つまがリズム

きままな、ひとりごと

2020年人口知能時代 僕たちの幸せな働き方 (1)

2017年07月03日 | 本と雑誌
平成29年7月3日(月)

『2020年人口知能時代 僕たちの幸せな働き方』
藤野貴教 著
を、読んでメモ
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○なぜAIは急激に進化したのか?
  AIが目をもった(冷蔵庫にあるのが、「玉ねぎ」か「キャベツ」かを自動で判別できるようになった。
  それを可能にしたのは「ディープラーニング」というテクノロジー。

  (今まで)玉ねぎの特徴を人が「ルール」として事前にプログラムした(ルールベース)
     ↓
  (2012~2014年頃)大量の玉ねぎの画像をコンピュータにみせていくと
   「こういう特徴がある場合は玉ねぎである可能性が高い」ということを
   自動的に認識できるようになった。

○AIの育て方
  ①AIに「入力」と「出力」の絵をみせて学習させる。
  ②すると、学習後に・・・
   見たことのないものをも判別できる確率が高くなる。

  このようにAIを育てていくためのデータを「教師データ」と呼ぶ。
  教師データの質が高ければ「賢いAIになる。

○銀行の融資担当者の仕事が、どのようにAIに置き換えられるか?
 置き換えられる仕事=「与信(お金を貸してよいかを調査判断する)」
 ネット上の保管された顔のデータ・名前のデータと顔認証技術とで、
 「その顔は△△さんである」と認識する。
 

○シンギュラリティ(Singularity)というのは、特異点と いう意味。
コンピュータ技術や生命科学などの進歩、発展 によって、2045年頃に技術的な特異点が生じ、
 これま での世界とはまったく異なる、不連続な世界がやってく る、と予測されている。

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消費税のそもそも、論

2014年05月12日 | 本と雑誌

平成26年5月12日(月)

『あなたの知らない日本経済のカラクリ』
岩本沙弓 著

岩本さんと次の4名の先生方との対談集
1章 公平を歌う消費税の’不公平’な実像  (湖東京至) 
2章 驚くほど低い巨大企業の法人税額  (富岡幸雄)
3章 今、日本は米国といかに向き合うべきか (孫崎 享)
4章 経済に翻弄されないために必要な力 (堀 茂樹)
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(メモ)~消費税~
◎『消費税』を外国に説明するときには、「付加価値税が日本にもあって、それには別の名前が冠せられている」と説明しなければならない。「消費税」を直訳した「コンサンプション・タックス」は、タバコ税やガソリン税など、消費にかかる税金のことを示すので別の意味になる。

◎『付加価値税』を最初に考えたのは、シャウプ勧告で有名なカール・シャウプ。彼が占領下の日本に導入したいと考えた「付加価値税」は、仕組みが消費税とよく似ている。しかし、シャウプ案では、法人事業税に変えて導入するもので、直接税であった。

◎シャウプ案は1950年に国会に提出された。
   国会で一旦成立したものの、店晒しになった挙句、1954年に廃案になる。
 同じ年にフランスで、付加価値税という同じ名前の税金(こちらは間接税)が導入された。
  ↓
  フランス政府は輸出企業に対して補助金を出していたが、1948年に締結されたGATTにより補助金を出せなくなった。 そこでフランスが考えたのが、本来直接税である付加価値税を、間接税に仕立てて導入することだった。(輸出還付金)

 

 

 


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