シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

カヤック釣りで大事なこと。

2008年06月12日 | 雑記
 スキー場は客商売。初心者コースとかが解り、イキナリ上級者コースに入ってしまう失敗はない。

 カヤック釣りでは、それが解らない。

 瀬戸内海って、安全なイメージがある。釣り船の出撃率も高いし。
 私の場合は、車で近く、そこそこの魚が期待できるところとして、大阪と和歌山の境目の加太で始めた。
 でも、オカッパリでルアーを投げる延長には、ほど遠い世界でした。

 潮に逆らうと、向かい風でもないのに、後退する。 
 ラインシステムを直すうちに、キロ単位で連れて行かれる。
 パドルからロッドに持ち帰ると同時に、景色が流れる。
 自分が潮や風で動き倒すので、根掛かりし倒す。 

 岸から目の前50mで、こうなります。
 漕ぐだけは割りと平気。でも、パドルを離すと別世界。

 釣り時間は、全体の1/10ないかも知れない。根掛かり等のトラブル1つで、ポイントにえっちら逆らって帰る行為を含めて、どーんとタイムと体力をロス。
もう、自分で何をしているのか、解らなくなる。

 はっきり言って、田倉崎以北は、動力船の世界です。

 これが、中紀あたりになると、そこそこ流されるので、釣り時間は体感ですが1/2。ただ、午後から風で撤収が多いので、海上平均6時間。実質3時間。

 日本海では、潮の影響は個人的にはかなり小さい。流しがトロイので、戻りも速い。体感では3/4。夏場は午後、風が落ちるので、10時間以上海上に浮ける。
実質の釣り時間は、7.5時間。

 自分は流し釣りだけど、アンカーで固定する場合は、この実時間は拡大する。
ただ、中紀以南は、船や波の影響で、湾奥以外は危ない場合が多い。

 海上に浮ける時間のうち、実質の釣りが出来る時間を考える必要があります。
 参考は、そのエリアの釣り船の時間を見るのが良いでしょう。


 それよりも大事なことは、くたくたにならないこと。

 高速代気にして、早起き、海に出たらエンジン付ゴムボと同じぐらいの時間、釣りをして、一人で片付けて、帰りも高速代気にして半分地道・・。
 
 最大の危険は、帰り道にあり。です。

 やっぱり私は、重役出航。