2019年10月31日
フランクル『夜と霧』を、読んでメモ
その2
河原 理子著
平凡社出版
*****************************************
番外編
1985年の日航ジャンボ機事故で9歳の次男をなくした宮谷島邦子さん。
事故から5年経ったあるとき、息子がストンと心に入ってきて、それからずっと一緒にいるという。
新幹線に乗るとき、たまたま新型車両が来た。それまでは電車好きの息子の床を思ってすぐ涙があふれたのだが
息子が乗ったことのない二階建て新幹線がホームに入ってきたので
「健ちゃん、ママと一緒に乗ろうね」とつぶやいた瞬間、健ちゃんが心の中にストーンと入った。
『その日から、健は私といつも一緒にいる、心の中で生きている、そう思うことが出来るようになった。
事故後、2~3年は、この仏壇やお墓がなければ、健は戻ってくると思えた。
そばにいても一緒にはいなかった。
しかし、5年目のその日から、ずっと一緒だ。いつも一緒。
そして、なぜか私は、その日から強くなれた気がする。』
フランクル『夜と霧』を、読んでメモ
その2
河原 理子著
平凡社出版
*****************************************
番外編
1985年の日航ジャンボ機事故で9歳の次男をなくした宮谷島邦子さん。
事故から5年経ったあるとき、息子がストンと心に入ってきて、それからずっと一緒にいるという。
新幹線に乗るとき、たまたま新型車両が来た。それまでは電車好きの息子の床を思ってすぐ涙があふれたのだが
息子が乗ったことのない二階建て新幹線がホームに入ってきたので
「健ちゃん、ママと一緒に乗ろうね」とつぶやいた瞬間、健ちゃんが心の中にストーンと入った。
『その日から、健は私といつも一緒にいる、心の中で生きている、そう思うことが出来るようになった。
事故後、2~3年は、この仏壇やお墓がなければ、健は戻ってくると思えた。
そばにいても一緒にはいなかった。
しかし、5年目のその日から、ずっと一緒だ。いつも一緒。
そして、なぜか私は、その日から強くなれた気がする。』