イナカグラシジョウホウサイト おしえて!田舎先生より、勉強させていただきました。
日本の生態系を脅かす存在として知られているのが「セイタカアワダチソウ」です。
日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれた繁殖力のとても強い植物です。
セイタカアワダチソウは「花粉症やアレルギー(喘息)の原因になる」と言われていることについて調べられています。
セイタカアワダチソウとは!
学名:Solidago canadensis var. scabra 科名:キク科 属名:アキノキリンソウ属
和名:セイタカアワダチソウ(背高泡立草) 別名:代萩、セイタカアキノキリンソウ 原産地:北アメリカ
分布:日本全国 形態:多年草、地下茎で増え、茎から花のてっぺんまでは1~3mにまで生長する
特徴:日本の侵略的外来種ワースト100
秋の雑草として雑草が生えている周りなどには、群落を作って密生している姿を見ます。
我が家にも、何年か前から生えていますが、アレルギーの代表のような花ですので、まだ花が、咲かないうちに、抜いています。
セイタカアワダチソウは地下茎で増え、やはり雑草と思えるぐらいの繁殖力としっかりした根を張っています。
今年も抜きましたが、カイドウの木の中に2m以上のセイタカアワダチソウが残っていました。
簡単には抜けない位の強さでした。10月末に全く違う場所に1本黄色のキレイな花が咲いていました。
ウインターコスモスの側です。中で咲いていてもセイタカアワダチソウの黄色は見つけられたかもしれません。
それほど黄色の色はキレイです。今日の投稿の画像は 2019/10/27 撮影のものです。撮影後は、抜きました。<m(__)m>
私達の世代では、セイタカアワダチソウは嫌われものでした。社宅の隣りにある、空き地はセイタカアワダチソウで埋まって
いました。夕方、全員の集合で、セイタカアワダチソウの処理をしました。そのような思い出しかない花です。
今、見させて頂いているサイトに、セイタカアワダチソウがとんだ濡れ衣を掛けられていると書かれています。
確かに、何年か前から生け花に使われてたり、伐採されたりすることもなくキレイに咲いているのを見かけます。
『セイタカアワダチソウは虫媒花といってハナアブやミツバチなどの虫によって受粉をする植物で
杉に代表されるような風に花粉をのせて飛ばす植物(風媒花)ではありません。
さらに花粉の形状も風に飛ばすには非効率的で、重さもかなり重たいので、そもそも風に飛ばすようには進化していない
と考えられています。』と書かれています。
またカナダなどでは寒い時期にもセイタカアワダチソウから蜜が採れるので貴重な花として重宝されているとのことです。
実際に花粉を飛ばしている元凶は「ブタクサ」だそうです。
一度、悪いイメージを植え付けられた、セイタカアワダチソウですが、悪者扱いされる理由の一つに、
「日本の在来種であるススキの居場所を奪っていく姿が憎らしい」というのもあるそうです。
しかし、実際の所、日本のススキも北アメリカでは侵略的外来種として猛威を振るっているので
何とも皮肉な感じがします。と書かれています。