平成29年3月25日(土)
籠池劇場(証人喚問)
3月23日午前・午後に行われた籠池泰典氏の証人喚問を録画で見た、その感想メモ。
①感想メモ
メモをみることも許されず自分の記憶だけをたよりに、しかも、偽証罪という脅しのあるなかで、
堂々と、冷静に対応された姿勢にびっくり。
「籠池氏って何者? ただものではないな」と思った。
それに比べて政治家サイドの対応は、ネガティブイメージ作戦を感じさせ全く美しくなかった。
②証言のざっくり内容について
(1)当初はあひるの水かきのように遅々としていたが、昭恵夫人関連FAXから流れが変わった。
’神風が吹いた’と思った。忖度があったのではないか。
(2)寄付100万円をもらった。講演料として10万円を支払った。
(3)学校敷地が9億から1億になった、その金額の算定については自分は分からない。
関係者(役人、弁護士、建設会社)に聞いてほしい。
(4)3つの契約書については話をしません。(刑事訴追恐れのため)
(5)安部首相を尊敬していた。私(籠池)の考えを応援してくれていると思っていた。
今回の事件が発生して国会答弁などうまく終わればいいのにと思っていたところ、ある時から私だけが
悪者にされていることに気付いた。それでも安部首相のファンです。
梯子を外したのは松井大阪府知事です。
③その他
(1)100万円と10万円については、籠池さんの言うとおりと思う (私が思うだけ、真実は不明)
昭恵夫人は政治家に近い人物である。証拠が残るようなことはしない。
そのような状況のなか提出された100万円の振込書は自然な流れで納得できる。
「うそを平気でつけないと一人前の政治家と言えない」と聞いたことがあるが、
自分を守るために庶民をうそでおとしいれる(としたら・・)それは「政治」だろうか。
稲田大臣から始まる今回の茶番をみていて、暗い気持ちになります。
(2)公的記録の保管問題
スーダンのPKOに派遣されている陸上自衛隊の日報問題で隠ぺい体質が露見されてきた矢先の
今回の森友学園での財務省や大阪府の記録廃棄である。
法律で保管義務を定めた書類や社則で定めた書類など、われわれ民間会社でさえ記録の保管に努めている。
「公」の仕事をしているお役所が記録を隠すことは本来あってはならないことなのに
なぜだか、いつもいつもスルーしてしまう。
「良いこと」も「悪いこと」も起こったことは事実として認める世の中になってほしい。
(3)忖度について
忖度にも程度がある。ちょっと気をきかせる、から、身代わりになって命をかけるまで。
忖度は法律で規制できないし、なくなることもない。
であるからこそ、「隠ぺい」から「公表(ガラス張り)」へ!
(4)影響
国有地売却にかかわるこのようなことはよくあることで、森友学園事件は小さな小さな事件かもしれない。
この小さなほころびが、安部一強長期政権に与える影響は大きい(気がする)
(5)この事件から何を学ぶか?
私は「公文書保管」の声をあげていくことが必要だと思った。
(もちろん、あるものは隠さずに出すこと)
******************************************************
※証人喚問の後に外国特派員協会で行われた記者会見で、森友学園の思想の説明があった。
私はこの思想には賛同しない、同時に、籠池氏の思想を否定することもしない。
一方、籠池氏の証人喚問での態度には大いに感服し「教育者」としての自負がうかがえた。
籠池劇場(証人喚問)
3月23日午前・午後に行われた籠池泰典氏の証人喚問を録画で見た、その感想メモ。
①感想メモ
メモをみることも許されず自分の記憶だけをたよりに、しかも、偽証罪という脅しのあるなかで、
堂々と、冷静に対応された姿勢にびっくり。
「籠池氏って何者? ただものではないな」と思った。
それに比べて政治家サイドの対応は、ネガティブイメージ作戦を感じさせ全く美しくなかった。
②証言のざっくり内容について
(1)当初はあひるの水かきのように遅々としていたが、昭恵夫人関連FAXから流れが変わった。
’神風が吹いた’と思った。忖度があったのではないか。
(2)寄付100万円をもらった。講演料として10万円を支払った。
(3)学校敷地が9億から1億になった、その金額の算定については自分は分からない。
関係者(役人、弁護士、建設会社)に聞いてほしい。
(4)3つの契約書については話をしません。(刑事訴追恐れのため)
(5)安部首相を尊敬していた。私(籠池)の考えを応援してくれていると思っていた。
今回の事件が発生して国会答弁などうまく終わればいいのにと思っていたところ、ある時から私だけが
悪者にされていることに気付いた。それでも安部首相のファンです。
梯子を外したのは松井大阪府知事です。
③その他
(1)100万円と10万円については、籠池さんの言うとおりと思う (私が思うだけ、真実は不明)
昭恵夫人は政治家に近い人物である。証拠が残るようなことはしない。
そのような状況のなか提出された100万円の振込書は自然な流れで納得できる。
「うそを平気でつけないと一人前の政治家と言えない」と聞いたことがあるが、
自分を守るために庶民をうそでおとしいれる(としたら・・)それは「政治」だろうか。
稲田大臣から始まる今回の茶番をみていて、暗い気持ちになります。
(2)公的記録の保管問題
スーダンのPKOに派遣されている陸上自衛隊の日報問題で隠ぺい体質が露見されてきた矢先の
今回の森友学園での財務省や大阪府の記録廃棄である。
法律で保管義務を定めた書類や社則で定めた書類など、われわれ民間会社でさえ記録の保管に努めている。
「公」の仕事をしているお役所が記録を隠すことは本来あってはならないことなのに
なぜだか、いつもいつもスルーしてしまう。
「良いこと」も「悪いこと」も起こったことは事実として認める世の中になってほしい。
(3)忖度について
忖度にも程度がある。ちょっと気をきかせる、から、身代わりになって命をかけるまで。
忖度は法律で規制できないし、なくなることもない。
であるからこそ、「隠ぺい」から「公表(ガラス張り)」へ!
(4)影響
国有地売却にかかわるこのようなことはよくあることで、森友学園事件は小さな小さな事件かもしれない。
この小さなほころびが、安部一強長期政権に与える影響は大きい(気がする)
(5)この事件から何を学ぶか?
私は「公文書保管」の声をあげていくことが必要だと思った。
(もちろん、あるものは隠さずに出すこと)
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※証人喚問の後に外国特派員協会で行われた記者会見で、森友学園の思想の説明があった。
私はこの思想には賛同しない、同時に、籠池氏の思想を否定することもしない。
一方、籠池氏の証人喚問での態度には大いに感服し「教育者」としての自負がうかがえた。