今日は、シャンパンのパイオニアと呼ばれている、ドンペリ(ドン・ピエール・ペリニヨン)について話したいと思います。多少脚色しますが。1639年に生まれ。19歳の時に、ヴェネディクトの修道者になりました。
29歳の時に、オーヴィレール修道院の酒蔵係に任命されたのです。
ある時、王様が新しい酒が欲しい!とつぶやきました。彼は私に造らせて下さいと進言したのです。王様は了解したのですが、民の税金を使うのだから、出来なければ打ち首ものだ、それでもよいか?彼は実は目が悪くなる病気をもっていました。目が見える内に新しい酒を造りたいと願っていたので、覚悟はできていますと答えました。彼はまだ誰もしたことがない、古い甘口の酒と、今年の酸っぱい味がする新酒をブレンドする事を試みました。すると、古い酒の発酵が進んで、瓶が
バーン!と割れてしまいました。彼は、その瓶の残りを飲んでみました。その味と香りは星が降るような輝きを放ったのです。王様はその酒に驚き、素晴らしい酒だ!と笑い出しました。その姿を見たのが最後に彼は盲目の人になってしまったのです。王様はそれを見て感動して、その酒に彼の名をつけたのです。そのワインが『ドンペリ』です。
何もないところから、新しい物が生まれる事を『ドンペリニヨン』という言葉ができたと言います。言葉の語源は面白いですね。
挑戦しなければ何も生まれないのです。
プラス思考で挑戦しましょう。