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◆石原良純VS玉川徹氏、エネルギー政策めぐり大論争「原発再稼働ってだめですかね」反論の応酬

2023年11月06日 18時27分21秒 | ●YAMACHANの雑記帳

元テレビ朝日社員の玉川徹氏と俳優石原良純が6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演した際、世界で続く気候変動を受けたエネルギー政策のあり方をめぐって、大激論となった。

同番組はこの日、世界で起きている異常気象の実態を詳細に解説。今年の冬は8年ぶりに「スーパーエルニーニョ」の発生が予測され、さらなる異常気象が懸念されるとして、気象学を専門とする三重大大学院の立花義裕教授の分析を交えながら議論が進んだ。

特集終盤で、気象予報士の資格も持つ良純は「気候変動というのは経済や政治など人の暮らしを根本的に変えてしまう。そう考えた時、例えば今、日本にはエネルギーがない。他国のことより日本の食料のことを考えた時、これから食料は買わなきゃいけないし、取り合いになる。そのためにはお金を蓄えていかないといけない。今の日本の経済状況を考えると、そういう中で何ができるのか」と語った上で「玉川さんに聞きたいんだけど、原発再稼働ってだめですかね」と、持論を問いかけた。これに玉川氏は「今、エネルギーがないとおっしゃったけど、再生エネルギーは自給のエネルギーですよ」と反論した。

良純は「再生可能エネルギーって、それでは足りないじゃないですか」と指摘すると玉川氏は「足りなくないですよ。ポテンシャル(潜在能力)はありますよ」と、再び反論。良純は「ポテンシャルとか言っていないで、3年、5年後までになんとかしないといけない」と訴えた。

この意見に玉川氏は「なんでそんなに、近視眼的に見るんですか。この話は10年、20年、30年(先を考える)話だと思う」と述べたが、良純は「僕は違うと思う」と主張。玉川氏は「むしろそれより、今までは安いから海外から買ってこられたエネルギーや食料も、安くないということになれば、国内で生産するという方向に、やっと行く可能性がある。食料もエネルギーも国内でなんとかしましょうという方向に、やっと進んでいくんじゃないかと。それは期待できると思う」と持論を述べた。

一方、元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏に「過渡期のエネルギーとして、誰もいいエネルギーとは思っていないけれど原発をどうするかという話ですが、10年単位となると自然エネルギーは間に合うんですか」と問われた玉川氏は「今まで間に合わせようとしなかった結果が、こうなっていると考えなきゃいけない」と述べたが、良純は「『今まで』はいいですよ。先の話をしないと」と指摘。すると玉川氏は「常にその論理なんですよ。今までやらなかったことをしょうがない、過去のことだからという論理で今までずっときているのが最大の問題だ。これは5年後でも10年後でも繰り返しますよ」と訴えたが、そのさなかに良純は「最大の問題は、これから先です。反省は後に立って…」と主張していると、今度は玉川氏が良純の話している途中で「先に反省しなきゃだめでしょ」と、良純の顔を見て反論した。

2人の論争に立花教授が割って入る形で「いろんな意見はあると思うが、まずは全国民が意識を高めることが大事。意識が低い人は今の議論にも興味がない。もっと議論をしてほしい」「どちらがいいかは置いておいて、日本の方は意識が低すぎる。今すぐになんとかしないといけない。どうするかはいろんな議論があると思うが、まずは意識を上げることです」と、気候変動問題に関心を持つよう切実に訴えた。


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