10/5(木)、SNSを見ていたら、前に見ていた元アイドルの方が体調不良で病院を受診することにしたという投稿を見て、それなら安心だと思った自分がいました。
僕は大学卒業後、22~25歳の3年間に松本で一人暮らしをしながらアルバイトと演劇をしていた時期に生活が不安定で、余裕もお金もなくてなかなか通院もできずに体調が悪化し、実家に帰って家族の支えの中で通院できるようになり時間をかけて安定してきた人間なので、ちょっと他人事とは思えなかったです。
医療機関を受診することにハードルの高さを感じる人も多いのかもしれないけれど、みんなもっと気軽に受診した方がいいと思うんですよ。
体調不良や生きづらさは原因が分からない時期が一番つらくて、受診することで病名が分かるだけで気持ちが落ち着くこともあるし、原因が分かったら今度は対策をじっくり考えていけばいい。
医療期間の当たり外れ問題もあるけれど、合わなければ違う場所を探せばいいし、やらないよりはやった方がいい、最初の一歩が一番大切。
それに、長年通院するなら自立支援医療という制度を利用して医療費を抑える方法もあります。
僕がどうしてこんなことを言うかと言うと、僕が双極性障害や発達障害と最初に分かった時に、周りに当事者がいなくて、体験談を知ることができなかったからです。
でも、本当はたくさん当事者はいるんですよね。
だから、別に連帯するとかコミュニティを作るとかじゃなくて、とりあえず発信してみて、こんな人間もいるよ、ということが誰かに届けばいいなと思います。
そういうことを人に話したら、「ちひろさんのいいところは、誰かをなんとかしてやろうという強引さがなくて、あくまで自分を発信していった結果として誰かの心にふれるところだ」と言われました。
別な友人からは、「こういう情報を発信している人は貴重だから、どんどん発信してほしい」と言われました。
そして本音を言えば、自分のように発信している他の人にも出会いたい気持ちがあるのですが、でも強引に出会いを作って繋がる!のではなくて、発信し続けていたらいつか何かの機会にそういう出会いがあればいいな、くらいの軽い気持ちで考えておきます。