こんなにひどい人間がいるものなのか。事実は小説より奇なり。
家庭連合信者の後藤徹さんが、12年半も監禁され、「骨と皮」に成り果てた(画像 182センチなのに39キロ)。この後藤さんは、損害賠償請求を求めて、脱会屋(監禁コンサルみたいな業者)・宮村峻(たかし)氏を訴えた。最高裁で2200万円の賠償が認められた。宮村氏敗訴。
宮村氏は、「文鮮明地獄に堕ちろ!」と叫んでいた霊感弁連(こちら)の、紀藤正樹先生ととても親しかった方。
紀藤先生と宮村氏との親しい関係は、↑ の本とかに出てくる。
この後藤vs宮村裁判の、宮村峻氏の本人尋問(2013年6月17日、東京地裁、相澤哲裁判長)に、あっけにとられた。一種の感動を覚えた。
ここまでの人非人というか、ひどい人間がいるのかと。
~~~以下引用~~~
後藤代理人弁護士(以下、代理人):
「あなたは、自分の立場に入れ替えてみて、12年5か月間、一切外に出ないと、もしそういう生活を強いられたら、どうですか?」
宮村:
「自分がやってきたことを考えるには、いい機会だと思いますね」
代理人:
12年5か月間。
宮村:
12年5か月間。
宮村:
はい。10年以上も反社会的行為や…。
代理人:
代理人:
(さえぎって) 反省するには、十分いい機会だというふうに、あなたは思ったのね。
宮村:
私はそう思います。
代理人:
代理人:
そう思うわけね。
宮村:
宮村:
はい。3食昼寝つきで、本も読めるし。
あまりに露骨な人権侵害意識の開き直り。
あまりに露骨な人権侵害意識の開き直り。
~~~引用終わり~~~
12年半、監禁されて、文字通り骨と皮になった人を前にして、「3食昼寝つき」と侮辱した、、 私が後藤さんだったら、この発言を聴いてブチギレする自信あり、、
ちなみに、宮村氏は、この尋問で、相手方弁護士に対して:
「日本語おわかりですか?」
「話にならんな」
「(先生は)寝てたからわからないんでしょう!」
「耳あります?」
「お願いだから、この下手くそな誘導尋問をやめてくれませんか」
等の品のない発言を繰り返した。
そのため、相澤裁判長から
「そのまま調書に取りますよ」
とたしなめられている。
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12年半、監禁されて骨と皮になった人を面前にして、「3食昼寝つき」。
歴史に残る暴言では、、、
以上、『日本宗教の闇』420-421頁。