狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

デキの悪い息子みたいなものよ。良い時も悪い時も自分の息子ってかわいいものでしょう?

2014年12月14日 20時59分21秒 | ご近所に関する日記





 本日12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを行った日で、マックス・プランクが黒体放射についてのプランクの法則を発表した日で、徳川好敏陸軍大尉が日本初の飛行実験に成功した日で、ノルウェーのロアール・アムンセン隊が南極点に到達した日で、国際連盟がフィンランド侵攻を理由にソ連を除名した日で、在日朝鮮人の帰還事業で初の帰国船が新潟港を出港した日で、女子高生の冗談が元で豊川信用金庫で20億円の取り付け騒ぎが起こった日で、日本が米輸入の部分開放を決定した日で、植芝盛平のお誕生日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は六度。最低気温は一度でありました。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。


 先日、本屋さんで本を物色していた時のこと。
 老夫婦がやって来てJ2マガジンの今月号をお取りになる。
 おぉ。恐らくファジアーノサポだ。と思い、本を物色しているふりをして老夫婦の会話に耳をかたむける。
 お二人はやはりファジアーノの記事の箇所を広げてファジアーノについて会話してる。かなりディープな会話。選手の記事を読んで楽しそうに会話してる。
 多分、私よりも詳しい。でもって私よりもはるかにファジアーノに入れ込んでる。お見逸れしました。

 お二人はJ2マガジンの今月号を大事そうに抱えてレジに向かいました。
 仲の良さそうなご夫婦でありましたよ。
 羨ましい限りでございます。

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『イングロリアス・バスターズ』

2014年12月14日 12時58分20秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『イングロリアス・バスターズ』のDVDを観ていました。

 第二次世界大戦時のフランスが舞台。
 フランスはナチスドイツの占領下にある。
 ユダヤ人のショーシャナは身分を隠して映画館の支配人をしている。
 ある日、ドイツ人の将校と知り合ったことからナチス・ドイツの要人達の暗殺計画を思いつく。
 一方、アルド・レイン中尉が率いるアメリカ特殊部隊がフランス国内に極秘に潜入し、ナチス狩りのゲリラ戦を行っていた。
 両者の計画がお互いの計画を知らないまま、ショーシャナの経営する映画館で開かれるヒトラー総統を招いたナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映会で重なる……。のだけれども……。

 監督は、クエンティン・タランティーノ。
 出演者は、ブラッド・ピット、イーライ・ロス、ティル・シュヴァイガー、ギデオン・ブルクハルト、B・J・ノヴァク、オマー・ドゥーム、サム・レヴァイン、マイケル・バコール、メラニー・ロラン、ジャッキー・イド、ドゥニ・メノーシェ、クリスチャン・ベルケル、ジャナ・パラスキー、レア・セドゥー、ボー・スヴェンソン、ハーヴェイ・カイテル、マイケル・ファスベンダー、マイク・マイヤーズ、ロッド・テイラー、ダイアン・クルーガー、クリストフ・ヴァルツ、ダニエル・ブリュール、アウグスト・ディール、ジュリー・ドレフュス、シルヴェスター・グロート、マルティン・ヴトケ、リシャール・サムエル、ソンケ・モーリング、アレクサンダー・フェリング、ルドガー・ピストール、エンツォ・G・カステラーリ、クエンティン・タランティーノ、サミュエル・L・ジャクソン、など。

 5つの章立てになっていて、各章の緊迫感が凄い。
 ナチス・ドイツのハンス・ランダ親衛隊大佐の存在感が凄くて、ぐいぐい物語を引っ張っていきます。
 シリアスではあるのですが娯楽映画なので生真面目なお方は目くじらを立てるかもしれない部分があります。グロいところもあるし。
 そして善い人は全く出てきません。中途半端に善い人は出てきますが。アクの強いキャラクターばかりです。

 娯楽映画として単純に楽しんでもよいのだけれども、少し考えるとこの映画は面白い示唆を与えているのかもしれません。
 ナチスのユダヤ人狩りのお話がストーリーに絡んできますが、ユダヤ人のショーシャナは狂気に満ちた人物として描いています。でももちろんナチスを擁護などしていません。
 フランスに潜入しているアメリカ特殊部隊の隊長のアルド・レイン中尉も狂った人間として描いています。
 よくあるナチスのユダヤ人狩りのお話の構図とは少し違っていて、正義を唱えている人をあざ笑うかのような、そんな映画です。

 休戦の交渉で「武器を捨てろ」と言われて、相手を信じて武器を捨ててその直後に殺される人物とか。
 残虐な殺し方をして相手を恐怖に陥れるやり方とか。
 国家の首脳もろとも大勢の人が殺されるであろう状況を利用して裏切りを画策する人物とか。
 人の醜い部分や汚い部分をあっけらかんと表現して尚且つ娯楽映画としてハラハラドキドキの展開にしています。

 面白かったですよ。

コメント (2)
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