つまがリズム

きままな、ひとりごと

子宮頸がんワクチン問題 を読んでメモ  (2)

2024年02月24日 | テレビ メモ
2024年2月24日㈰

子宮頸がんワクチン問題 (2)
 著作
  メアリー・ホーランド
  キム・Mローゼンバーグ
  アイリーン・イオリオ 
 別府宏圀 監訳
を、読んでメモ


【目次】
Ⅰ 臨床試験
第 1章  発明者への褒賞
第 2章  臨床試験がもたらした健康被害 ~デンマークからの証言
第 3章  ワクチン開発競争
第 4章  子宮頸がんのリスクが本当に高いのは誰なのか
第 5章  臨床試験 ~HPVワクチンの基礎
第 6章  結果を急ぐ ~代理工ンドボイントとファストトラック指定
第 7章 「偽プラセボ」 とフラセポ
第 8章  フロトコル018 ~ありふれた光景の中に潜むものは
第 9章 増大するリスク ~「負の有効性」
第10章 受胎能力への影響 ~臨床試験でのシグナルが見逃されている?
第11章  臨床試験の不正?
第12章 インド ~臨床試験スキャンダル

Ⅱ 市場で大ヒットしたHPVワクチン
第13章 無から生み出された市場
第14章 アメリカ合衆国 ~販売と強制
第15章 あふれ出る被害報告
第16 章 正義を求めて
第17 章 言論のコントロール
第18 章 オーストラリア ~最初にHPVワクチンを接種

Ⅲ HPVワクチンの科学の深層へ
第19章 科学の通説への異議申し立て ~異端者たち
第20章 アルミニウム含有アジ=バントは〈火に注ぐ油〉か
第21章 バイアルにはほかに何が含まれているのか
第22章 HPVワクチン、自己免疫、分子相同性
第23章 見落とされている PV ワクチンの副作用異議の高まり

Ⅳ 異議の高まり
第24章 日本 ~ワクチン接種の積極勧奨中止
第25章 デンマーク ~ヨーロッパにおける抵抗
第26章 アイルランド ~接種され放置される
第27章 英国 ~メディア・マジック
第28章 コロンビア ~家族の反撃
第29章 裸の王様

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子宮頸がんワクチン問題 を読んでメモ

2024年02月24日 | 読書感想
2024年2月24日㈰

子宮頸がんワクチン問題
 著作
  メアリー・ホーランド
  キム・Mローゼンバーグ
  アイリーン・イオリオ 
 別府宏圀 監訳
を、読んでメモ


******************************************************************************
図書館で借りて、一読後、購入しなければと思った。
定価税抜き5,000円は高価だが、充分に価値がある。
あと10回ぐらい読まなければメモさえかけないが、とりあえずのメモです。

HPVワクチンというものが必要だったかどうかは論外とする。
ただ、接種する場合には、勉強して自分に必要かどうかを納得して実行しなけらばならないでしょう。

この本で、臨床試験(治験)のエンドポイントの考え方や治験のシステムについて少しわかってきた。
どのような販売戦略を展開していくかにも莫大なお金と労力と時間をかけている。
少女を対象としてきたワクチンを少年まで対象を拡大する戦略など、(是非を超えて)すばらしいとさえ思う。

世界が、科学者の競争、資本家の金儲けを是として動いている以上、
当然にしてこのようなワクチンが生まれたのだなあという正直な感想。
そして、今後、この流れは新型コロナワクチンに続き、ますます大きな流れとなるだろう。

日本では承認前の薬やガンなど専門知識を要する特殊な薬の宣伝を薬事法で禁止している。
世界のほとんどの国で同様の措置が取られている。
でも、米国では自由広告。
メルク社は、最初に
ワクチンの効果を宣伝するのではなく、対象となる病気(子宮頸がん)がどんなに怖いかを宣伝した  ←病気のブランド化
そして、
  関連付けようキャンペーン (このタイミングでHVPとワクチンを関連付けた)
    ↓
  誰かに話そうキャンペーン 
    ↓
  減らす1人になろうキャンペーン
   ・良い母親はワクチンを接種させるというメッセージ
   ・ワクチンをうつか、がんになるか、の2者選択の構図をつくる
純粋な少女らはこのキャンペーンにとびつき、大きな流れとなった。

なお、このようなキャンペーンは米国以外の国では許されていない。
その意味が、よ~くわかった。
でも、米国でされることは、日本でもされるようになるので注意しなければ!


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ウイルスの世紀、を読んでメモ

2024年02月20日 | 読書感想
ウイルスの世紀
~なぜ繰り返し出現するのか~
山内一也 著
2020年8月17日 第1刷発行
を、読んでメモ
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↑ 感染症の歴史


↑ ワクチンの歴史


読んだけれど、副題の~なぜ繰り返し出現するのか~の答えは
読み取れなかった。
駆け足で読んだからかなあ。

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「犠牲のシステム」としての予防接種施策 を、読んでメモ(3)

2024年02月18日 | 読書感想
2024年2月18㈰

「犠牲のシステム」としての予防接種施策
野口友康 著
2022年10月12日 初版 第1刷発行
を、読んでメモ(3)
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「犠牲のシステム」としての予防接種施策 を、読んでメモ(2)

2024年02月17日 | テレビ メモ
2024年2月17日㈯

「犠牲のシステム」としての予防接種施策
野口友康 著
2022年10月12日 初版 第1刷発行
を、読んでメモ(2)
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□勧奨接種の健康被害救済制度
 ・申請者⇒ 地方自治体⇒ 県⇒ 厚労省⇒ 疾病・障碍者認定審査会
 ・補償金等の財源は税金

□任意接種の健康被害救済制度
 ・申請者⇒ PMDA⇒ 厚労省⇒薬事・食品衛生審議会
 ・補償金等の財源はPMDA(ただし国が補助金を、製薬会社が拠出金等を支出している)

□PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)の業務内容
  ①健康被害救済 
  ②承認審査(治験前から承認まで)
  ③安全対策(情報収集、分析、提供)
   ※職員数は約1,000名

□WHOへの任意拠出額(特定)におけるランキング
          金額は日本円換算(1USドル=130円)     
  1位 ドイツ            1,237億円
  2位 ビル&メリンダ・ゲイツ財団   769億円
  3位 米国              581億円
  4位 GAVIアライアンス        536億円
  5位 英国              477億円
  6位 欧州委員会           401億円
  7位 世界銀行            205億円
  8位 国際ロータリー         196億円
  9位 国際連合人道問題調整事務所   180億円
  10位 国際中央緊急対策基金      171億円
 ※出所:2020-2021、WHOの資料をもとに作者作成
 ※日本は2020年3月に国際貢献の一環としてWHOなど複数の国際機関に対し、総額150億円を拠出する方針を発表。

□井上芳保によると、新型インフルエンザが輸入ワクチン接種前に収束し、
 海外からの輸入ワクチンを大量に解約せざるを得ない状況で違約金が発生した際に
 グラクソ・スミスクライン社は、違約金を課さない代わりに自社のHPVワクチンの購入を要求したという。
 その後、2013年4月に、改正予防接種法に基づきHPVワクチンの定期接種化が実施された。
 しかし、HPVワクチンは、接種後に重篤な副反応の発生が相次いだ。
 ※井上芳保(2017)「接種の積極的勧奨を再開させてはならない 子宮頸がんワクチン接種被害事件をめぐって」
  『現代の理論』11月号






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