フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

フランスの日本原発事故情報

2011-03-23 09:06:58 | Weblog
フランスの新聞での福島原発事故の情報は、悲観的です。もちろん、自分のフランス語レベルは初心者レベルで詳しいところまでは読めませんがそれでもアメリカの新聞より暗い報道であるということは分かる。フランスは、原発数58基で世界第2位で国内電気供給率の80%を原発で賄っている、いわば、原発大国なんだ。それが、安全と信じられていた日本の原発での事故であり相当ショックだったらしい。それで、修復作業の経過効果にも否定的で深刻な論調なんだろうか。イギリスやドイツみたいにすぐ運転中止点検とできないのも依存率があまりにも高すぎるからか。だからかもしれないけど、一方では日本の新聞より詳しいこともある。日曜日の物語「日本の原発大事故」という特集では、日曜の昼間あったことが、時系列で掲載されていた。日曜の朝、冷却放水が開始された。でも、元には、戻らなかったデ始まり、時間ごとの出来事を写真入りで掲載していた。日本では、あまり見かけない手法で珍しく感じた。それだけ、感心の高さを窺わせた。勿論、トップは、リビア情勢だけど。割と、楽観的、好意的に書いているアメリカの新聞でも福島原発第1は、メインテナンス時古くて危険との情報があがっていたが、原子力委員会は、(これが、東電を意味するのか、安全委員会を意味するのか分からない)10年間は、大丈夫との判定を下し稼動させたとあった。これから、事故が収束していくにつれ真実が、白日に晒されていくのだろう。その時、原発を止めるか、推進するか議論されるだろう。相手が、放射能だけに髪の毛が抜けるほど考えなければならない。
コメント
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