のためのお仕事をされていたのかと思うと

グッと来る。

 

散歩は大体エビスタの中の非常階段を上り下り往復三回

室内なのに散歩と言えるのか?と疑問ですが、家を出て帰ってくると5000歩くらい。

夕飯の残りとうどんと言う昼食を食べて、少し休んでペイント

トールをする時はいつもテレビを付けて描きます。

音楽では何か物足りないので。

本日はこの前録画した〈さんま御殿〉を見ながら

関西人の妻は大変、みたいなテーマのトークで、いつものようにそんな変な関西人は関西でも変人ですみたいな人の話が出てきて憤慨しながら見た。

アンミカさんが話していたことが印象に残った。

「関東の人の話す言葉で一つどうしても気になるのが〈そうなんだ〉っていう言葉です。

いくらこっちが一生懸命面白い話をしてても〈そうなんだ〉って言われたら、急にもう何を言うたらええんか分からへんようになるんです。」

そうしたらさんまさんが

「あ~、まぁ〈この1000円の物な500円で買うたんや〉言うた時に〈そうなんだ〉って言われたらもうそれ以上話が広がれへん、みたいな時やな。」

と、例を挙げて言った。

「そうそう、そんな時は関西人やったら〈うそやん!〉って思いっきり大きな声で大げさに言うでしょう?」

この話を聞いてホンマやな、と思った。

「うそやん!」って言われたら

「ホンマやねん、あそこのお店に行ったら今でも売ってるわ、もっと色々他にも安いもん売ってるし、行ってみ。」

「1000円が500円って半額はすごいわ!」

みたいに話が盛り上がるなぁ。

 

関東にも面白い人はいっぱいいる、でもこの番組を見て関東と関西ではお笑いの質がかなり違うのが分かった

関東の男性と関西の女性が一緒に暮らすのはなかなか難しそうです(~_~;)

 

それにしてもさんまさんはトークが上手い、こんなにいつまでも面白い芸人さんって他にいるかな?

縁起でもないけど、時々さんまさんが亡くならはったらホンマにさみしいなぁ、と思うんです。

 

今日描いた作品ではないけれど、トールペイントの作品の画像を久しぶりに貼っておきます。

これは、塗り絵の絵↓をトールにしたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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映画〈はちどり〉の感想

2020-08-19 20:18:41 | 映画

映画〈はちどり〉の感想

やっと書くことが出来ました。

 

監督はキム.ボラ、女性監督でこれが初監督作品。

1994年の韓国を舞台に、自分の少女時代の体験をもとにえがいたと言う事で

とてもリアルで私には自分の少女時代、そして自分の家族を持ってからの感情も共有できた普遍的な要素を持った映画だと思いました。

(あらすじ)

驚異的な経済成長に沸く1994年の韓国、ソウル。

14歳のウニは、両親、姉、兄と集合団地で生活している。

小さな店の経営に追われる両親は子供たちと向き合う余裕がなく、兄は父に期待されている重圧から親の目を盗んでウニに暴力を振るっていた。

自分に関心のない大人に囲まれ孤独感を募らせるウニは、通っている漢文塾で不思議な雰囲気を持つ女性教師ヨンジと出会う。

 

映画の冒頭のシーン、外から帰ってきたウニは、自分の家である団地のチャイムを激しく鳴らしながら時に扉をたたき

「お母さん、お母さん、お母さん、開けて開けて、帰ってきたから開けて、開けてよ。」

とほとんど怒鳴るように叫ぶ。

母親は扉を開けてくれる様子もなく家の中からはただ静寂が漂うのみ。

そして一転日常の映像が始まって

冒頭の場面は、ウニの心情を表しているのだと言う事が分かる。

思春期の入り口に立つ不安と孤独を抱えるウニは、母親にこっちを向いてもらいたい自分にだけ関心を持ってもらいたい

しかし、仕事に家族5人分の家事に他様々な雑事に心を囚われている母親にはそんなウニを思いやる心の余裕はない

 

かと言って全くの無関心でもなく、帰宅したウニに優しくチジミを焼いてやったりする。

自分勝手な父親、男友達と遊び歩く姉、両親からの過大な期待に耐えかねてウニに暴力をふるう兄

一見壊れているように見える家庭ですが、ウニの手術を心配し号泣する父親の姿や姉を心配して号泣する兄を見ると壊れているわけでもなさそうです。

そんなところが自分の育ってきた家庭と重なります。

問題を抱えつつ沈みそうで沈まない船のような、、

 

家庭でそんな風に孤独感を抱えているウニですが、学校も又居心地の良い場所ではなさそう。

しかし、他校には友達やボーイフレンドがいるし孤立しているようでもない。

この絶妙な立ち位置が、私たちに感情移入させやすくしています。

さて、映画の中盤そんなウニに心の拠り所ともいえる先生との出会いがあります。

ウニが通う漢文塾の先生として赴任してきたヨンジ先生。

不思議な雰囲気を漂わせたヨンジ先生は、傷ついたウニを励ますでもなくアドバイスするわけでもなく

一緒にお茶を入れて飲むという行為でウニに寄り添います。

また、仲たがいしたウニとその友達の気まずい雰囲気を察して歌を歌う

この先生が本当に素晴らしくて、映画を観ながら観客も又ヨンジ先生に慰めらるという経験をするのです。

映画は全体的にセリフが少ないのですが、寡黙なヨンジ先生がウニにかける言葉がまた何とも素晴らしいです。

ウニが兄に殴られていると知って

「ウニ、殴られないで、そんな時は立ち向かうのよ。」

ウニがある場所を見て「可哀想、、」とつぶやくと

「むやみに可哀想なんて言ってはいけない、何も知らないんだから。」

と、さりげなく諭します。

夜の公園で二人で休んでいるときに

「先生、私が可哀想だから優しくするの?」と聞くウニに

「意味のない質問には答えないわ。」ときっぱりと否定するヨンジ先生。

書き出せばキリが無いですが、心にとめておきたい言葉がいくつも出て来ます。

 

そしてこのヨンジ先生を演じるキム.セビョクが秀逸

本当に実在するのだろうかと思わせる部分と確固とした存在感、言葉には出来ない素晴らしい演技にため息が出ます。

このような演技が出来る人が、またここにも居たのだ、韓国の俳優さんの層の厚さを感じます。

 

またこの映画は、韓国の史実サッカーのワールドカップや金日成主席死去などがテレビのニュースを通してという形で語られます。

そして最後に起きるウニに大きな衝撃を与えるソウルのソンス大橋崩落事故

急に漢文塾を辞めてしまったヨンジ先生が煙のように消えてしまった事故

ウニが先生にあてて書いた手紙

「先生、私の人生にもいつか光が当たるのでしょうか?」

それは結局先生の所には届かないのですが

くしくも先生から来た手紙に書かれた言葉

「人生とは不思議で美しいもの」

それが一つの答えとしてウニの心に響く言葉となるのではないでしょうか。

ウニと言う少女を通して語られる普遍的な人生を生きると言う事

観た後も様々な余韻で心が満たされます。

特にヨンジ先生とウニとの心の交流は、思い出すたびに美しく慰められるシーンとしてずっと心に残しておきたいです。

 

それにしても、再び出てくる振り返ってくれない母親のシーン

公園を歩くウニ、目線の先にはゆっくりと歩く母親の背中

「お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん」

執拗に呼びかけるウニですが、母親は振り向く様子もなくただただ歩いて去っていく。

娘が思春期の頃きっと娘も私に対してそう感じていたのだろうと思うと胸が痛いです。

 

14歳のウニ

 

黒板には『自分が知ってる人たちの中で、本心が分かる人は何人いる?』

という意味の漢文が書かれています。

左端がヨンジ先生

 

ボーイフレンドとも友達とも色々ある

 

 

 

 

 

 

 

 


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ちょっとむっとしたわ*野菜スープにはセロリ*今日のりんちゃん

2020-08-18 19:27:57 | 料理と家事とグッズetc.

本日も暑かったですね

結局本日のお教室の生徒さんは二人。

よっぽどお休みにしようかと思いましたが、生徒さんが楽しみにしていらっしゃるかもとやりましたが

最初に来られた生徒さんが開口一番

「暑いですね!どうしてこんな日にお稽古するんですか!こんなに暑い日はお休みにしたらいいんですよ、来年は8月はお休みにしましょう。」

と、おっしゃいました。

随分はっきりとおっしゃるんですね、内心むっとしました。

むっとしましたが、それを顔に出すわけにもいかず「楽しみにしていらっしゃったら悪いと思って。」

と言いました。

いつもはそんなこと言う方ではないのに、暑さでストレスたまっていたんでしょうか?

ハーイもちろん来年はお休みにしますとも!休みますよ!まだむっとを引きずっているワタクシです。

 

   ******

 

今日の夕飯の献立は、シャケのムニエル、具沢山野菜スープ、万願寺唐辛子を焼いた物、冷ややっこ

野菜スープには、セロリを入れました。

セロリは一度使ったら余らせてしまう事も多いので買おうかどうしようか迷いましたが、やっぱりセロリを入れるとぐんと美味しくなります。

 

さて何故か、食料品売り場でセロリが見つけられず

ウロウロ探した挙句に店員さんを見つけて聞きました。

「セロリ置いてますか?」

店員さんは一瞬「!」と言う顔をして目の前を指さしました「ここです。」

あははははは目の前にありました~(~_~;)

鶏手羽中、キャベツ、セロリ、トマト、一日置くとさらに美味しくなります。

夫が10本で一万円のワインを買ってきました。

本日のワインはこれ↑ラスミュラス

飲みやすくてガバガバ飲んでしまいました、アル中気味

 

涼しいからか最近廊下が好きなリンちゃん

 

 

 

 

 

 

 


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ただただ暑い、お盆疲れ(駄文)

2020-08-17 19:25:50 | 日記

プチ忙しかったお盆が終わりました。

顰蹙を買いそうですが、長男夫婦が名古屋から帰省

二泊三日の宿泊で、二人は出たり入ったりと忙しくワタシは疲れました。

いつもの日常のリズムが崩れて疲れました。

お陰様であちこちキレイになったのはまぁ良かったですかね。

 

毎日暑いとにかく暑い

夕飯の買い物は出来る限り歩いて、と思って出かけますが、マンションを一歩出たらもうあ~と言う感じ

ここ二年ほど頭の後ろに汗をかくようになって、阪神の食料品売り場にたどり着く前にもう頭髪後半がビショビショ

今日は夕飯の材料と明日のお稽古のおやつを買いました。

帰宅と同時にラインが入って生徒さんお二人が夏バテでお休みと言う事。

ホンマに私は自宅にいるからいいけれど、生徒さんたちは一駅ですが電車に乗って、、、、お気の毒(+o+)

一瞬、お稽古してもいいものか??と悩みました。

熱中症警報を出してもいいくらい暑いしな~

しかし、おやつを買ったのでやっぱりすることに、おやつを無駄にするのも何ですし(~_~;)

 

午後からは、マンションで唯一仲良くしていただいているYさんとお茶。

俗世間に疎いYさんは、「私、この前見たいテレビがなかったので〈さんま御殿〉と言う番組を見たの、面白かったわ。」

と、おっしゃった。

「初めてですか?」

「そう。」

そんな人もいるんだな

自慢じゃないけど私なんか毎週延々ともう20年は見てます。

 

クラシックやオペラはお好きですが、流行り歌(古)は何もご存じなくて

もしカラオケに行ったら「四季の歌なら歌えるわ。」との事

「ユーミンや松田聖子は?」と聞いたら「知らない。」とおっしゃった。

一緒にカラオケには行けない

 

お茶にお呼びしたものの、今日はしゃべる話題があるのかなぁと思っていたのに

機関銃のようにおしゃべりして、あっという間に4時間が経過

ストレス解消しました。

お盆の疲れも吹っ飛びました。

 

くだらないブログ記事で本当にスミマセン

映画〈はちどり〉の感想を半分くらいは書いたのですが、アップ出来るには時間がかかりそうです。

昔から感想文と言うものが好きじゃなかったのに、なぜ今誰にも命令されているわけでもないのに書くのか自分にもよく分かりませんが

書けたらアップします。

せめてりんちゃんの画像

ピンボケだけど

 

 

 

 


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