学名:Chrysanthemum × morifolium Ramat 科名:キク科 属名:キク属 洋菊:ポットマム、スプレーギク
和名:イエギク
我が家の菊は伸び放題です。30年以上前から持っていて、名前を忘れてしまいました。
このキクは懸崖造りによく使われていました。先日、以前菊を育てられていた方のところに行きましたが、歳を取られ
分からなくなっておられました。先日、フォロワーさんも写真を出されていましたが名前は書いておられませんでした。
今でこそ日本の華と呼ばれる菊ですが、原産地は中国。それも3,000年余の歴史があるとも言われています。
そんな菊が日本にやってきたのは、奈良時代中期のこと。中国で改良された菊が、遣唐使などによって伝わってきたとされています。
小菊は、文人菊と呼ばれることもあります。元々は、文人作りといって盆栽的につくる菊を指す名前でした。
ですから文人菊という品種や系統があるというわけではありません。小菊は、山菊と呼ばれることもあります。
基本的に小輪の菊です。花型には、丁字や平弁、サジ弁など変化も多いです。
さらに花色もさまざまでとても丈夫なのが特徴的です。(サイト参考)
菊の育て方
菊は耐寒性の強い宿根草です。弱酸性~中性の土を好みます。また菊がよく育つ土の条件としては、肥沃であること、
水はけ・通気が良いこと、水保ち・肥料保ちが良いことが挙げられます。菊の出来は、土で決まるとも言えるのでしっかりと
作っていきましょう。
ベストな培養土としては、以下の通りです。腐葉土4牛ふん堆肥1赤玉土3発酵リン酸1くん炭1これらを混ぜ合わせて湿らせます。
その状態で10日以上置き馴染ませていけばOKです。また水やり、肥料にも気を使わないと立派な菊は作れません。
液肥をたっぷり与えていくと大輪になっていきます。蕾の甘が破れる頃、開花はじめの頃には
液肥を与えると大きな花になるそうです。
キクは肥料を多く必要とする植物なので、生育中は月に1回ほど緩効性肥料を追肥し、花が咲き出してからはリン酸と
カリの多い液肥を与えてください。唯、8月下旬~9月上旬になると、半日陰や明るい日陰などに移動させてあげましょう。
冬になって花が咲き終わったあとは、茎を半分ほど切り戻して冬越しします。
地植えの場合は、霜よけに株元にマルチングをして根が凍らないように気をつけてください。
植え替えの時期は植え付けと同じ4月〜6月頃が適しています。
挿し木は生育期の5月ごろが挿し芽をする時期として最適です。春以降に新しく伸びた芽を5cmほど切って
湿らせた赤玉土やバーミキュライトに挿して育てます。
挿し穂を取らない時は6・7月頃までに摘芯をします。遅ければ、草丈が低くなりますが、10・11月に咲きます。
ご自分の好みで育てます。
夏菊の育て方
菊の新芽(冬至芽)の植え付けは、5月3~5日に8月咲きキクの新芽(冬至芽)の植え付けをします。
(親株から離れた場所の芽の方が、親が持っていた、病気がうつらず良いみたいです。)
草丈が、伸びて10cmくらいになった時、摘心をします。本当は挿し芽して若い、元気の良い苗を植えた方がいいのです。
参考にして頂きたいサイトhttps://www.1gardening.net/51903716/ 夏菊が大きく育たない!生育不良の原因と対策は?
以下は 2019/11/16 の撮影です
花びらの部分は舌状花です その中は管状花(筒状花)が集まっています