単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

Eテレ!!

2016-01-25 | 暮らし・ジョギング

 

「気温5度。ものすごく寒いでーす。」って、短いスカートのお天気ねえちゃん。

こっち、来いや!! ごっついアノラック貸したろかあ?!!

東京ローカルならいざ知らず、全国ネットでやられたんじゃ、こっちはドッシラケ。

 


 

朝の情報番組に嫌気がさしたときは、「Eテレ」がお薦めです。

朝6:55「ゼロ・ロク・ゴー・ゴー」。たった五分間ですが、濃いんです、内容が。

番組HP⇒ http://www.nhk.or.jp/e0655/

 


 

番組のコーナーで一番ハマっているのが、「いぬのうた・ねこのうた」

視聴者から投稿された、飼い主さんとくつろぐいぬ・ねこの写真が、かわいい!!

いぬのうた⇒https://www.youtube.com/watch?v=Xq5Ljg8_myI

ねこのうた⇒https://www.youtube.com/watch?v=3nWhDsiC-qg

 


 

 

金曜日には、こんなキャラクターが出演します。興味が湧いてきたでしょう。観て!!

 


 

前後しますが、Eテレ6:45「にほんごであそぼう」も、秀逸な大人の番組です。

この二つの番組の制作スタッフって、ものすごく、スゴイと思います。

それから、7:00からの「シャッキーン」も、・・・キリがないから、やめよ。


だらしのない雪

2016-01-19 | 暮らし・ジョギング

 

随分、だらしのない雪だこと。

ジメジメししゃあ、イケません。ここは雪国なんですから。

 


 

この冬、初めて市街地でも除雪車が走った。

でも、明日の朝は、もう溶け始めていると思う。

 


 

「4週間で6回」は、妥当な目標だった。

左の膝とふくらはぎを痛めた。ここは焦らずに治すしかない・・な。


温泉情緒

2016-01-09 | ちょこっと旅・温泉

 

秋田県三種町の奥羽本線森岳駅。

着く直前まで、車窓には、広大な八郎潟の大干拓地帯が広がっていた。

 


 

「森岳温泉は油田探索中に見つかった」という話に期待が膨らみ、確かめねばと。

油田がらみは新潟や山形にもあり、強烈なアブラ臭を伴うマニアックな温泉が多い。

 


 

Yahoo地図には2.66キロ徒歩31分。「本当かあ?」と思いつつ、歩く。

田舎町にしては(ボクも田舎もん・・)、落ち着いた風情のある道。

 


 

突然、道端に「一里塚」が現れる。「江戸より百五十五里」。

今歩いているこの道、「羽州街道」の一部だったとあった。

 


 

この道は、圃場整備の時にでも改良したんでしょう。温泉はもう少し先。

例年通りのこの時季なら、歩けたもんじゃない。庄内人のボクだから想像できる。

 


 

健康保養センター森岳温泉「ゆうぱる」。

旅館ホテルの建つ中心地は、もうちょっと先。

 


 

木造り感たっぷりの館内。地元のみなさんで、結構、賑っている。

肝心の温泉は、「ここのお湯はいいんだよう。」と話すオジサンに免じて・・。

 


 

この辺りには、灌漑用(名産の「じゅんさい」かな?)の大きな溜め池が点在します。

 


 

期待したほどのアブラ臭もなかった。塩っぱい!といっても、それほど・・。

循環ろ過に塩素消毒となれば、しかたないかあ。それに、混んでたしなあ。

さあ、駅まで戻ろう。寒風が身に沁みてきた。少し悪寒がします。 

 


 

いつもは帰るだけですが、秋田駅あたりから悪寒が強くなり、たまらず、途中下車。

秋田県由利本荘市、羽越本線「岩城みなと」駅。

 


 

国道7号を挟んで、駅の真ん前にある「道の駅 岩城」。すぐ後ろは日本海。

温泉施設を併設しているので、冷えた身体に、暫し、暖を取ろうかと。

 


 

日本海側に多く見られる、褐色の塩っぱい温泉。ツーンとしたアブラ臭も少しします。

循環+塩素+加水、更に「ゆうぱる」以上の混雑。気持ちは、奈落の底へ。

 


 

三連休の初日で、雪がチラチラ降れば、みんな温泉に来るよね。そりゃ、混むよ。

電車の時刻まで一杯、また、一杯。売れ残りのイカとツブの固テ~こと!!

 


 

大鰐や鳴子と比べちゃ可哀想だけど、源泉・掛け流しより大切なのは、情緒。

そこに住む人の暮らしに溶け込んだ温泉町の「しっとり感」が、いい。

 


 

 

明日の1月10日が使用期限の「青春18きっぷ」本日で使い切りました。

12月11日、一関のコン先輩宅に行ったのが第一回、今日まで一か月間に五回の旅。

来るまで静かに電車を待つ、鈍行のローカル線・・、これも「情緒」ですかねえ。


大鰐で見つけたもの

2016-01-04 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

JR奥羽本線の大館駅。弘前・青森や、花輪線で八幡平・盛岡へ向かう乗換駅。

二十分ほどの待ち合せの間、途中下車。十数年振りかの再会。

 


 

ハチ公のふるさと。この銅像の型は、渋谷の「ハチ公」と同じなんだとか。

ここから、花輪線に乗り換え、湯瀬温泉で雪見風呂もいいけど、更に北へ。

 


 

秋田県最後の駅「陣場」。ここから、日景温泉・矢立温泉は、徒歩40分ほど。

18切符で何度も訪ねた名湯「日景温泉」が、一昨年の夏、廃業。残念!!

 


 

青森県大鰐温泉。冬の静かな温泉町の情緒を感じたくて、やってきました。

驚くほど雪が少ない。それで情緒が削がれるかといえば、そんなことはない。

 


 

駅から温泉街へのメイン・ストリート。初めて訪れたのは大学三年の秋

名古屋瑞穂の予選が弘前であった時、ボク等の宿はここにあった国鉄の保養所だった。

 


 

おっ!!あった、あった。平川に架かる橋の袂に建つ古い食堂。

社会人になって国体予選で訪れた時、岩手の諸先輩と食事をご一緒した。

 


 

おお!「太宰治」の雰囲気を十分にかもし出す、風格のある建物ですねえ。

津軽に来ると、つい、なんでもかんでも、「太宰」にくっ付けてしまう。

 


 

町の人に目当ての湯を尋ねると、「まだ、営業前。」代わりに紹介された「赤湯」。

共同浴場らしからぬ大きな建物に圧倒され、気後れしつつ、「立ち寄り湯ですが・・」

 


 

以前、訪れた「青柳会館」しかり、大鰐の共同浴場は「会館」の名のつくところが多い。

銭湯の他にも、食事や宴会、宿泊もできるサービス施設なのかもしれません。

 


 

ほのかに硫黄臭の混じった、いい香りがします。何の成分なんだろ。

大鰐は熱いという印象があったのですが、心地よい温かさ。いや、汗が噴き出てきた。

脱衣所にいた若い男性がいなくなると、上がるまでの三十分、ボクひとり。

 


 

「赤湯」を出ると、超湿った雪が激しく降っていて、溶けた雪がGパンを通す。

三時の電車時刻まで一時間。昼食を後回しにしていたので、駅前の食堂に飛び込んだ。

「元祖大鰐温泉もやしラーメン」、大鰐もやしは、温泉を利用した大鰐のソウル・フード。

 


 

入る前から、もう、煮干しスープのいい香り。これは間違いない。

この店の感じ、なんか、いいでしょう。これぞ、津軽ですねえ。

ボクも東北人、ある程度は理解できますが、店のご老人の津軽弁はいいとこ半分。

 


 

もやしを噛んで、まあ!ビックリ!。あくの強さ、「野性味」を感じます。

クセになる、間違いなく。これ食べたら、普通のもやしじゃ、物足りなくなる。

ただ、麺と一緒に食べると、歯触り・食味に勝るもやしのせいで、麺の食感が消えた。

頬ばる時の、麺ともやしのバランス、大事です。大鰐温泉もやし、恐るべし。

 


 

JR大鰐駅の横に建つ、弘南鉄道の駅舎。大鰐~中央弘前をつなぐ私鉄。

雪の駅舎を見た瞬間、ある記憶が、突然、フラッシュバック。

 


 

1974年11月3日、雪の朝。

この駅から電車に乗り、試合会場となった弘前の自衛隊グランドに向かった。 

逆転負け。そのあとボクは思いもかけない重圧に潰され、結局、そこまでだった。

 


 

試合のことは今でも先輩達と口にすることはあるけど、こんなにリアルに蘇るのは初めて。

大鰐が、ボクのラグビーの終焉の地であったことを、今、初めて認識した。

 


 

雪の駅舎には、あの時の時間が止まったままに漂う。

当時のままの仲間が、そこにいる。

 


 

帰りの電車には、悔恨の情を話す21歳のボクと、彼の話をじっと聞く今のボクがいた。

ねえ、キミ。 ボクは、もう、わかってしまっているけど、結局、弱かったんだよ、キミが。

 


 

ボクの中の何かの時間が、今も、ここで止まってしまっている。

みんなに、会いたい。