小菊その３。

　本日９月１６日は、一乗谷城の戦いで朝倉義景が自決して朝倉氏が滅亡した日で、メイフラワー号が北アメリカを目指しイギリスのプリマスを出港した日で、デイヴィッド・リヴィングストンがマラウイ湖に到達した日で、エドワード・S・モースが大森貝塚の1回目の調査を実施した日で、和歌山県串本沖でオスマン帝国の軍艦・エルトゥールル号が遭難した日でニューヨークのウォール街でイタリアの無政府主義者によって馬車に仕掛けられた爆弾が爆発して38名の死者と約400名の負傷者を出した日で、憲兵大尉甘粕正彦らがアナキストの大杉栄・伊藤野枝らを連行し虐殺した日で、日ソ間でノモンハン事件の停戦協定が締結された日で、イラン皇帝レザー・パフラヴィーが子のモハンマド・レザー・パフラヴィーに譲位した日で、香港の日本軍の岡田梅吉陸軍少将と藤田類太郎海軍中将が香港総督府でイギリス軍への降伏文書に署名した日で、アルゼンチンで反ペロン派によるクーデターが起こってフアン・ペロン大統領が失脚した日で、成田空港建設予定地であった反対派の土地に対して千葉県による第二次行政代執行が行われた際に警備にあたっていた機動隊が空港反対派の集団による襲撃を受けて応援派遣されていた神奈川県警察特別機動隊員３名が反対派に殺された東峰十字路事件が起こった日で、レバノンのパレスチナ難民キャンプで親イスラエル派民兵が難民約1500人を虐殺した日で、モントリオール議定書が採択された日で、中日ドラゴンズの山本昌広が日本プロ野球史上最年長記録となる41歳1か月でのノーヒットノーランを達成した日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十九度。最低気温は二十度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りとなっております。



　上の写真に写っているお花は、小菊です。
　小菊のお花に関しては、２０１３年９月７日の記事や２００８年８月１２日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１３年と２００８年の小菊のお花の記事です。


　小菊のお花の花言葉は、「真実」或いは「元気」です。

『ザ・ウォード/監禁病棟』

　昨日の夜は、映画『ザ・ウォード/監禁病棟』のＤＶＤを観ていました。



　火事現場に居たクリステンは放火の疑いで精神病院の監禁病棟に隔離される。
　その監禁病棟には他にゾーイ、サラ、アイリス、エミリーの４人の少女がいる。
　クリスティンはその監禁病棟で不穏で不可解な気配を感じ、その事を病院側の人間に訴えるが信じてもらえない。
　ある日、アイリスが治ったので退院すると言った後に姿を消してしまう。
　そしてサラも姿を消してしまう……。
　クリスティンは病院の職員への不信と監禁病棟から感じる不気味な気配から逃れる為、病院から脱走を試みるのだが……。


　監督は、ジョン・カーペンター。
　出演者は、アンバー・ハード、メイミー・ガマー、ダニエル・パナベイカー、ローラ＝リー、リンジー・フォンセカ、ミカ・ブーレム、ジャレッド・ハリス、ダン・アンダーソン、スザンナバーニー、など。

　ホラー映画です。




　むぅ。
　どこかで観たことがあるようなオチです。
　あのオチではもう誰も驚かないと思いますよ。

　どんでん返しがありふれたネタで、そのどんでん返しのシーンで「実はこれこれこうだったのですよ」という影像が流れるシーンがあるけど、その部分に伏線が無いから「ふ～ん」という感想になってしまいます。
　あのネタならもっと不条理で象徴的な話にしてもよいのにそうでもないです。
　「私」とは何者なのか？ というテーマをもっと掘り下げてそこから観る人に恐怖を与えることもできたと思うけど、そちらもあっさり風味。
　あのオチなら、開き直ってオチ無しバージョンで撮ったほうがまだよかったような気がします。

　謎でお話を引っ張る力が弱い。謎は存在しているけどそこに焦点があっていない。
　そして、スリリングな状況をきちんと作っていないし、葛藤するような場面も作っていない。
　怪物の見せ方で魅せてはいるのですが……。
　シナリオが練り込まれていないような気がします。

　むぅ。
　観終わってがっくしした映画でありました。
　残念です。