29日、女房が退院した。
朝、迎えに行き主治医と面談した。
今回入院の経緯説明と今後の対応についての話だった。
原因は元気になった女房に沢山食べさせた私にあったようだ。
手術後一ヶ月くらいは食事療法を守っていた。
しかし、その後は本人も調子よさそうなので色々作って食べさせた。
久し振りに鰻まで食べさせたが、食べてはいけないリストにあった。
繊維質の食べ物、脂の多い食べ物、刺激の強い食べ物。
こうした物を徐々に解禁して食べさせていた。
女房も食欲があり、よく食べた。
大腸を二度も切除した人には酷だったようだ。
今後の治療方針に新しい治療方法の説明があった。
今回の病変が遺伝子由来であることが判明した。
がんに対する新しい治療法として最近一般治療として認められた方法だ。
実は化学療法を始めるときにこの検査をして良いかどうかを問われた。
もちろん承諾して手術の時の検体を用いて検査をした。
その結果が出たのだ。
但し、これには一つの問題がある。
一般治療とは言え、治療費が格段に高いのだ。
そうは言っても高額療養費制度を利用すれば還付金もある。
出費は嵩むけれども3年間の心棒だ。
保険の適用も確認はするが、基本的には治療させたい。