今日、号泣しながら、『13歳からの生き方の教科書』を読んだ。
■ 「母」の文字
母の文字の点(、)2つは、乳房。
象形文字。
女に乳房はない。母に乳房がある。
母になってはじめて母乳が出るから。
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この点(、)を、この象形文字の説明のとおりに、乳房と思ってもいい。
でも、この点(、)2つは、
涙
とも解釈できる。
母の涙。
自分がここまで育つために、母は、どれくらいの涙を流してきたのだろう。
物理的な涙ではなくても、心の涙を、どれくらい流してきたのだろう。
自分という人間が育つために、母はどれくらい、耐え忍んできたのだろう。
家庭の、中や、外で。
それを思うと、涙なしには書けない、「母」の一字。
みなさんも、母への想いを込めて、しっかり、丁寧に、「母」の一字を書いてみてください。
俺に母乳をくれた母。
俺のために泣いてくれた母。
世界でたった一人の、我がたらちねの母。
そう考えながら「母」の字をじっと見る。
母の点(、)2つには、とてつもない、母の、愛情が込められている。
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以上、『13歳からの生き方の教科書』の松崎運之助(みちのすけ)さんの稿を前提に。