狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

最高のショーだとは思わんかね?

2014年12月21日 21時01分31秒 | 知人、友人に関する日記


 本日12月21日は、朝廷が源頼朝に対し諸国への守護・地頭の設置・任免を許可した日で、日本とタイの間で日泰同盟が締結された日で、昭和南海地震が発生した日で、第1回コミックマーケットが開催された日で、パンアメリカン航空103便爆破事件があった日で、アルマアタでソビエト連邦を構成する11共和国の首脳による会議が開かれてソビエト連邦の消滅を決議した日で、日本テレビ郵便爆弾事件があった日です。

 本日の倉敷は晴れのち曇りでありましたよ。
 最高気温は八度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。





 先日の夜、友人宅で遊んでいた時のこと。
 友人のDNAを1/2引き継いでしまった小さきお子様に「〇〇(←私の名前)のくりすますのごよていは?」と訊かれました。
 私は、「クリスマス中止のお知らせ」が来ないかなぁと思っている独り身の狐です。予定などあるはずもありません。
 小さき者を相手にするときは正直にきちんと伝えねばなりません。断腸の想いで正直にきちんと答えました。
 すると小さき者は「そっかぁ。〇〇はことしもこどくなのかぁ」と仰せになる。
 止めて。いちいち確認しないで。
 「わたしのうちはくりすますにぱーてぃーをするんだ」
 さようでございますか。それはようござんした。お楽しみくだせぇ。
 「〇○もくる? たのしいよ」
 残念ですが参加しません。私はクリスマスの日とクリスマス・イヴの日は孤独を噛みしめるのです。
 「え~。いっしょにあそぼうよぅ」

 友人は邪悪な笑みを浮かべて私を見ています。
 も、もしや、うぬは小さき者を使って私をからかっておるのか?
 クリスマスイブの晩に今だラブラブ夫婦のお宅にお邪魔してお二人の強烈な桃色幸せ光線を浴びてしまえば、私は心の中で血の涙を流すこととなる。
 よもや、心の中で血の涙を流す私の姿を酒の肴にして楽しもうという腹なのではあるまいか?
 いや、そもそもここまでの小さき者との会話で私の心はかなりえぐれてしまっている。
 HPポイントは残り少ない。その様を見て楽しんでいるのではないか?

 小さき者は無邪気です。攻めの手を緩めません。
 「そっかぁ。〇〇はことしもくりすますはひとりなのかぁ」
 止めて。もう止めて。orz。
 「はやくおあいてをみつけないとね」
 orz。
 もうダウンしているのに追撃しないで。後生ですから。


 その夜、私は悶絶した。
 友人宅では友人の邪悪な高笑いが止まらなかった。
 無念である。

コメント (2)
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『泣きぬれた天使』

2014年12月21日 13時53分36秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『泣きぬれた天使』のDVDを観ていました。



 第2次世界大戦前のフランス・パリが舞台。
 クラブを作りお金を出し合って協力しながら生活をしている学生達がいた。
 ジャックは彫刻家を目指していて、クラブの中心人物。
 ボッブはクラブの会計を担当していた。

 ある日、身寄りがなくお金もない学生・ジュヌヴィエーヴがそのクラブの集まりに参加する。
 ジャックはジュヌヴィエーヴの美しい顔を思わずスケッチする。しかし彼はそれが恋心だとは思っていなかった。
 ジュヌヴィエーヴはクラブに参加した時に親切にしてくれたボッブと恋仲となる。

 第2次世界大戦はフランスにも戦火が広がり、男達に招集がかかる。
 クラブの男達もみな戦場に向かった。
 女達は男達が帰ってくるのを待つ。

 パリが国家社会主義ドイツ労働者党に占領された頃、男達はぽつりぽつりとクラブに帰ってきた。
 戦場に行ったボッブは消息不明でジュヌヴィエーヴは悲しんでいる。
 同じく戦場に行ったジャックは戦場で失明してクラブに戻ってきた。
 誇り高いジャックは同情されることを拒む。
 夢見た彫刻家として名をあげることが絶望的な状態で、自暴自棄にもなっている。
 ジャックの部屋の真下の部屋で暮らしていたジュヌヴィエーヴは、失明して間が無く目が見えない状態に慣れていないジャックの世話をすることにしたのだが……。



 監督は、アンドレ・ベルトミュー。
 出演者は、ジャン=ルイ・バロー、ミシェル・アルファ、アンリ・ビダル、ギャビー・アンドルー、ピエール・ラルケ、アリス・ティソ、イヴ・フュレー、など。

 1942年のフランス映画です。



 よろめきドラマならラスト前の3すくみの状態をメインに持ってくると思うのですが、主題が違うのでそこはあっさり。
 シンプルな作りになっていて、そのぶん役者の演技力が必須となっています。
 リリカルなお話で面白かったですよ。

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