フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

hana花咲いていた

2011-03-02 15:20:48 | Weblog
日本の里山は、政府の土建偏重政策でコンクリート詰めにされて森は分けの分からない林道とやらで分断され山村に金が下りると言う名目で誰も文句が言えない国にしてしまったからかつては日本の自然と歴史と文化に憧れて日本を訪れていた外国人観光客は来なくなり外人でさえ住みたいと思わない国に成り下がった。それでもまだ開発だとのたまう政治家がいる。信じられない思いで彼らを見ている自分には、力がない。あのアメリカでさえ、環境保護のためにダム建設は中止し既存のダムすら取り壊そうとしているのにこの国は、まだ、ダムを作ろうとしている。もうここらで止めなくては取り返しがつかなくなる。諫早湾干拓でムツゴロウからシオマネキなど多くの生物を殺して反対するモンには金をばら撒き水門を閉めて農地を確保したけど人口減少で農民がいなくなるのは、少子化傾向で分かっていたはずなのに国土交通省の役人どもは、「俺の知ったことか」と何百億もの税金を湯水のごとく使ってやってしまい裁判で負けると「オラしらねぇ」とダンマリ決め込んで退職金を夢見てのうのうと今日も出勤している。そんなことは、おいといて公園では何桜だろう、満開に咲いて日本人のもつ自然への幻想を満足させてくれる。


もう四季のある美しい日本はないのに・・・と思って帰ってくると無造作にプランターに挿していた沈丁花が花を咲かせていい香りが漂ってくる。


この里山の自然と文化を守らないで何が日本か。


・・・・とフィガロも言っている。
コメント
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