格差・・この問題は、世界の国々で大きな問題となっている一大事だ。生まれたときは誰も同じ姿で生まれてくるはずが、生まれた瞬間から誰もが格差という洗礼を受けることになるのは疑問だ。裕福な境遇に生まれられればまだしも、ユニセフの世話にならねばならない貧困層に生まれでもすれば、これはもう格差どころの話ではなくなり、命の危機として一大事どころか大きな社会問題となる。しかし、現在の世界各国は、確実にこの格差社会を歩み続けているのである。こんなことを気楽に書いている私は、まだ喜べる身の上で、神仏の前で平伏(ひれふ)さねばならないのかも知れない。まっ! そこまではしなくていいっ! 家の掃除でもしなさいっ! と、神仏は言われるだろうが…。^^
受験が迫ったとある有名高の校門である。二人の生徒が話しながら出てきた。
「いや! そりゃいい大学を出ないと、出世で格差がつくぜっ!」
「格差なんて、どぉ~~ってことないじゃん! 健康で平凡に生きていけりゃ、俺はそれで十分っ!」
「明星のように出世したくねぇ~のかよっ!?」
「出世!? 出世なんて肩が凝(こ)るだけさっ! 馬鹿だよ、やめときなっ! ははは…」
「そうかなぁ~? 格差社会を生きるなら、出世した方がいいと思うけどな…」
「久しぶりに意見が分かれたなっ!」
「ははは…だなっ! まっ! 頑張れやっ!」
「ああ、お前もなっ!」
二人は最高ランクと最低ランクの大学を志望していた。
その後の二人の人生に、どのような格差が起きたか? は、読者の皆さんのご想像にお任せしたい。ただ一つ言えることは、格差には、変化する・・という疑問の未来が付き纏(まと)っていることである。^^
※ 懐かしいところで、雑誌の平凡と明星を掛けてみました。^^
完
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