つまがリズム

きままな、ひとりごと

スイッチインタビュー (岩瀬大輔さん)

2014年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

平成26年1月17日

昨年見たTV(NHK)、「スイッチインタビュー」は、ライフネット生命の社長、岩瀬大輔さん(37歳)と話題の、林 修 先生との、東大つながりの対談であった。

                

◎岩瀬さんは、イギリスの小学校を卒業しているが、小学校では、アジア人であるといじめられていたらしい。それが、ある日、クラスメートの一人が『人権』という言葉をどこかで学び、クラスで発表したその日から、全くいじめられなくなったという。
→ 『概念』のすごさを経験した、と岩瀬さんは言っておられた。

  

◎就職にあたって、岩瀬さんは、官僚になる道もあったが、「東大卒業後も永遠に競争することは(自分より頭の良い人がいっぱいいるし)不利だと思ったし、いやだった」。 そして、インターネット主体の保険会社という新しい分野に挑戦する方を選んだ。

  

◎ライフネット生命の代表者は、岩瀬さんと出口治明さんの二人制。 出口さんは、永く務めた既存の生命保険会社を退職して、未知の世界であるライフネット生命を岩瀬さんと立ち上げる。
 『60歳ぐらいになって、自分の半分ぐらいの年の僕と新たな分野にチャレンジする出口さんを尊敬しているし、僕も60歳になったら、若者と新たなことにチャレンジしたい』


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センター試験

2014年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

平成26年1月17日

明日18日と19日は、センター試験。

私が受験するわけでもないのに、何だか落ちつかない・・・

この気持ちを、味わっています。

全ての受験生が、培った実力を発揮できるように・・・


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「病から幸せの道へ」 その2

2014年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

平成26年1月17日

「病から幸せの道へ」 海鳥社発行、を読んだ。

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良子さん(本人)には、5人の別人格がいた。 その一人、幸子さんは、大人でとても頭がよくて機転もきく性格である。

良子さんが高校生だった時に、数学のテストで100点とらなければ留年するということがあった。良子さんは100点とって無事進級したけれども、100点とれたのはそれ一度であって、次のテストは50点、担任の先生からは「あれはまぐれだったのか」と言われた。

診察中に、幸子さんと中原先生が長く話をしたことがあった。そのときに、『あの100点が実は幸子さんだった』と幸子さんが話しているのを、良子さんが聞いていて(良子さん)驚いた、というくだりがあった。

中原先生 「ちゃんと役割があるのだね」

幸子さん 「そう、あるのです。場面、場面で対応する人格が決まっているのでしょうね。私は、良くはわかりません」

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ありえ、る、と思った。

話は変わるが、「火事場の馬鹿力」とか、「マンションから落ちる赤ちゃんをみて考えられないスピードで走った」ってあるよね。

人には信じがたいほどの能力があるのだけれども、それを100%使っていると体がもたないので、通常はリミットをかけている、 火事など特殊な場合にはそのリミットが外れて、信じがたいパワーを発揮する・・・

って聞いたことがあるけれども、これって、別の角度からみたら、瞬間的に別人格発動、ともいえるかもしれない。

更に考えると・・・

人は誰でも別人格と共存しているが、別人格が発動する割合が僅少なので健全というレッテルがはられている。逆に、別人格が主となり社会生活に支障をきたすと「解離性同一障害」のレッテルがはられる。 つまり、程度の問題かもしれないなあ、と思った次第です。


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「病から幸せの道へ」 その1

2014年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

平成26年1月17日

「病から幸せの道へ」 海鳥社発行、を読んだ。

熊本市で「ヘルスアートクリニックくまもと」を開院されている、中原和彦先生が、患者さんの手記を編集されたものである。うつ、パニック障害など多岐にわたる病状にどのように取りくみ回復したかを、当の患者さんの目からと、診察したドクターの目から綴ってある。

このなかで、解離性同一性障害の良子さんの場合を、メモする。

良子さんは、来院時に、自分の他に5人の人格が存在していた。 一つの体を6人の魂が交代するので、とても疲れて急にものすごい眠気に襲われるらしい。何年も前に中原先生に診断を受けていたが良子さんは受入れることができずにいた。 2006年にTVで「妻は多重人格」というドラマがあったこと、自分が事故にあったことをきっかけとして、ヘルスアートクリニックくまもとに通院することにした。 

                   

中原先生曰く、

◎ 人生において生きるとは「自己表現」であるが、この自己表現を嫌がり拒絶する思いが強く、その時、その時に別人格が生じる。

◎人生においてその人にふさわしい(その人に必要な)出来事が起こるようになっているが、多重人格者はそれらの出来事を受け入れようとしない結果として出現する。

◎その人にとって乗り越えられない人生問題は起こらないが、問題から逃避する行為が多重人格を含む様々な病気を発症する。

◎多重人格の人は別人格を拒絶したい思いが強いが、それは間違いである。 別人格たちは主人格(本人)があまりにも弱く、起こってくることに逃避、拒絶するために、主人格を手助けするために誕生したのである。 だから、本来は別人格に感謝しなければならない。

◎多重人格を統合して終わりではない。それから、未熟な主人格の、自立への道が始まる。


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