単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

両国隅田川界隈

2012-11-30 | ちょこっと旅・温泉

 

宿泊したホテルは、両国国技館の真ん前。

国技館の北側の交差点の中に、由緒あるお屋敷の小さな門。不用心にも、開いている。

塀には、「旧安田庭園」とあり、スーッと、しかも、無料で、中に入ることができた。

かつて、この池には、隅田川から、直接、取水し、水位の干満を楽しんだとあります。

あっ、ここにも、スカイ・ツリー。

 


 

お屋敷を周回するように、反対側の交差点に出ると、お屋敷の正門があった。

道路向かい側の壁の向こうには、宗教法人の大きなお堂らしきものが見える。

 


 

東京都慰霊堂・・、関東大震災、東京大空襲の犠牲者・・とありました。

歴史上の事実は、過去の事実じゃない。継続して、今、ここにある。

 


 

両国と言えば、大相撲。出羽の海部屋、大島部屋、春日野部屋

ボクが知っている大島親方は、渋い業師の大関旭国。

初めて見る相撲部屋は、思いの外、現代的だなあ。

 


 

大山巌陸軍元帥が揮毫した「表忠碑」は、日露戦争の戦没・病死者の慰霊碑。

大山巌が西郷隆盛の従兄で、西南戦争では、西郷軍と戦ったことを「翔ぶが如く」で知った。

句碑「日の恩や たちまち砕く 厚氷」は、赤穂浪士の一人が詠んだ句だとか。

そういえば、相撲部屋の辺りで、「吉良邸跡」の案内を見たし、「勝海舟生誕の地」もあった。

 


 

両国橋を渡り、墨田区から、隅田川右岸の中央区・台東区へ。

両国橋は、これまでの歴史を感じさせる、風格ある橋です。

親柱の「球体」は、ナニ?

 


 

両国橋から隅田川上流に、JR総武線の鉄橋。噂のスカイツリー。

田舎者が、634mを理解するには、地元の山、母狩山あたりと比較するしかない。

 


 

♪♪ あなたは もう忘れたかしら・・♪♪ 

両国橋の上流で、隅田川に流れ込む「神田川」。

喜多条忠さんのアパートがこの界隈だったら、下町っぽいティストに仕上がったかも?

 


 

神田川に架かる柳橋のたもとに、江戸情緒漂う船宿。

元盗賊の船宿の主人を密偵に、次々と、難事件を解決するのは、鬼の長谷川平蔵。

言わずと知れた、池波正太郎の「鬼平犯科帳」。

 


 

あまりに、でき過ぎの遭遇!! このシルエットは・・・

 


 

「鬼の平蔵だ!!みな逃げろ!!」 盗賊の声が、聞こえたような。。。 

突然、小説の世界にタイムスリップ。思ってもみない、素敵な「出会い」でした。

東京の街は、江戸・近代を舞台とする、広大な歴史テーマパーク。ゆっくり、歩いてみたい。

 


 

夕暮れ時の東京駅の新幹線ホーム。この哀愁が、たまんない。

時間の合間を縫っての「東京・小さな旅」。

日比谷公園周辺の官庁街、ビジネス街、そこは無機質で、スーツが闊歩する街。

両国・下町は、作業着姿が行き交う、人の匂いのする町。

「鬼平」にも会えたし、にんまりの旅でした。


日比谷公園

2012-11-29 | ちょこっと旅・温泉

 

仕事で一泊二日の東京出張。地下鉄丸の内線霞ヶ関駅から、地上へ。

仕事前に少し時間があったので、近くの日比谷公園を、ちょっくら散策。

 


 

公園内は、紅葉真っ盛り。

大都会の紅葉を満喫できるとは、思いもよりませんでした。

 


 

田舎者の目には、都会の紅葉は洗練されてる風に映る。計算しつくされている? 

東北の山々の紅葉は、ダイナミックで、控えめで、純情で、頬を赤らめた乙女のようで・・。

 


 

歴史のあるレストラン「松本楼」。

名前は聞いたことある・・、一度、カレーかなんか食べたのは、ここ?

 


 

東京の史跡の多くは、「大江戸三百年」をなくして語れません。

 


 

今日の目的地は、日比谷公会堂。

昭和史の様々の舞台になったところ。

重鎮さと同時に、何故か、暗くて陰湿な雰囲気を感じてしまう。

 


 

口惜しいけど、ここに入ったことがない。ちょっと、嫉妬をおぼえる。

たくろう、かぐや姫たちが、熱いライブを繰り広げた「ヤオン」。 

  


 

大都会のスズメ、二羽。

柵の根元に、じーっとしていて、逃げない。夫婦?親子?

 


 

大都会東京の公園を巡るだけでも、とても楽しい旅になりそう。

一箇所の滞在時間が長くなる。何日、かかるだろう。

 


 

公園の周囲は、洗練されたビル群。

東京って、喧騒と静寂が調和した、とてもよく出来た街。

来るたびに、そう思います。


ブログ再開?

2012-11-28 | 暮らし・ジョギング

 

人のブログ閉鎖に感傷的になっていたら、今度は、こっちが閉鎖の危機?!

日がどんどん短くなり、季節が冬に向かう。ここの冬は、暗くていけません。

バイクもラン・シューズも出番なし。あらゆるモチベーションが、ダダ下がり。

 


 

かろうじてチビに翻弄されているうち、単調な日々にも、笑みが生まれます。

仕切り直しは、何度でも試みましょう。来年は「年男」だしな。