仰のけに落ちて鳴きけり秋の蝉

　本日９月１日は、源頼朝が奥州平泉の藤原泰衡追討のために鎌倉を出発した日で、仏師運慶・快慶が東大寺金剛力士像の造立を開始した日で、江戸幕府が豊臣秀吉を祭神として祀る豊国神社の破却を命令した日で、ズールー王国最後の国王セテワヨ・カムパンデが即位した日で、日本の有力新聞各紙がポーツマス条約の内容を不服とした記事や社説を掲載した日で、袁世凱軍が南京を占領（占領時に在留日本人3名を殺害）して中国第二革命を鎮圧した日で、関東大震災が発生した日で、アルバニア共和国で憲法改正が行われてアフメト・ベイ・ゾグー大統領がゾグー1世として国王に即位した日で、第一回芥川賞・直木賞が発表された日で、ドイツが突如ポーランドに侵攻した（イギリスとフランスが3日に宣戦して第二次世界大戦が勃発）日で、ギリシアで人民投票により王政が支持された日で、村上雅則がサンフランシスコ・ジャイアンツで登板した日で、リビアで国王イドリース1世の外遊中にムアンマル・アル＝カッザーフィーらが無血クーデターを起こし国王を退位させて共和国を宣言した日で、ソ連の領空を侵犯した大韓航空機をソ連防空軍が撃墜（269人全員死亡）した日で、1912年に沈没したタイタニック号が北大西洋沖で発見された日で、ウズベキスタンがソビエト連邦からの独立を宣言した日で、三宅島の火山活動が活発化して全住民に島外への避難指示が発令された日で、ロシア・北オセチア共和国でベスラン学校占拠事件が起こった日で、防災の日です。

　本日の倉敷は雨が降ったりやんだりしていましたよ。
　最高気温は二十五度。最低気温は二十三度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れとなっております。




　昨日で８月は終わり。
　今日から９月です。

　木立ちを渡る風も肌に心地良く夏の暑さが嘘のように思われます。
　夏は終わってしまいましたね。
　私の燃えるような夏はまだ来ていないのに夏は終わってしまいましたね。

　皆様。
　季節の変わり目なので体調管理には充分お気をつけてくださいませ。
　来る秋を楽しい実りの秋にしちゃいましょう。

『メランコリア』

　昨日の夜は、映画『メランコリア』のＤＶＤを観ていました。


　新婦のジャスティンは周囲が幸せと思うことが幸せとは思えない。
　社会と自分の感覚のずれに戸惑い怒り悩んでいる。
　そんな彼女は姉が企画した結婚披露宴の席で（他者から見ると）奇矯な行動を繰り返し披露宴をぶち壊し、会社の上司に鬱憤をぶちまけ会社をクビになり新郎のマイケルを傷つけて結婚を解消させてしまう。
　そんな時、巨大な惑星が地球に接近する……。

　監督は、ラース・フォン・トリアー。
　出演者は、キルスティン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、アレクサンダー・スカルスガルド、ブラディ・コーベット、キャメロン・スパー、シャーロット・ランプリング、イェスパー・クリステンセン、ジョン・ハート、ステラン・スカルスガルド、ウド・キア、キーファー・サザーランド、など。

　デンマーク映画です。





　う～む……。
　困った映画だなぁ。

　映画はすっきり爽やかに終わるべきだなんて思ってはいません。
　が、ここまで製作者の内的世界を延々と見せられるとどう評してよいか分かりません。
　困った映画です。好き嫌いがおそらくはっきりと分かれます。
　第一部で「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ！」と叫んで観るのを止める人もいるはずです。
　第二部は熱を出して寝込んでいる時に見る悪夢を見せつけられている気分になります。

　静かな静かな終末の物語。
　でもって美しい。キルスティン・ダンスト演じるジャスティンに私は共感はできないけど、美しい終末。
　惑星メランコリアと月が並んで輝く夜空や地球に迫る惑星メランコリアの映像はとても綺麗で圧倒されます。

　後味は悪かったですが、シュルレアリスムの絵画を観ている時のような不安感や不安定感やキリキリするような身を締め付けるかのような感覚や孤独感などを美しくて奇妙でどこか禍々しい映像で味わうことができて楽しかったです。

　面白かったですよ。

結果を出したければガチガチに守ればいいが、私は魅力的なサッカーがいい。

　昨日はＪ２は第２９節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、アウェの香川県立丸亀競技場でカマタマーレ讃岐様と対戦いたしました。
　瀬戸大橋ダービー第２弾でありました。
　結果は１-２で敗戦。orz。
　得点したのは、押谷祐樹選手であります。



　ま～け～た～。
　カマタマーレ讃岐様のような割り切ったサッカーをするチームは苦手です。
　いじらしいサッカーで先制点を与えると厄介なので、ファジアーノはどっしり構えてリスクを減らして最悪引き分けでもＯＫというサッカーをしてもよかったのかもしれない。６位との差はまだあったのだし。アウェだし。
　弱気は駄目だけど、「相手が出てきたら叩くよ。出てこないなら時間を潰すよ」でもよかったかもしんない。
　どっしり構えていれば相手のホームなのだから相手に「大勢のお客さんの前で引き分け狙いでええのんか？」とプレッシャーを与えることができるかもしれないし、どっしりと構えてそれでアンチサッカーとなったとしてもアウェだし責任は相手にある。
　でもでもダービーだしね。３０００人くらいのファジサポが瀬戸大橋を渡って丸亀競技場に赴いているしね。
　讃岐様に付き合ってつまらないサッカーにするわけにはいかない。
　目指すものが違うし、大勢のファジサポの前でに引き分け狙いのサッカーを見せるわけにはいかない。

　てなわけで、勝ちを意識しすぎて自分達で試合の展開を難しくして相手が最も力を発揮する状況にはまってしまいました。てへ。ってところでしょうか？

　この辺りはチームとしての経験が不足していて致し方ないっす。
　チームとしての老練さとか狡猾さとかはファジアーノはあまりないですから。
　今後、讃岐様と似たような戦い方をしてくるチームと対戦する場合もあるでしょう（各チームには各チームの事情があってどのような戦い方をしようと相手に敬意を持つべきです）が、まあ、それもＪ１への道に立ち塞がる壁と思って駆け引きが出来ないなら真っ向勝負で壁をぶち破るしかないです。

　良い経験をしたと思いましょう！　
　悔しいけどね悔しいけどね悔しいけどね。

　悔しさは次のホームゲームで晴らしましょう！　
　次の試合は絶対勝ちましょう！　
　期待していますよ！！