単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

木曽は山の中・・・Blue In The Rain

2022-06-30 | 趣味的音楽

 

♪木曽は山の中(Youtube) を初めて聴いたのは、盛岡での学生時代でした。

心象風景のような記憶では、深夜放送のラジオからその曲が静かに流れてきました。

一度聴いただけで、印象的な歌詞とメロディラインが、じーーんと心に沁みてきました。

どこで見つけたかは記憶にないけど、コード譜を切り取ってスクラップもしたんですよね。

 


 

苗字がボクんちの本家のある奈良の葛城と同じだあ・・・なんて思ったりもしてね。

その後、彼女の曲は聴かれなくなり、画像ですらまだ彼女の姿を見たことがありませんでした。

そして、突然、ボニータイラーの曲をカバーした「葛城ユキ」が現れた。ビックリした!

木曽の山の中で歌っていた人が、バリバリのカーリーヘアで現れたんだもんなあ。

 


 

いつ頃かは忘れましたが、レコード店で彼女の初アルバムを見つけたのは偶然のことでした。

木曽は山の中(レコード版:Youtube)」の世界を期待して購入したのですが・・・

針を落とした瞬間、オヤジ語ですけど、しびれましたねえ、しーっびれまくりましたあ!

♪Blue In The Rain  が特に好きです。是非聴いて下さい→→Youtube「Blue In The Rain 」

 


 

ボクが保有するレコードの数なんてたかが知れていますが、邦楽では一番好きなアルバムです。

ボヘミアーー~~ン!!って、シャウトする彼女とは少し印象が違うかもしれないけどね。

「寡黙」に初めて針を落とした時、「木曽は」とは別人だと思ったのは思慮不足でしたね。

改めて「寡黙」を聴き通してみて、思い直しました。

彼女は、独り山峡の湯につかり恵那の山を眺めるのが好きな、寡黙な人なんだよ。きっと。


フーテンの寅さん

2022-06-28 | 暮らし・ジョギング

 

九日ぶりに赤川堤を走りました。

間が空いたのは、時節柄の雨が続いたからという訳だけでもない。

 


 

久しぶりに、閑古鳥が居座っていた三代目んちに客人があったりして・・・・

以前、当ブログでも紹介した庄内藩士大山庄太夫のご子孫の方です。

今にも奥のほうからフーテンの寅さんが現れるような、今にない古さが好きなんだとか。

 


 

たまたま、客人が来たその日の夜、テレビ放送で「男はつらいよ」を観ました。

やっぱり、その時代がなつかしいですね。

寅さんというと、いの一番にボクは学生時代のラグビー部の先輩テラさんを思い出します。

 


 

先輩とは、高松の池に近いラグビーマンションでもう一人の先輩と三人で一年間暮らした。

寅さんが大好きで、三人分の晩飯を作りながら、寅さんの口上をよく真似ていたっけ。

「お前の話を聞いてずいぶん心配したぞ。戻っていてよかったよ。」

先輩が卒業した後、いろいろつまづいたボクにテラ先輩がかけてくれた言葉です。

 


 

一緒に暮らしていて、面倒くさいヤツだと知りながら、そっとしておいてくれました。

当時のあまりにもケツの青かった自分の行動に、いまでも気恥ずかしさと後悔がある。

テラ先輩はじめ、当時のフォワードのみんなって、どうしてあんなに優しかったんだろう。

だから一人でもこうやって続けてこれたんだと、今でもその幸運に感謝しています。


朝飯前にやることあるだろ

2022-06-18 | 犬との暮らし

 

早朝の散歩で、モズと遭遇した。

もっと近くでまじまじと鑑賞したいけど、それには専用の双眼鏡が必要なんでしょう。

でも、それが、なかなかねえ・・・・

 


 

遭遇した場所は市の保育園の裏庭。

内川沿いのこの辺りでは、色々な野鳥との出会いがあります。

 


 

ボクの野鳥観察に付き合ってもらうために連れてきたわけじゃないよ、チビ。

ここで降ろすから、さっさと朝のお勤めをしてしまいな。

 


 

さっさとしろと言うけどさあ・・・・

窮屈な籠につっこまれて連れてこられたんじゃあ、心の準備ができないよ。

第一、ここはどのあたりだい? 匂いはなんとなく記憶にあるけどさ。

 


 

もっと近くに馴染みのあるいい場所があるんじゃない・・・、あの公園辺りとかさあ。

そこだったら、辺りの様子はまだ記憶に残っているけど。

それに、ごめん。今はちょっと動きたくない気分なのよ。

 


 

クッキー姉さんも、チビも一緒に暮らしたチャチャ姉さんも、こんな時期はあったよ。

長く生きてりゃあ、あちこち具合悪くもなるよ。ボクもさあ・・・自然の成り行きだもん。

チビにその気がないんじゃあ、仕様がないな。帰って朝ご飯食べようぜ。

どうせ、もう気持ちはそっちのほうに行ってんだろ。


幸せの青い鳥

2022-06-14 | 暮らし・ジョギング

 

夕方6時を過ぎて、三代目んちの玄関先に聞き慣れない鳥の声が甲高く響いた。

街路灯のてっぺん、いたあっ! 一週間ほど前に、ここの隣んちの屋根で見かけたヤツだ。

 


 

カメラ片手に二階へ駆けあがる・・・逃げないでくれ!そこで待っていてね!

カメラを動かないよう窓枠で支え、めいっぱいズームアップして撮った。

背中はくすんだ青色、お腹は赤錆のような赤色・・・、あん時の鳥だよ。

 


 

あん時は写真に撮れず、観た印象を頼りにネットで検索したら・・・ヒヨドリ???

ヒヨドリがこんなに色鮮やかなはずがないと思っていたけど、今回、はっきりそれと知った。

 


 

一昨年の秋、内川堤でヒヨドリを初めて写真に収め、ブログで紹介したのがこれ。

その時、ネットで照会した時のヒヨドリのお腹は赤くなかったんですよねえ。

今回調べたら、お腹の「赤」とともに、「幸せの青い鳥」という形容も多くありました。

そうかあ、だったら・・・、もう少しだけ、幸せにしてもらおうかな。


味を占める

2022-06-13 | 犬との暮らし

 

チビが数日前から急に散歩を嫌がるようになり、外に出ても自ら動こうとしません。

白内障の進行で視力が相当に落ちていることもありますが、それにしても突然です。

それと同時に右目が涙目になり閉じていることが多いのも気になり、獣医さんのもとへ。

 


 

涙目の原因は結膜炎のような炎症を起こしていることが多いんだそうです。

また目を閉じているのは痛みを感じている可能性があるとのこと。

診察の結果、右の角膜に二か所、なんらかの炎症が確認できました。

原因が不明なので、抗生物質と角膜保護の二種類の点眼剤を処方してもらいました。

 


 

白内障のせいと決めつけずに、きちんと診てもらって助かったね。

左目には先天性の所謂ドライアイの障害もあり、ずーっと免疫抑制剤を点眼しています。

炎症さえ治ったら、ボクのリードを信じて、また前のように歩いてくれるかい。

それとも、自転車の籠のほうが楽でいいかあ・・・もう味を占めたからなあ。


ちょうだいと言われてもねえ

2022-06-11 | 犬との暮らし

 

すっかりキミに覚えられてしまったようだね。

これはうちのチビのおやつのため、わざわざ塩抜きした煮干しなんだぜ。

 


 

ちょっと待って。今、本人呼んでくるから。

逃げなくてもいいよ。ほら、もらってもいいか、本人に訊いてみな。

 


 

ボクは分けてあげてもいいと思っているけど、そうするとまた来るだろう。

それじゃあ困るんだよ。だって、うちのカミさんがねえ・・・・わかってくれよ。

それから、さっきは驚かせてごめんよ。

でも、チビにはキミがよく見えていなかったと思うよ。


くちなしの花の香り

2022-06-08 | 暮らし・ジョギング

 

両肩を痛めて以来休止していたジョギングを一週間ぶりに再開しました。

ボクの筋トレは器具を使わない自重トレーニングですが、それすらも休止していました。

腕立てを除けば、走ることも腹筋もスクワットも出来たんですが、心が折れてたからねえ。

 


 

去年の今頃、ここで知ったヤマボウシには、今年も可憐な花が咲いていました。

肩痛を言い訳にサボっていた身としては、真面目なヤマボウシに頭が下がります。

 


 

羽黒橋を渡っている時、ボクを先導するように一羽のスズメがずーーっと付いてきました。

おいおい、ボクは舌切り雀に出てくる「いいお爺さん」じゃねえよ・・・なんてネ。

 


 

梅雨入りしたのかどうか分かりませんが、このところ雨がちの肌寒い日が続いています。

ゆっくりゆっくり走りながら、これからはもうこの走り方でいいんじゃないとも考えました。

でもねえーー、もうちょっと頑張れるよねえ。

 


 

内川堤にも白い花をつけた木が一本植えてあります。

クチナシかなあと思って、花に鼻をくっつけて香ってみたのですが・・・・

♪ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまでついてくる・・・ほど強い香りじゃない。

でも、渡哲也さんが好みそうな、微かな品のあるいい香りはしましたけど。


ロキソニン

2022-06-04 | 暮らし・ジョギング

 

旬を過ぎた白いマーガレットの中に、鮮やかな橙色の・・・、これもマーガレットですか?

反対側の歩道に咲いている花から、種子だけが風に飛ばされてきたんでしょうかねえ。

 


 

今、花を愛でる気分じゃない。チビのリードさえ持つことが出来ないほど弱り切っている。

痛みというものがこんなに体力と気力を消耗させるものだとは・・・、

チビよ、お家はすぐそこだから、もういいだろ。

 


 

肩、上腕、胸のこの辺り、しかも両側が一昨日から痛み出し、昨日は痛みのピークだった。

以前、整形外科で処方してもらったロキソニンを服用し急場をしのいだものの・・・

ジッとしていても痛いし、脇の下を開いて上腕を動かそうとすると激痛!!が走る。

炎症のせいか、風邪のようなダルさを覚え、立っているのも辛く感じるほどですよ。

 


 

痛めた原因は、情けないけど「年寄りの冷や水」と言われて仕方のないようなことです。

手元の二錠は服用してしまったので、薬が効いているうちにと近くの薬局に行った。

店の薬剤師の方が、医療機関で処方するものと同じものだと言っていた。

ついでに、最近、無性に甘いものが欲しくなることが多いので、甘いお菓子も少々。

多少痛くても、やればできるもんだからやっちゃうんですよねえ・・・、懲りないバカです。


戸惑いから見えてきたこと

2022-06-01 | 暮らし・ジョギング

 

今日から始まる六月は、ボクの誕生月。

そして、これからの一年は、60代最後の一年になるんだよねえ・・・

 


 

朝の散歩で、そのことをチビに問いかけたり、自分でも思いを巡らしてみたけど・・・

なーーんも浮かんでこないし、むしろ何の思いもないことに戸惑いを覚える。

言いたかないけど、いつの間にか、もうこんな歳に・・・という思いだけはあるけれど。

 


 

60代最後の一年・・・、ジョギング中にもそのフレーズが付いて回る。

膝や足首の関節から、コキコキという音が聞こえてくるってかあ。

60代最後の一年なんてことに、何の意味もないよ。

強いて話に乗っかれば、次の十年のために、この一年間もしっかり走るってことだよ。

 


 

ボクのOBジャージの背番号80の「8」は、大学時代のポジションナンバー。

「80」にしたのは、80歳まではボールを追っかけたいという思いがあったから。

コン先輩の背番号にも大学時代のポジションの「5」とそして「8」が付いていますね。

あの時ボクは、先輩の「8」を複雑な思いで観ていたけど、それが今に繋がっている。

あれーーえ? 色々思いを巡らしていたら、今のポジションがなんとなく見えてきたよ。