狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

弁慶草(ベンケイソウ)その5。

2014年09月02日 17時47分38秒 | お花に関する日記


 本日9月2日は、キケロが初のピリッピカ・攻撃演説を行った日で、アクティウムの海戦が行われた日で、会津討伐に向かう途中の徳川家康が下野国小山で石田三成の挙兵を知り諸将を集めて軍議を開いた日で、イギリスでグレゴリオ暦が導入された日で、フランス革命において「反革命容疑者」とされた人々・約1万5千人の虐殺が開始された日で、太平天国の指導部の内紛で楊秀清や韋昌輝や秦日綱など約2万人が殺害された天京事変が起こった日で、シャーマン将軍率いる北軍が南軍の軍事拠点アトランタを陥落させた日で、第一次長州征討で将軍徳川家茂が中国・四国など35藩に長州征討の為の出兵を命令した日で、セオドア・ルーズベルト米副大統領がミネソタ州フェアで棍棒外交という言葉を初めて用いた日で、第一次世界大戦の青島出兵で日本陸軍が山東半島への上陸を開始した日で、朝鮮の南大門駅でテロリストの姜宇奎が朝鮮総督・斎藤実に爆弾を投げつける暗殺未遂事件を起こした日で、大日本帝国政府が東京湾の戦艦ミズーリ号艦上で連合国に対する降伏文書に調印した日で、ダグラス・マッカーサーが朝鮮半島にいる日本軍に38度線を境に米ソ両軍に降伏するよう指令した日で、ホー・チ・ミンがベトナム民主共和国の日仏両国からの独立を宣言した日で、日本軍パラオ地区集団司令官・第14師団長井上貞衛陸軍中将が米護衛駆逐艦アミック上で米海兵隊ペリリュー島司令部への降伏文書に署名した日で、トラック諸島の日本軍の海軍第四艦隊司令長官原忠一海軍中将と陸軍第31軍司令官麦倉俊三郎陸軍中将が米重巡洋艦ポートランド上で米海軍への降伏文書に署名した日で、パディ・ロイ・ベーツがサフォーク沖の海上要塞跡を占拠して「シーランド公国」と称して独立を宣言した日で、黄海北部で操業中の日本漁船が北朝鮮の銃撃を受けて2人が死亡して乗組員が北朝鮮に連行された松生丸事件が起こった日で、アメリカ合衆国がバルト三国の独立を承認した日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は二十八度。最低気温は二十一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇り空となっております。






 上の写真に写っているお花は、「弁慶草(ベンケイソウ)」です。
 弁慶草のお花に関しては、2013年9月27日の記事2012年9月9日の記事2011年09月16日の記事2009年10月5日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2013年と2012年と2011年と2009年の弁慶草のお花の記事です。

 弁慶草のお花の花言葉は、「静穏」或いは「信じて従う」です。

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『ばしゃ馬さんとビッグマウス』

2014年09月02日 11時43分56秒 | 映画・ドラマに関する日記


 昨日の夜は、映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』のDVDを観ていました。





 主人公の馬淵みち代はプロのシナリオライターを目指して懸命にシナリオを書き続けている。
 人脈作りの為にシナリオスクールに通うことにした馬淵は、そのシナリオスクールでシナリオを一度も書いたことがなのに大口を叩く自信満々の男・天童義美と出会う。
 学生の頃からプロのシナリオライターを目指してコンクールに応募しているが一度も当選したことが無く日の目を見ない馬淵はビッグマウスの天童を毛嫌いするのだが、天童は馬淵を一目惚れをしたようで……。

 監督は、吉田恵輔。
 出演者は、麻生久美子、安田章大、岡田義徳、山田真歩、清水優、秋野暢子、松金よね子、井上順、など。


 コメディです。
 でもって夢見ることを拗らせた女が敗北をきちんと認めるまでの物語です。





 夢が叶う人は極稀であって大半の夢は叶わずに朽ち果てます。
 でも、当人にとっては夢が叶わないと認めることはとても辛い。
 自分の存在そのものを否定されてしまうような気分になります。
 辛くて悔しくて悲しくて惨めで絶望的な孤独感に苛まれて無能感に襲われます。
 それはとてもとても怖いことなので、ついつい自分に才能がないと分かっても、頑張ればもしかすると……と思ってずるずると夢を拗らせてしまう。
 しかしきちんと敗北を認めて良い負け方をしないと、その上で頑張るにしても別の道に進むにしても駄目駄目になってしまう。
 この映画はそんな女が未練はあるけれども敗北を認めて夢を諦めるお話です。




 悶絶しました。
 私は私の過去のトラウマを抉るような物語を時々わざわざ味わって悶絶するという悪い癖があるのですが、このお話は私の過去のトラウマの中心部を抉るようなお話。
 七転八倒しながら観ていました。
 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。

 でもこの映画のような経験は(どストライクではないにしても)多くの人が経験しているのではないかなぁ?



 機微の部分が絶妙で苦笑させられたり恥ずかしくさせられたりします。
 楽しくて恥ずかしくて晴れ晴れとした悲しみが漂う映画です。

 面白かったですよ。
 夢を拗らせたことがあるお方や夢を追いかけているお方は必見です。悶絶したまへ。


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