最近はコロナの影に隠れて議論が遠のいた。
リニア新幹線に関してのニュースは大手4建設会社の談合話。
品川駅は深い地下駅になるからどのみち大手のみが入札するのだろう。
今度は何処に受注させようという談合だろうが、中堅はたまらない。
今朝の新聞にJR東海金子社長の定例記者会見が記事になっていた。
「国土交通省専門会議の専門家はどうすれば流域住民に安心して貰えるか
を頭に置いて議論している」と強調したとある。
ちょっと待て。
その前にすべきことがあるだろう。
『どうすれば安心して貰えるか』ではなく、『安心かどうか』を明確にせよ。
今までの情報からだけでは『安心』は遠い。
『不安』だけが見えてくる。
水量・水質問題、自然破壊問題。
どれを採ってみても良い方向になる見込みは無い。
『影響が少ない』ではなく、『どうなる』かを示して欲しい。
トンネル工事では今まで多くの地域が泣いてきた。
水資源が途絶え村ごと移転した地域もある。
今度の工事はその比ではない。
百万人の生活と命が掛かっているのだ。