単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

とも千代さん

2015-08-28 | 暮らし・ジョギング

 

この人、知ってます。盛岡芸妓の「とも千代」さん。

昨日のA新聞の地方版「東北の女子力」に、彼女が取り上げられていました。

 


 

知っているといっても、彼女のブログを通しての話。

市井に暮らす人の盛岡を知りたくて、盛岡人を探していたら、彼女が現れた。

 


 

ひょんなことは重なる。先日届いた母校農学部の同窓会誌に、彼女の姿があった。

学部・学科の会合のほうは欠席がちですが、彼女が来るんだったら・・。

 


 

とも千代さんの盛岡は、八幡町をはじめ、中津川の南側。町屋風情が残る界隈。

貧乏学生とって、マンチョウ界隈は、物理的距離もそうだけど、金銭的にも遠かった。

卒業後、何度か盛岡を訪れているうち、この界隈が、 This is「盛岡」だと知った。

今年のOB会の翌朝、不来方城址・下の橋辺りをぶらついて、ここに迷い込んだ。

 


 

花街は今もって縁遠いけど、一度、この界隈に暮らしてみたいなあと思う。

内緒ですが、そん時は、やっぱり、ひとりがいい。

でも、話せば、きっと、「うれしい! どうぞ、ご自由に!」って言うだろな、あの人は。


一関支部

2015-08-23 | 暮らし・ジョギング

 

明け方に降ったんでしょうか。表に出てみると、路面が濡れていた。

そのせいか、朝だけでも、随分、涼しくなった。秋の風情・・とまではいかないけれど。

 


 

夏休みも終わり、早朝とはいえ、随分、人影が少なくなった鶴岡駅。 

上りの一番電車を待つ、リュックを背負った中高年が、ひとり・・、ふたり・・。

見るからに「せかせか」してる。もっと、ゆっくり旅すればいいのに。

 


 

農学部の同窓会誌と、秋のリーグ戦を知らせるラグビー部OB会からのハガキが届いた。

こういう繋がりっていいもんなんだと、この頃、よく思うようになった。

その矢先、「Oka、6日の開幕戦に来い。」というコン先輩からの電話。

 


 

昨年、勝つものと安心して観ていた東北大に、まさかの苦杯を飲まされた。

今年は、美味い酒を飲ましてよ。

ハガキには、宮城県支部のこともあった。若手のOBが、頑張ってますね。

コン先輩、ボク等も「一関支部」立ち上げませんか? 還暦越えばかりですけど。

先輩、鶴岡のボク、潟上のヤス、今年は、盛岡のオサムを加えて。構成が変ですかね?


とばっちり

2015-08-20 | 暮らし・ジョギング

 

一週間も「ゲボ・ゲボ、ゴホン!ゴホン!」されたんじゃあ、バカにも移るってえの!!

案の定、昨夜あたりから兆候が出て、今朝からダウン。

「熱はないですね・・」って話す先生に、「とってもだるいんです・・」と訴えた。

心配してくれるチビ。ん・・? お前の心配は、夕方の散歩のことかい? 

それはボクの仕事だって、あの人が言ってるから。何とかするから、心配するな。


会報「アカベゴ」

2015-08-14 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

「暑い、暑い!」と言っていても、季節は、きちんと、秋の準備をしています。

梢の先の葉っぱが、少し色づき始めています。

 


 

母校ラグビー部の会報に、この夏、八幡平でのSさん追悼試合の記事がありました。

コーチをしていたSさんに、四年生のN島が殴られたというエピソードは、笑える。

当日の懇親会でも、殴られた本人が話すのを、折れた肋骨を押さえながら聞いた。

「N島だったら、ありうる話。」と納得するところが、更に、可笑しさを増幅する。 

 


会報には、S御大も、古希を迎えるお仲間との再会について、寄稿されていた。

淡々と綴られた文章にふれ、強く感じてしまうのは、「オヤジ」がいない 寂しさ。

今秋のリーグ戦、水沢会場での母校の試合は、9/6の東北大を皮切りに三試合。

勝つ試合を観たいですよね、コン先輩。そうでないと、酒が、不味くなりますもんね。


Summertime

2015-08-08 | 趣味的音楽

 

猛暑の峠は越えたらしいけど、真夏日は、まだ、続きそう。

無神経に照りつける、強烈な陽射しの下で、♪♪ Summertime and the living is easy ~ ♪♪

 


 

ザ・ウォーカー・ブラザーズ(The Walker Brothers)は、洋楽人生で一番ハマったグループ。

この二枚組のアルバムは、高校の合格祝いに、親父から代金せしめて、購入したもの。

69年3月のことですが、この時、すでにグループは解散、それぞれ新たな道を歩んでいた。

 


 

詩的な雰囲気を醸し出す美声のスコット、ハスキーな歌声が渋い、大人の雰囲気を持つジョン。

個性的な二人のボーカリストによる彼らの音楽は、ボーカル・グループの王道を行く正統派。 

このLPで、初めて、「サマータイム(Summertime)」という楽曲を知りました。

言わずと知れた、ジョージ・ガーシュウィンのオペラ「ボギーとべス」の中の一曲。

スタンダード・ナンバーも数多くレパートリーとする 彼らでも、この曲は、異色だと思う。

 


 

元々は、彼らのセカンド・アルバム「ポートレート(Portrait)」に収められていたもの。

スコットとジョンが交互にソロを取り、二人の個性が存分に活きて、なお、抜群のハーモニー。

言葉では伝わらない。聴いてください。⇒ Summertime by The Walker Brothers 

 


 

「サマータイム(Summertime)」をウォーカーズで知ったというのは、ボクぐらいなもん。

バンド全盛のあの頃、この曲は、もう、ジャニスでしょう、ジャニス・ジョプリン。

 


 

女性ボーカリストとして、ジェファーソン・エアプレーンのグレース・スリックと人気を二分。

絞り出すような激しい彼女の声・魂は、そん所そこらの「衝撃的」とは、訳が違う。

ビリー・ホリデーに強く影響受けたという生きざまも、また、波乱万丈。

 


 

ビッグ・ブラザーとホールディングカンパニーとの共演のアルバム。

ソウルフルな感情が、シンプルに、ストレートに響く。⇒ Summertime by Janis 

 


 

最後は、ジャズ界の大御所、帝王「マイルス・デイヴィス 」。

ミュートを使った演奏は、驚くほど、淡々と、抑揚を押さえ、無情に・・・、もう、終わった。

 


 

ジャズというと、一家言を持つ評論家ばかりで、ボクなんかは、滅多な事が言えません。

雰囲気だけで聴き流すボクが言うのもなんですが、クールなんじゃないですか、彼って。

Summertime by Miles Davis

 


 

リビングから洩れてくる「マイルス」をじーっと聴いている、チビ。

少しは、クール になったかい?