つまがリズム

きままな、ひとりごと

常岡浩介さん講演メモ(5)

2015年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
平成27年5月23日(土)

テーマ「人質事件と集団的自衛権~ジャーナリストが見た中東~」
講演者 常岡浩介さん
を、聴講したメモ。

「この件に対する日本政府の対応」を記載わすれていました。

(湯川さん救出のため)
「イスラム国」と「シリア国民連合」とは交戦中である。
日本政府は、「シリア国民連合」に接触した。
シリア国民連合は、イスラム国に捕虜交換(湯川さんをトップに指定)を申し出た。
捕虜交換に対してイスラム国の反応はなかった。

常岡さん「湯川さんを交換要員トップにできたことはスゴイと思う。
しかし、この作戦は、戦闘が行き詰まった時なら有効かもしれないが、交戦まっさい中に捕虜交換はしないだろう。」

(後藤さん救出のため)
日本政府はヨルダンに助けを求めた。

常岡さん「ヨルダンに接触した時点で、終わりです。」

*****************************************
ちなみに、トルコの対応

トルコは支援国には名を連ねているけれども、イスラム国と交戦は一切していない。
イスラム国は、石油の売りさばきに関して、トルコの密売組織と取引している。
トルコは政府は、自国の密売組織を摘発したりすることで、間接的にイスラム国に圧力を与えている。

トルコ人でイスラム国に殺害された人はいない。


記載について、間違いや勘違いがあったらゴメンなさい。

終わり



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常岡浩介さん講演メモ(番外編)

2015年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
平成27年5月23日(土)

テーマ「人質事件と集団的自衛権~ジャーナリストが見た中東~」
講演者 常岡浩介さん
を、聴講したメモ。

あのタイミングでの、安倍首相「イスラム国に対抗するための支援金」スピーチは、
何らかの意図があったのか、と勘繰っていたけれども・・・

忘れていただけだったとしたら・・・

国民はホトト・・ですね。


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常岡浩介さん講演メモ(4)

2015年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
平成27年5月23日(土)

テーマ「人質事件と集団的自衛権~ジャーナリストが見た中東~」
講演者 常岡浩介さん
を、聴講したメモ。

(常岡さんご本人の事件など)

平成26年10月6日 北大生の私戦予備陰謀事件に関する関係先として警視庁公安外事三課から家宅捜索され、ビデオカメラ、パソコンなど62点を押収された。
その際、参考人として出頭要請があったが、「違法捜査に協力できない」として拒否した。

11月11日 公安外事三課携帯電話に電話があり「私戦予備陰謀で参考人から被疑者になった」と説明あり、
「出頭を要請します」と言われた。
「弁護士に相談して答える」として、その後、再度電話があった際に「違法捜査に協力できない」として要請を断った。

その後、今日まで連絡ない。

「私戦予備陰謀」について。
法が想定している「予備行為」とは武器を集めることや、私的に外国を攻撃すること。この法律は100年以上まえにできて、薩長時代に、薩摩軍や長州軍が勝手に英国と交戦した事例を想定しているといわれる。

「学生が航空券を買った」という事実は当てはまらないのではないか。
過去に日本人が外国で義勇軍になったり、傭兵として活動した例は枚挙にいとまないのに、いづれも93条は適用されていない。
北大生の場合だけ適用するのは法の下の公平を踏みにじっている。

・・・イスラム国の情報を(家宅捜索で)入手するために、北大生事件をでっちあげたのではなかろうか。

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常岡浩介さん講演メモ(3)

2015年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
平成27年5月23日(土)

テーマ「人質事件と集団的自衛権~ジャーナリストが見た中東~」
講演者 常岡浩介さん
を、聴講したメモ。

湯川さんについて

○湯川さんはミステリアスなところがあるのか、聴講者から質問がありました。
それに対して。

湯川さんは田母神敏雄氏や自民党国会議員のA氏と関係が深く、依頼してスパイ活動をしたような報道がある。しかし、私が知っている限りでは、湯川さんは、経験を積むためにイスラム国に行ったようだ。
軍事能力もまだ低く、英語もしゃべれなかった。田母神さんや自民党国会議員のA氏には、むしろ湯川さんから接触していったようで、深い関係ではなかったと思う。

○「同じ殺害されたとしても、湯川さんと後藤さんで日本のマスコミの扱いが違うことについて」

一般論として、どんな人であっても、裁判もなしに一方的に殺されることがあってはいけない。
国は国民を見捨ててはいけない。
「湯川さんは自業自得だ」と国民が言い出したら、政府は救出努力を怠り、次はあなたが見捨てられるかもしれませんよ。
マスコミは、後藤さんのことを放映すれば数字がとれるから、エスカレートして後藤さんを放映しているだけ。
数字が重視される世界ですから・・

○日本人2人の殺害は大変な事件だけれども、彼らは自分の意志で出かけたので覚悟はあったはず。
それよりも問題なのは、戦闘により多くの国民が殺されている事実。

世界のマスコミ、例えばアメリカの大手マスコミは、イスラム国に入り、現状を報道している。
それに対して日本のマスコミは、シリア軍にパスポートを出してもらい、シリアベースの報道しかしていない。
(簡単な、おざなりの報道しかしていない、ということか・・・私の意見)それでは偏った報道しかできない。

私(常岡)は、イスラム国にルートをつくりレポートしたものを、日本の大手マスコミに売込に行ったが、買ってくれるところはなかった。



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常岡浩介さん講演メモ(2)

2015年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
平成27年5月23日(土)

テーマ「人質事件と集団的自衛権~ジャーナリストが見た中東~」
講演者 常岡浩介さん
を、聴講したメモ。

(湯川さん事件メモ)

(1)スパイなら即刻殺害であるところを、(当初)湯川さんは殺害されなかった。

(2)人質に対しては身代金を要求するところを、湯川さんに対して当初は身代金要求はなかった。

(3)身代金要求は、実は(水面下では)12月ごろに始まった。

(4)なので、1月17日の安倍首相の「イスラム国と戦う国を支援する」スピーチと直接関係はない。
   (なぜ安倍首相があのようなスピーチをしたかであるが、人質のことをすっかり忘れていたらしい)

(5)以上から、
   ①イスラム国は、湯川さんを殺害するつもりはなかった。

   ②イスラム国と戦う「解放戦線の分裂化」を図るために、人質の扱いに「差」をつけようと
    したのではないか。裁判を開いて、釈放して、報道させ、それを宣伝に利用しようと考えていたと
    思われる。(しかし、その計画が④の警視庁の妨害によって失敗したために、方針を撤回して、
    身代金要求とみせしめ処刑に計画変更したのではないか)

   ③日本は、解放戦線には入っているが戦闘に加わっていない。
    なので、日本人の湯川さんは助かる可能性が高かった。

   ④その可能性をつぶした一番の原因は、家宅捜索を行った公安外事三課である    
    5月21日に政府が発表した「IS人質殺害事件の検証結果」では、このことは一言も触れられていない。
   
   ⑤安倍首相のスピーチも、無関係ではない。
    「IS人質殺害事件の検証結果」では、スピーチは殺害の原因とは言えない、と検証している。

(6)そして、湯川さんが釈放されたら、後藤さんが殺害されることはなかった。
   
   



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