狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない。

2019年05月08日 23時46分04秒 | 職場に関する日記





 本日5月8日は、光明皇后の発意により施薬院が設置された日で、僧・浄光が鎌倉・高徳寺の大仏堂の建立を開始した日で、ジャンヌ・ダルク率いるフランス軍がイギリス軍を撃破してオルレアン市を解放した日で、かつて徴税吏であった化学者アントワーヌ・ラヴォアジエが革命裁判所から死刑判決を受けてその日にうちにギロチンで処刑された日で、文部省博物局が湯島の昌平坂学問所講堂跡に日本初の公共図書館である書籍館を開設した日で、西インド諸島のフランス領マルティニーク島のプレー火山が爆発して火砕流でサンピエール市が全滅(死者は約32000人)した日で、南ベトナムのフエで仏旗掲揚禁止抗議デモに警察が発砲して8名の犠牲者を出した日で、厚生省が富山県神通川のイタイイタイ病を公害病に認定した日で、ソ連がロサンゼルスオリンピックへの不参加を表明しやがった日で、武富士弘前支店強盗殺人・放火事件が発生した日で、北朝鮮亡命者が中国瀋陽にある日本国総領事館へ駆け込む事件が発生した日です。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は二十二度。最低気温は七度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。



 本日はお店の作品の入れ替え作業を行っておりました。
 作品を抱えて階段を登ったり下りたり登ったり下りたり登ったり下りたりしていました。
 足がぱんぱんです。腕もぱんぱんです。
 体力の限界ぎりぎりを彷徨いながらの作業でありました。
 嗚呼。北斗七星の隣に蒼く瞬く星が見える……。orz。


 何とか明日から通常営業が出来る状態にしました。
 ほっと一息であります。

 明日から通常業務に戻ります。
 お仕事頑張ります。


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『百器徒然袋―風』/京極夏彦

2019年05月08日 19時25分20秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は京極夏彦のミステリー中編集『百器徒然袋―風』を読み返しておりました。
 「百鬼夜行シリーズ」の脇役の榎木津礼二郎を主役とした3話からなる中編集です。
 この榎木津礼二郎は探偵だけど、調査も推理もしません。
 人の記憶が見えるという能力を持つ(らしい)ので、犯人を見たらいきなり「おまえが犯人!」と指摘してしまうのです。
 でも、証拠も無く推理もしないでいきなり結論を出されたら、周囲の人(&読者)は頭の中が?でいっぱいになってしまいます。
 なので、『百鬼夜行シリーズ』の主役の中禅寺秋彦が説明役とまとめ役で出てきます。
 中禅寺秋彦は、真実は明らかに出来るけど明らかになっても皆が不幸になるだけ―って場合には(基本的には)動けないという性格の持ち主。
 対して榎木津礼二郎は事件の解決には無関心で、首を突っ込んだら事件そのものを粉々に破壊してしまう天衣無縫な変人。
 中禅寺秋彦が動けない(動かない)時は榎木津礼二郎が事態を動かし、榎木津礼二郎が滅茶苦茶にしてしまう事は中禅寺秋彦が収まるところに収めてしまう。
 いいコンビ。
 『百器徒然袋シリーズ』は榎木津礼二郎を主役にした事で、少しおどろおどろしい『百鬼夜行シリーズ』に比べてコミカルになっています。
 面白いですよ。
 お勧めであります。


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