『親孝行とは、親のおかげでできるものだ』
変なフレーズ。違和感ありますね。
誰の発言かと思って調べると、、、
今をときめく渋沢栄一。
渋沢自身の解説文を読むと、、、
「孝行は親がさしてくれて初めて子が出来るもので、子が孝するのでは無く、親が子に孝をさせるのである」
(訳)親孝行とは、親にそれを受ける気持ちがなければ、子どもだけがやろうとしても、できるものではない。子どもが親孝行をするのではなく、親が自然と、子どもにさせるのである。
(参考:渋澤健「渋沢栄一100の訓話」):日経ビジネス人文庫
こちらの解説を引用させていただきました!
私が親孝行をできるのも、親が長生きしてくれたお陰。
「親孝行をしている」というのは、得てして自己満足的な、時には傲慢な気に人をさせてしまうかもしれない。
違う。
親孝行ができるのも、親のお陰。
こうやって、なんでも、「感謝」に転化することができる。
苦難も挫折もコンプレックスも失敗も失恋も離婚も破産も、なんっでも「感謝」に変える。
それが人生の修行のようです。少なくとも私はそう考えている。