中国の古典で作者不詳の言葉に
「生年(せいねん)は百に満たず常に千歳(せんざい)の憂(うれ)いを懐(いだ)く。昼は短く夜の長きに苦しむ何ぞ燭(しょく)をとって遊ばざる。」
生きられるのはせいぜい百年に過ぎない。それなのに千年先のことまでも心配している。
昼は短く、悶々とする夜は長い。いっそのこと、灯りをつけて、夜通し遊ぼうではないか。不安や苦しみで寝つかれない夜はあるものだ。眠れない夜は、暗いことではない、明るいことを考えればよい。誰にもあるものです。不安や苦しみ。それが、人生なのです。だから、そんな時こそ遊んだり、楽しいことを考えていれば乗りきれるものだという意味です。
振り返ってみても食うこともできない幾多の苦難も今では懐かしく思えるものです。皆様の力になりますように。