以前は 2018/04/09 に投稿しています。
記事中に『花は、腰高なバラ咲きの花芯が、緩やかに波打ちながらほぐれ展開してくると、鮮やかな黄色の
葯が現れる。この花粉袋の濃黄色と黒紅色の、コントラストの強い色調がまた他に類をみない強烈なものである。
このように、ブラック・マジックの花は全てが異例づくめなのである。発売されると大変な反響を呼んで
多くの愛好家がこの椿を買い求めた。人気は今でも全く落ちていない。
ただしこの花を、人をドキッとさせるような、妖艶な花に咲かせるのは難しい。
瑞々しさを失った輝きのない花や、黒味の抜けた赤い花になると、ブラック・マジックの妖さは失われ、
意外に平凡な花になってしまう。また花形が複雑なので花弁が順調に展開しないこともある。春も充分暖かく
なってから、自然にゆっくりと咲かせて、その黒い特異な美しさを楽しみたい。』
とありましたが、今年は、何故か他のツバキも見事な花を咲かせてくれ、満足しています。
ブラックマジックもまだ開花中ですが大輪の花を沢山咲かせてくれました。
場所的には1日中日の当たる場所ですので、葉焼けは起こしてしまいます。
下を向いて咲くので写真を撮るのは、難しいです。今、2mを越しています。
最後の画像は本日(2020/04/09)の撮影です。大きな花びらが一面に散っています。
そのままの形で裏返して落ちたツバキなどは20cm位あり驚かされます。
西洋ツバキ(ラックマジック)http://www.geocities.jp/jpnkcs/NucciosH_1/BlackMagic.html より引用
(現在は通じません)
学名::Camellia 分類:ツバキ科ツバキ属の常緑中高木 鮮明な黒紅色で光沢がある。
分布:本州、四国、九州、アジア東部と南東部 開花期:10月~5月 耐寒温度:-5~5(洋椿の方が寒さに弱い)
バラ~八重咲きの大輪。落ちた椿は広がり、驚かされる。花色と独特な花容は印象的である。
葉は日本では桜葉と呼ばれる鋸歯の細かい葉である。
外国ではヒイラギ葉と呼ばれる。樹性は普通、枝を拡げ上伸性に成育する。