私は高校時代陸上部でした。全国的にサッカーと陸上は日本一のレベルでした。私は高校新記録を作った事から東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれました。それから私は人気者になって生徒会副会長に選ばれて自らの希望で放送部のキャプテンになり陸上部と二足のわらじを履きました。毎日昼食時に校内放送をしました。ディスクジョッキーです。
近隣の主婦からの手紙。親切にしてくれた男性生徒へのお礼の手紙を読んでからクラックを流す。また、私のミニドラマを流したり詩や言葉のあとにクラックを流していました。ある日、校長室に呼ばれました。「今日の放送に涙した。ありがとう」でした。
それから30年がたちました。私はドイツのワイン会社に転職しました。敗戦国同士の日本にフランスワインに追いつくようにと採用されました。全国にランダムに電話していました。すると、「あんた遠藤君?」はい。あなたの声は毎日聞かされていたから忘れない。高校の同級生でした。奇跡です。こんなことあるのですね。私の詩や言葉が好きだった…。
ありがたく思いました。
「庭に花
食物に香辛料
着物に宝石
空に星
言葉に諺」
(イスラエルの諺)
人の心をとらえ生きる為に必要なもの。
私なら
「庭に苔
食物に愛情
着物に笑顔
空に月
言葉に体験談」
とするだろう。