狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ジャーマンアイリスその8。

2019年05月05日 23時45分36秒 | お花に関する日記



 本日5月5日は、第2コンスタンティノポリス公会議が開会した日で、以仁王が平氏追討の令旨を発した日で、クビライがモンゴル帝国第5代皇帝に即位した日で、フランスで聖職者・貴族への課税を審議する三部会がルイ16世臨席の下で開会した日で、第一次世界大戦戦勝国によるロンドン講和会議でドイツに対し1320億マルクの賠償金支払い受諾を要求した日で、衆議院議員普通選挙法改正法が公布され25歳以上の男子に選挙権が認められた日で、ドイツに占領されたノルウェー亡命政府がロンドンで発足した日で、イタリアの植民地となっていたエチオピアでエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世が首都に再入城した日で、カナダ軍・イギリス軍によりナチス占領下のオランダ・デンマークが解放された日で、西ドイツが主権の完全回復を宣言した日で、新左翼の中核派が京成スカイライナー放火事件を起こした日で、駐英イラン大使館占拠事件でイギリス陸軍の特殊部隊SASが大使館に突入して犯人6人のうち5人を射殺し人質26人を解放した日で、中国の旅客機がハイジャックされて国外に出た中国民航機韓国着陸事件が起こった日で、オウム真理教が新宿駅青酸ガス殺人未遂事件を起こした日で、パウル・フォン・オーベルシュタインのお誕生日で、土方十四郎のお誕生日です。

 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は二十五度。最低気温は十三度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



 上の写真に写っているお花は、「ジャーマンアイリス」です。
 ジャーマンアイリスのお花に関しては、2018年5月4日の記事2017年5月11日の記事2016年5月14日の記事2015年5月8日の記事2014年4月27日の記事2012年5月5日の記事2009年5月7日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2018年と2017年と2016年と2015年と2014年と2012年と2009年のジャーマンアイリスのお花の記事です。

 ジャーマンアイリスのお花の花言葉は、「エキゾチックな人」です。



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其の疾きこと風の如く、其の徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、知り難きこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆の如し。

2019年05月05日 23時13分46秒 | VSの日記




 或る夜。ぼんくらな我が友人達と遊んでいた時の事。

 基本的に私達はお互いの恋の話をしません。
 しかしその日は珍しく、友人Aが「私、好きな人が出来ました。てへべろ」と述べました。

 ひとまず、全員でスルーしました。
 しかし、友人Aは「でもどのようにアタックしてよいのか分からない」と続けます。
 それも我が友人達はスルー。
 友人Aは「好きな人にどのようにしてアタックすればよいのか教えろください」と縋りついてきたので全員で無い知恵を絞りました。
 因みに友人Aは「○○(←狐の本名)は恋の未熟者なので意見は無用です」と述べました。
 おのれ。どんな時でもすかさず私を貶める。見事であります。
 私・狐は意見を求められなかったので体育座りをして皆の意見を拝聴しておりました。


 友人Aの好きな人がどのような人かを一応聞いた後に、友人Bが「とりあえずお酒の席に呼び込め。お酒の力を借りて思いの丈をぶちまけろ。そしてあわよくば押し倒せ!」と提案しました。
 まぢかよ。力技じゃん。
 このプランでは、まずお酒の席に呼び込む方法が必要となります。
 お酒の席に呼び込む方法が友人達で検討されることになりました。

 友人Cはお酒の席に呼ぶ込む方法として「お酒を呑みに行きませんか? と訊いてみるのでいいんじゃね?」と述べました。
 直球です。漢(←漢と書いておとこと読む)らしい。豪傑の台詞です。
 え? 私の友人達って猛者なの? お互いの恋のお話をほとんどしなかったから知らなかったけど私の友人達って狩人なの? それも力技専門?
 う~む。恐ろしい。

 友人Dは「アタックあるのみ。誘ってみて駄目なら仕方ない。その時は切り替えなさい」と述べました。
 又しても直球。それも剛速球。剛腕であります。
 真理ではあるのですが……。う~む。



 私・狐は訊かれてもいないのに穏健な策として「お相手のお方のお誕生日が近いのでお誕生日のプレゼントを贈ってみては如何でしょうか? プレゼントをを贈ってお相手のお方の反応を見てみては如何でしょうか?」と述べてみました。
 すると、皆からふふんと鼻で笑われてしまいました。
 え? 駄目なの?

 友人達は私を除け者にして友人Aのアタックの方法について議論を続けました。
 我が友人達は皆、即断即決が信条の者達でありますよ。
 回りくどいことをせずに直球勝負で突撃することに決まりました。
 漢らしい……。


 嗚呼。このような発想ができないから私は恋の未熟者と謗られてしまうのでしょうか。
 私も我が友人達のようにありたい。と思った夜なのでございます。





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『先輩と私』/森 奈津子

2019年05月05日 19時37分20秒 | 小説・本に関する日記







 昨日の夜は、森 奈津子の小説『先輩と私』を読み返していました。

 主人公は、T女子大学の好色文学研究会の会員・秋吉光枝。
 好色文学研究会は女性の解放のために「女性によるオナニー」を啓蒙し、官能小説の執筆活動している集団。
 光枝は会長の羽田阿真理先輩に淡い恋心を抱いている。
 しかし先輩は生粋のオナニストで尚且つ会誌『月刊アマゾネス』の発行に夢中になっていて、光枝につれない。
 なので、光枝はしょんぼりな毎日を送っている。
 そんな光枝に、レズビアン・セックスによってこそ女性は真の解放を得られるのだと主張するライバルサークル・エロティック文学研究会の会長が光枝をエロ研に引き込むべく魔の手を伸ばしてきた……。



 見事な莫迦小説です。
 あっけらかんとしたエロと笑いが融合したお話です。
 でもって、すけべぇなお話です。
 でもって、ラブストーリーです。
 登場人物は女性のみ(唯一、喫茶店のマスターが男性だけどチョイ役なのでノーカウント)。
 でもって、変態しか出てこない。
 真面目に全力で阿呆な主張を述べ且つ実践する。

 
 森奈津子先生の心の叫びのようなものもお話の中でちらほらとありました。
 さすがは森奈津子先生、ぶっ飛んでるなぁ。
 面白かったですよ。
 百合百合なお話なのですがお勧めなのであります。



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