狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

重要なのは、何が出来るかを知ることでない。何が出来ないかを知ることである。

2019年11月08日 22時14分26秒 | 職場に関する日記


 本日11月8日は、スペインのエルナン・コルテスがアステカ帝国の首都テノチティトランに進軍を開始した日で、デンマーク王国の国王クリスチャン2世がスウェーデン人の独立運動指導者ら100名以上を捕縛した日で、ヴィルヘルム・レントゲンがX線を発見した日で、遼東半島還付条約が調印された日で、国家社会主義ドイツ労働者党・ナチス一派がバイエルン首脳部を拘束してミュンヘン一揆を起こした日で、ヒトラー暗殺未遂事件が起きた日で、日本初の南極観測隊を乗せた南極観測船・宗谷が南極に向けて東京港を出航した日で、ハーグ事件で国際手配になっていた日本赤軍最高幹部の重信房子が逮捕された日で、信楽たぬきの日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十八度。最低気温は十一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





 本日はお店の作品の入れ替え作業を行っておりました。
 作品を抱えて階段を登ったり下りたり登ったり下りたり登ったり下りたりしていました。
 もう少し作業の効率を良くしたいのですが、その方法論が見つかっていません。無念。

 足がぱんぱんです。腕もぱんぱんです。
 体力の限界ぎりぎりを彷徨いながらの作業でありました。
 嗚呼。北斗七星の隣に蒼く瞬く星が見える……。orz。



 何とか明日から通常営業が出来る状態にしました。
 ほっと一息であります。

 明日から通常業務に戻ります。
 お仕事頑張ります。


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『王道の狗』/安彦良和

2019年11月08日 21時03分48秒 | 漫画・ゲームに関する日記

 昨日の夜は、安彦良和の漫画「王道の狗」を読み返していました。

 時代は明治中期。
 主人公の加納周助は自由党に加わり秩父事件や大阪事件を経て逃亡する。
 逃亡中に強盗事件を起こして北海道の監獄に収監され、石狩道路建設の懲役労務に就いていた。
 物語は加納が新潟天誅党の風間一太郎と脱走したところから始まる。
 二人はアイヌ人の男に助けられて開拓者・徳弘正輝の下に身を寄せ、身を隠す為にアイヌ人に化ける。

 日本、朝鮮、清王朝が舞台。
 秩父事件から日清戦争、辛亥革命までの全4巻の歴史漫画です。

 登場する歴史上の人物は、勝海舟、陸奥宗光、福沢諭吉、武田惣角、徳弘正輝、大井憲太郎、飯塚森蔵、落合寅市、氏家直国、景山英子、和田延次郎、田中正造、川上操六、内田良平、岡本柳之助、小山六之助、宮崎寅蔵、児玉源太郎、金玉均、洪鐘宇、全ボン準、高宗、閔氏、孫文、李鴻章、袁世凱など。


 主人公の加納は、恩を受けたアイヌの男を助けることができず、無力感に襲われて武道家・武田惣角から大東流合気柔術を学びます。
 加納と大きくかかわってくる歴史上の人物は勝海舟、金玉均、陸奥宗光の3人。
 王道の狗であろうとした加納なのですが……。
 正義とは王道とは人によって定義が違ってきます。
 加納は王道の狗であったのでしょうか?

 お話の展開は後半部分が駆け足になって少し残念。
 勝海舟と出会った後の加納をもっと膨らませて描いて欲しかった。
 でもこれは大人の事情があってやむを得ない処置だったようです。

 どこかで聞きかじった話だけど、日本の昔の武術家で武術を習得する理由を聞かれて「鍛錬することで常に隙を作らない状態になれる。隙を作らないことで他者と争わないですむ」と答えた人がいたそうです。
 力が無くては無法者が現れれば蹂躙されるだけ。
 力を持つことで隙を作らず争いを避ける。というやり方は日本の武道や武術の流れをくむものにはあると思っているのだけれども、私は武道を習ったことがないのでよくわからないです。



 面白いですよ。
 お勧めです。



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