今日、流れたニュースによれば、日本の国力はドイツに抜かれ、世界第四位に下落したという。一時は世界第二位の経済大国と呼ばれた我が国も、今や四位か…と、ついつい老齢の私などは肩を落としてしまう訳だ。別に私がガックリ! と肩を落とすことでもないのだろうが…。^^
穴吹は、美味しいウナギが食べられない物価高を怒っていた。怒ったところで、物価高が緩和されず、国力が強くなる・・という筋合いの話でもないのだが、怒れていたのである。^^ だが、怒っている間に穴吹は、ふと、あることに気づいた。それは、国力が落ちた原因である。
『そうかっ! 国民一人一人が豊かさの有難みを忘れたからだ…』
穴吹は、昭和三十年代の物資が少なかった時代を思い出した。あの頃は、皆が必死に支え合い、国を豊かにしようと頑張っていた…と穴吹は思ったのである。
穴吹さんが思われたように、豊かさの有難みを真摯(しんし)に国民一人一人が、もう一度、考え、ポイ捨てを無くせば、国力は回復するかも知れませんね。^^
完