狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

日本水仙(ニホンスイセン)その6。

2014年12月27日 18時13分40秒 | お花に関する日記




 本日12月27日は、持統天皇が飛鳥浄御原宮から藤原京に遷都した日で、桓武天皇が長岡京に遷都した日で、チャールズ・ダーウィンが英海軍海洋測量艦ビーグル号に乗り世界一周に出発した日で、虎ノ門外で社会主義者の難波大助がステッキ仕込み式の散弾銃で皇太子・摂政宮裕仁親王(後の昭和天皇)を狙撃した虎ノ門事件があった日で、国際通貨基金と国際復興開発銀行を設立する為のブレトン・ウッズ協定が発効された日で、オランダがインドネシアの主権を放棄してインドネシアの独立を承認した日で、京都国立近代美術館で開催されていた「ロートレック展」でフランスから借りて展示されていた油彩絵画のうちの一つ「マルセル」が消えたマルセル盗難事件が起こった日で、ソ連がアフガニスタンの大統領宮殿を襲撃してハフィーズッラー・アミーン大統領を殺害した日で、ローマ空港・ウィーン空港同時テロ事件があった日で、パキスタン元首相ベーナズィール・ブットーが暗殺された日で、イスラエルがロケット弾攻撃への報復としてガザ地区を空爆した日です。


 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は三度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。


 上の写真に写っているお花は、「日本水仙(ニホンスイセン)」です。
 日本水仙のお花に関しては2014年1月3日の記事2013年2月25日の記事2012年1月7日の記事2011年3月5日の記事2009年1月20日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2014年と2013年と2012年と2011年と2009年の日本水仙のお花の記事です。

 日本水仙のお花の花言葉は、「デリカシー」ですよ。


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『火星のプリンセス』/エドガー・ライス バローズ

2014年12月27日 14時15分36秒 | 小説・本に関する日記



 昨日の夜は、エドガー・ライス バローズの小説『火星のプリンセス』を読み返していました。




 主人公は元南軍騎兵大尉のジョン・カーター。
 ある夜、彼はアリゾナの洞窟で幽体離脱して火星に移動する。

 火星は地球よりも発達した科学力を持つ火星人達が暮らしていた。
 火星人達は各種族・各都市国家に分かれて戦争や略奪を行って争っている。
 
 緑色人のサーク族に捕らえられたジョン・カーターは赤色人王国ヘリウムのプリンセス、デジャー・ソリスと出会う。
 彼は、邪悪な緑色人皇帝タル・ハジュスの元からデジャー・ソリスを連れて脱走する。のだが……。


 初版は1917年。
 バローズの火星シリーズ第1作です。


 どの国にも神話というものが必要なのだけれども、比較的新しい国であるアメリカには神話の数が質量ともに乏しい。
 なので、実話以外にもフィクションで神話となるようなお話をたくさん作ります。
 アメリカの理念やアメリカ人の規範にきちんと合うお話。そんなお話を(意識的に或いは無意識に)作ってアメリカ人としてのまとまりを保とうとします。
 神話が無いならフィクションで作って楽しんでしまおうというのは健全で楽天的な考え方のように思えて私は好きです。
 神話が無いなら歴史を捏造してしまえ とか、神話を持っている国の神話を壊してしまえ とか、そんなことをしている国は止めたほうがいいんじゃね?
 もう限界点が来ているよ。他所の国のことだから知ったことではないけど。

 この「火星のプリンセス」は、冒険活劇の物語の原型のようなお話ではらはらどきどきの展開で少し切ない物語です。
 読んでいてわくわくするファンタジーです。
 面白いですよ。
 お勧めです。

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