元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

中国は絵に描いたような「独裁国家」に? 元最高指導部・周永康氏が失脚

2014-08-03 22:45:01 | 日記

◆中国は絵に描いたような「独裁国家」に? 元最高指導部・周永康氏が失脚

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8220

 

中国の前政治局常務委員である周永康氏が、「重大な規律違反」の容疑で立件されると、30日付各紙が報じた。中国紙の報道では「同志」という呼称が使われておらず、周永康氏の失脚は確実。中国共産党の最高指導部メンバーが失脚するのは25年ぶりだ。「重大な規律違反」は、汚職などを示唆しているという。

 

周永康氏は石油系の国営企業トップを経て政界入りした「石油閥」の中心人物。政治局常務委員だった2007年からは、警察や検察などを統括する統制法委書記として司法部門に大きな影響力を持っていた。今回の容疑の中心になるのは、石油関連や司法部門での収賄や職権乱用などと見られている。

 

習近平・中国国家主席は、12年11月の党総書記就任直後から腐敗撲滅を掲げており、これまでに幹部クラスを含めて数百人を摘発してきた。

 

こうした中、周永康氏が狙われていることは、関係者の逮捕などから噂されてきた。元秘書6人のうち、すでに5人が失脚。弟夫婦など親族を含めた関係者300人超が拘束されており、差し押さえられた資産は合計で1兆5千億円を超えると、今年3月に報じられている。また、周永康氏自身は昨年12月から自宅で軟禁状態に置かれており、取り調べを受けていることがいつ発表されるかが注目されていた。

 

中国で最高指導部の経験者が失脚したのは、天安門事件の際に民主化運動を支持したとされる、元総書記の趙紫陽の更迭以来だ。周永康氏は12年に重慶市トップの党委書記を解任された薄キ来氏と共に、習近平体制を倒す計画を持っていたとされることもあり、専門家らは今回の件について、腐敗撲滅のためではなく「権力闘争」と指摘する。

 

中国は行政・立法・司法の3権分立にはなっておらず、これらの上に中国共産党があって支配している。司法部門に影響力を持つ周永康氏の失脚で、習近平氏はさらに大きな権力を手に入れるだろう。1月には国内治安対策を掌握する「中国共産党中央国家安全委員会」を新たに設置し、自身が主席に就任するなど着々と権力を集中させている。

 

意に反する者は失脚させられ、家族や関係者も拘束され、資産も差し押さえられる。中国は絵に描いたような「独裁国家」になりつつあるようだ。習近平氏の言う「中華民族の偉大な復興」には、ますます警戒が必要だ。(居)


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日本がベトナムに中古船6隻を供与 日本は「アジアの警察官」たれ

2014-08-03 21:35:53 | 日記

日本がベトナムに中古船6隻を供与 日本は「アジアの警察官」たれ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8230

 

日本政府は、ODAを利用して巡視船に転用できる中古船6隻をベトナムに供与する。ベトナムを訪問中の岸田文雄外相が、ファム・ビン・ミン副首相兼外相との会談で表明した。2日付各紙が報じた。

 

ベトナムは日本と同様、中国から領有権での「挑戦」を受けている。中国は5月、南シナ海のベトナム側の排他的経済水域内に、海底の石油の掘削装置を設置し、採掘作業を始めた。中国側はこの掘削装置を守る100隻の船団を組んだが、これに対し、ベトナム側は30隻程度の老朽化した公船で対応。しかし、中国船に追突されたベトナム漁船が沈没するなどした。結局、中国側は7月中旬に掘削施設を撤収したものの、試掘の間、多数のベトナム漁船が、中国船に衝突されて損傷した。

 

中国の「力」に太刀打ちできないベトナムは、日本の支援を要請しており、今回の中古船の供与についても熱望していた。ちなみに、日本が供与した中古船の内訳は、元漁業監視船2隻と中古マグロ漁船4隻。いずれも500トンクラス以上で、ベトナムは改修して巡視船として使う予定だ。装備品を含めて、総額5億円程度の支援となり、早ければ年内に送られるという。

 

日本はベトナムに対し、人材教育の面でも支援している。これまで潜水艦を持っていなかったベトナムは、09年にロシアから潜水艦を購入。今年に入ってそのうちの2隻が納入されたが、潜水艦運用のための潜水医学セミナーに日本の海上自衛官が協力し、5日間の授業をしたことを、2日付朝日新聞が報じている。

 

ベトナムのグエン・フ―・チョン共産党書記長が7月初旬に「人々から戦争勃発の対策を聞かれた。我々は万全の準備を整えておかなければならない」と発言するなど、領有権を守ろうという意志は固い。

 

しかし、本誌8月号でも報じた通り、ベトナムは中国との経済的な関係が深く、配慮せざるを得ない面がある。2日付読売新聞によると、輸入額の約3割が対中国であり、外国人観光客の4分の1が中国人。今回の衝突後、北部特産の果物ライチの中国への輸出が激減したため、ベトナム政府が自国での消費を促す異例のキャンペーンを張ることになった。こうしたことからベトナムは中国に対する依存を減らす動きを始めており、その中で日本とのつながりを深めようとしているという。

 

「世界の警察」をやめると宣言したアメリカがアジアから引いていく中で、日本はアジア諸国を守る役割を担うことを期待されている。そうした中で、集団的自衛権を拡大していく必要性も高まっていくだろう。もちろん、アジアを守ることは、日本を守ることにもつながる。(居)

 


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綱渡り 原発ゼロの夏

2014-08-03 19:51:39 | 日記

綱渡り 原発ゼロの夏[HRPニュースファイル1076]

 

http://hrp-newsfile.jp/2014/1606/

 

文/岐阜県本部政調会長 加納有輝彦

 

◆深刻な電力供給不足

 

東日本大震災後、初めて国内で原発が一基も稼働しない「原発ゼロ」の夏を迎えました。25日(金)は北海道、沖縄を除く8電力会社で今夏最大の電力需要を記録しています。

 

電力各社は 一度引退した老朽火力発電所をフル稼働させるなど電源確保に必死です。ただ今月だけで火力発電所の故障が前年同月の4倍以上に膨らむなどトラブルも絶えません。電力確保へ綱渡りの夏を迎えようとしています。(7/26 日本経済新聞 電子版)

 

電力各社の電力需給予備率(最大需要に対する供給力の余力)からみても、電力供給不足は深刻です。

 

今年の夏の電力需給予備率は、9電力平均で4.6%。電力会社は停電や電力不足を避けるために、3~5%をめどに予備率を設けますが、危険な水準です。特に九州電力は予備率1.3%、関西電力は1.8%と異常に低い状態です。

 

日中のピークで大型の発電機が1つ動かなくなれば大規模な停電の危機に直面します。関電と九電は、他社からの電力購入を予定し、見かけ上は予備率3%を確保しましたが。他社も原発停止で電力に余裕がありません。(「夏の電力は足りている」論の誤り【2014年電力危機】石井孝明 経済ジャーナリスト)

 

◆原子力規制委員会の責任逃れ

 

このような状況下、一刻も早い原発の再稼働が期待されています。

 

原子力規制委員会は7月16日、九州電力の川内原子力発電所1、2号機が新規制基準に適合していると認め、事実上の合格証に当たる審査書案を了承しました。

 

規制委は昨年7月に新規制基準が導入されて以来、12原発19基の審査を行ってきましたが、審査書案の作成は初めてです。

 

しかし、規制委の田中俊一委員長は、規制委の審査は、あくまで新規制基準への適合性審査であり、「安全を保証するものではない」と念を押しました。(週刊東洋経済 7/26)

 

これは、「規制委が安全と認めた原発は再稼働させる」という本年4月11日に閣議決定された「エネルギー基本計画」の方針と矛盾する責任逃れともいえる発言です。

 

◆最終判断を迫られる地元住民

 

規制委が安全を保証できなくてこれで周辺住民は安心して暮らせるのかの問いに田中委員長は「安心だと言えば、(規制委として)自己否定になる。われわれは最善を尽くしてリスクを低減する基準を作り審査してきた。これをどう受け止めるかは地元の判断だ」と最終判断を地元住民に委ねる発言をしました。

 

安全の確保は、原子力規制委員会設置法第一条に明記された規制委の目的ですから、田中委員長の安全を保証しないという発言こそが自己否定ではないでしょうか。

 

田中委員長から、最終判断を託された地元の法的位置づけも曖昧です。「地元の同意」が再稼働の前提となっているものの、電気事業法など法令上の根拠はありません。(産經新聞 7/26)

 

原発から30キロ圏内が地元の解釈の一つにされていますが、どこまでを「地元」とし、どういった手法で「同意」を得るべきなのか、定義はありません。

 

また、幸福実現党が主催した「原発再稼働」をアピールする2000人規模のデモ(2011/5/14)は一切報道されず、反原発デモは、50人程度の小規模であっても主要メディアで一斉に報道されています。

 

偏向報道が目立つ日本にあって、一方的情報しか与えられていない住民の意見が、国の将来を左右するエネルギー政策に関して本当に正しい最終判断が出来るのか疑問です。

 

◆政府はリーダーシップを発揮し原発再稼働急ぐべし!

 

今後の手続きとしては、7月17日から30日間、一般から科学的・技術的意見(パブリックコメント)が募集され、それを踏まえて正式な審査書が8月中にもまとめられ、その後、規制委は、審査結果について地元へ説明に行くことになります。

 

原子力損害賠償法では、原発事故の一義的責任は電力会社にあり、無限責任を負っています。しかし、福島事故では、東京電力の株主や債権者は法的な責任を取っていません。

 

一方で、国が実質的に東電へ過半出資し、賠償資金を立て替えて支援しています。廃炉・汚染水処理や除染にも兆円単位の国費が投入されつつあります。

 

もし川内原発で福島のような事故が起きた場合、九州電力に損害を負担する力はなく、とどのつまり、負担するのは国民となります。(週刊東洋経済 7/26)

 

再稼働に際して、誰が判断するのか等責任の所在が、国民に理解されていません。政府はリーダーシップを発揮し、一刻も早く責任の所在を明らかにし、原発再稼働を急ぐべきです。


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日本の安全保障と集団的自衛権について

2014-08-03 19:30:20 | 日記

日本の安全保障と集団的自衛権【前篇】 [HRPニュースファイル1081]

 

http://hrp-newsfile.jp/2014/1615/

 

 文/幸福実現党 総務会長兼出版局長 矢内筆勝

 

 ◆総論

 

本年7月、政府は臨時閣議で、憲法解釈を変更して集団的自衛権行使を限定容認することを決定しました。

 

集団的自衛権は、国際連盟憲章51条に基づいて、国連に加盟する全ての主権国家が保有を認められている自衛のための自然権です。

 

にもかかわらず、戦後、わが国は70年近くにわたって、憲法9条と日米安保条約をワンセットにして維持されてきた枠組み(いわゆる『戦後レジューム』)に基づいて、内閣法制局の「集団的自衛権の行使は認められない」との解釈を踏襲してきました。

 

その意味で、今回の憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認は、“平和憲法”によって自らの手足を縛ってきたわが国の安全保障政策上、極めて画期的な「パラダイムシフト」(思考の変更)であると言えます。

 

また、北朝鮮の核ミサイル開発や軍事大国化した中国の海洋進出など、わが国の安全保障環境は激変し、日々厳しさを増しています。

 

そうした中での今回の決定は、日本の安全保障の要である日米同盟を強化する共に、財政問題を抱えて内向きになりがちなアメリカをアジアにつなぎ止め、アジア・オセアニア諸国とも連携して幅広い外交・安全保障政策が可能となるという意味で、わが国の抑止力強化に大きく資すると言えるでしょう。

 

 ◆普通の主権国家への第一歩 

 

集団的自衛権とは、密接な関係にある国が武力攻撃を受けた時、自国に対する攻撃とみなして、その攻撃を阻止する権利のことを言う。そしてこの集団的自衛権は、「国際連合憲章」(第51条)で、個別的自衛権とともに、加盟各国が持つ「固有の権利」であると明記されています。(※1)

 

(※1)国連憲章第51条

「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国債の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではい。この自衛権の行使にあたって加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。」

 

しかも、この自衛権は「正当防衛権」であり自己及び他に及び、また仏語の語原では「自然権」(au droit naturel de legitime defense)で、成文の憲法を越える存在であるとされています。

 

日本は、戦後主権を回復し、サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約を締結、さらに国連憲章を批准して晴れて独立国家として国連に加盟しています。

 

それゆえ、本来なら、政府による従来の「国際法上は保有しているけれども、憲法上、行使することができない」との解釈や、集団的衛権が憲法上許されるか否か等の、今回の集団的自衛権の行使容認に反対する議論の多くが、国際法に基づく「国際社会の常識」からすれば、日本の国内にしか通用しない「非常識」な議論といえます。

 

現在の国際世界の秩序は、国際連合憲章に基づく、国連加盟国による「集団安全保障システム」によって維持されています。

 

それは、多国間条約において全加盟国がほかの加盟国に対する武力の不行使を約束し、違反した場合には、違反国を除くすべての加盟国が違反国に対して共同して鎮圧、被害国の主権を回復させるというものであり、国連安保理がその主要な責任を負っています。

 

個別的自衛権と集団的自衛権は、その安保理が「国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間」認められているものです。

 

このように世界は、(安保理の拒否権行使による機能不全など、さまざまな問題を抱えているとしても、)国連憲章という国際法に依拠した集団安全保障で成り立っており、日本も国連加盟国の一員である以上、当然それに依拠した行動を求められているのです。

 

しかしながら、日本はこれまで、憲法9条と日米同盟という枠組みに拘泥するあまり、世界基準である国際法ではなく、国内法の枠組みの中での安全保障政策を踏襲し、大きな失敗を重ね、国家の威信を損なってきました。

 

その一例が、1992年の湾岸戦争での国際協力をめぐる日本の対応です。当時クウェートに侵攻したイラクのフセインに対して、国連の承認のもとアメリカ主導の多国籍軍が結成され、世界30カ国が参加しました。

 

日本は自衛隊による人的貢献 を「海外派兵となる」と見送り、代わりに約130億ドル(約1兆7000億もの巨額の資金を拠出しました。

 

しかし、国際社会からは”too little, too late(少なすぎ、遅すぎ)と非難され、クウェート政府が米国の主要英字紙に掲載した感謝国30カ国の中から、日本の国名が除外されるなど、わが国は屈辱的な扱いを受けました。

その意味で、今回の集団的自衛権の行使容認によって、わが国はようやく、憲法9条という国内法に縛られた枠組みから、国際法に依拠する枠組へと踏み出すことになり、安全保障政策上ようやく、「普通の主権国家」に近づいたと言えます。

 

◆「双務性」による日米同盟の強化

 

日米同盟は日本の安全保障の要です。自衛隊は未だ国内法上は軍隊ではなく、核も敵地への攻撃力も持っていません。

 

また情報分野もほとんど米国頼りであり、海洋貿易立国でありながら生命線であるシーレーンも、実質上、その安全をアメリカ軍の第7艦隊に委ねるなど、残念ながら、日米同盟抜きに、独自の安全保障を維持することは困難な状態にあります。

 

その意味で、今回の集団的自衛権の行使容認は、その日米同盟をより強固にし、さらにアメリカをアジアにつなぎとめるという意味で、日本の安全保障上、極めて重要な意味を持っています。

 

その最大の理由が、今回の集団的自衛権の行使容認によって、日米同盟の脆弱性の1つであった「片務性」が解消され、「双務性」に向かうことです。

 

国家間の軍事同盟は一般的に、NATOがそうであるように同盟国同士の集団的自衛権によって成り立っています。しかし、現在の日米同盟は、日本に米軍を駐留させる代わりに、アメリカに日本の防衛する義務を付加するという「片務性」に基づいているのです。

 

それは、東西冷戦という“特殊な環境”下においては機能したものの、冷戦体制が終結するに至って、その「片務性」に対して、アメリカ国内からも、「日本に米軍基地を置けるというメリットだけで日本と同盟を結んでいることに、どれだけの利益があるのか」という「日本の安保ただ乗り」論が、萌出するに至っていました。

 

例えば、アメリカでも最大手の外交研究機関「外交問題評議会」が1997年にまとめた報告書は、日本の集団的自衛権禁止を「日米同盟全体に潜む危険な崩壊要因」と定義づけ、「有事の際にそうした回避が露わになれば、アメリカ国民は衝撃的に失望し、日米同盟自体が危機に瀕する」と警告し、日本に政策修正を求めました。

 

さらに2001年にも、ヘリテージ財団が、「日米同盟の重要性が高まったからこそ、日本と米国の有事の効率的な協力や、国連平和維持活動への参加を拒む、集団的自衛権行使の解除」を求める政策提言報告書を出しました。

 

同財団は、2005年にも、日米同盟強化を提言。その最大の障害が、集団的自衛権の行使禁止だと強調しています。(『日本を悪魔化する朝日新聞』古森義久WILL 2014年7月号より) 

 

現在、日本が直面する中国との尖閣問題に関して、アメリカはオバマ大統領を始め、「日本の施政下にある領土は、尖閣諸島も含めて日米安全保障条約の第5条の適用対象となる」と、明言しています。

 

これは、アメリカが日米同盟に基づいて、「集団的自衛権を行使する」と言っていることに他なりません。もし、日本が従来のように集団的自衛権を行使できないまま、尖閣有事や朝鮮半島有事が勃発した場合、その「片務性」に対してアメリカ世論が沸騰し、日米同盟が崩壊する危険性すら存在していたのです。

 

その意味で、集団的自衛権の行使容認は、日米同盟を強化し、日米を真の同盟関係にするために、どうしても必要な国家の選択であったと言えます。

 

 ◆憲法改正への嚆矢として

 

さらにこの日米同盟が今、アメリカの国内問題によって大きく変化しつつあります。

 

2013年3月から始まった政府の歳出強制削減によって、アメリカは向こう10年間で3兆9000億ドル、日本円にして390兆円の歳出削減を迫られ、それに伴って国防予算は大きく削減されることになります。

 

その額は実に10年間で約5000億ドル(約50兆円)、一年間で日本の防衛予算(平成25年度4・68兆円)に匹敵する規模です。これによって、アメリカは「世界の警察」であることを放棄し、アジア太平洋地域における戦力や運用も、縮小せざるを得ない事態に追い込まれているのです。

 

ゆえに日本は、日米同盟のさらなる深化に向けて不断の努力を払う一方で、いつ何時、日米同盟が機能しなくなるような事態も想定し、今後、自らの力で中国や北朝鮮の軍事的脅威と対峙できる安全保障政策を構築しなければなりません。

 

すなわち「自分の国は自分で守る」――「自主防衛体制」の確立です。それは明治維新以降、日本が一貫して歩んできた道でもあり、独立国家としては当然の姿勢です。

 

そのためにどうしても避けて通れないのが憲法9条の改正です。今回の集団的自衛権の行使容認をめぐる国会での議論やマスコミ報道に見られるように、国際法で認められている自衛権の行使であっても、憲法解釈の変更の是非を巡って、日本の国論は分裂しました。

 

国家の根幹でもある安全保障政策をめぐる、こうした混乱と不毛な論議を避け、暴走する中国や北朝鮮の軍事的脅威から国民の生命、安全、財産を守るために、わが国は遠からず憲法9条の改正を実現する必要に迫られています。

 

なぜなら、現在の自衛隊は憲法上軍隊とは認められず、おのずと防衛行動に大きな制約が課せられているからです。

 

憲法改正に当たっては、自衛隊を国家防衛の軍事組織と位置づけ、従来のポジィティブ方式による法規定ではなく、諸外国の軍隊が採用しているネガティブ方式による規定化が望まれます。

 

当然のことながら、軍刑法の制定と特別裁判所設置も視野に入れるべきです。そのためには、憲法の解釈変更ではなく、憲法改正に踏み込まざるを得ません。

 

その意味で今回、集団的自衛権行使容認の是非をめぐって、国民的議論が喚起され、憲法改正への道筋を拓いたことは、実質的な抑止力向上と加えて、わが国の安全保障政策上、画期的な出来事であったと言えるのです。


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離島防衛の強化を急げ 軍事的な手段によらない侵攻への検討が必要

2014-08-03 18:54:04 | 日記

 

◆離島防衛の強化を急げ 軍事的な手段によらない侵攻への検討が必要

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8212

 

2013年12月に閣議決定された「国家安全保障戦略」と「防衛計画の大綱」では、防衛力の強化と離島奪還のための部隊の創設が明記された。それを受ける形で2014年5月に自衛隊は、陸海空統合の離島奪還訓練を実施した。

 

ただ、離島を外国に取られてから奪還することは困難なため、日本の防衛力を強化して、外国に離島を取られることを未然に防ぐことに重点を置くべきであると既に指摘してきた。

 

そして今回は、離島防衛が必ずしも軍事的な手段によらない場合に注目したい。

 

長崎県・対馬は、韓国経済と密接につながり始めている。対馬では、2000年に韓国の釜山―対馬間の国際航路が就航してから、年間1600人程度だった観光客が急増し、16年には2万人を突破。その後高速船が就航すると、韓国人観光客は24年には15万836人に達した。

さらには、土地や民宿、民家などを韓国資本が次々と買収。表向きは日本人が所有しているように見えながらも、実際は韓国人が経営し、日本人が従業員として働いている店も増え始めているという。(2014年1月21日付産経新聞)

韓国人観光客の誘致に成功している事例とも言えるかもしれないが、これを皮切りに対馬が韓国の影響下に入ってしまう可能性も指摘できる。

 

同じ長崎県の五島市は、対馬をモデルにして、外国人観光客の誘致を目指している。しかし、近年では、大量の中国漁船が日本近海に来ていることが当たり前になっているばかりか、無人島が外国船に占拠されることも懸念されている。そのため、五島市では、同市への自衛隊配備を訴える声も上がっている。(2014年7月24日付産経新聞)

 

さらには、外国人が日本に長期滞在しやすい環境に変化している。2011年に中国人観光客のビザが緩和された際、これまで15日だった短期滞在ビザの有効期限が3年(1回の滞在期間は90日)に延長され、その期間内であれば何回でも訪日できる数次ビザになった。初回訪問時に沖縄に1泊すれば、翌日からは沖縄以外の県での滞在も可能だという。緩和の目的は沖縄県の観光振興のためと言われているが、一部では不法滞在者の増加を招く恐れがあると懸念されている。

 

経済的に他国の影響下に組み込まれそうになった事例として、台湾があげられる。台湾では、中国からの経済的な影響力の拡大に歯止めをかけようとする動きが出ている。

中国は軍事力を拡大しているが、その一方で、台湾への経済的な影響力を拡大させることで、台湾を中国の経済的な支配下に置こうとした。それが、2010年に締結された経済協力枠組み協定(ECFA)だ。2014年3月に中国は台湾とサービス貿易協定を締結しようとしたが、台湾に対する中国の影響力の拡大が懸念され、サービス貿易協定に対する反対運動が起きた。

 

このように、離島への侵攻は必ずしも軍事的な手段によらない可能性もある。その場合を想定して、知らず知らずの間に外国の経済に日本の離島が組み込まれることのないように、注意していく必要があるだろう。(飯)


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中南米をめぐる日中の資源外交のゆくえ

2014-08-03 18:41:14 | 日記

中南米をめぐる日中の資源外交のゆくえ[HRPニュースファイル1080]

 

http://hrp-newsfile.jp/2014/1613/

 

 文/HS政経塾スタッフ 遠藤明成

 

 ◆中南米訪問に力を入れる安倍首相

 

7月25日から中南米訪問を開始した安倍首相は、メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリを訪問し、8月1日にはブラジルのルセフ大統領と会談します。

 

日本の首相の訪問は、メキシコ、ブラジル、チリが10年ぶり、トリニダード・トバゴとコロンビアが初となりますが、今回の訪問には、日本のエネルギー安全保障を確保すると同時に、中南米に浸透する中国の影響力に対抗する狙いがあります。

 

安倍首相は、25日に「メキシコの石油増産やシェールガス開発が、世界のエネルギー市場の安定にとって重要だ。日本の技術と資金が今後有効に活用されることを期待する」と述べ、「トリニダード・トバゴで天然ガス、チリでは銅、リチウムなどの開発で日本の技術支援や投資を」(産経ネット版7/30)活発化させる方針を示してきました。

 

 ◆中南米に浸透する中国の影響力

 

安倍首相は、中南米にてインフラ輸出、資源・エネルギー面での連携、国連での地位向上を図るための味方づくりなどを進めていますが、すでに習近平氏は7月中旬に中南米四か国を訪問しているため、今回は、東アジアでの日中の対抗関係が地球の裏側にまで持ちこされています。

 

8月1日に安倍首相はブラジル入りしますが、習近平氏とルセフ大統領との首脳会談では、ブラジルの鉱山開発企業に約5千億円規模の融資、アマゾン流域で建設中のダム開発支援、ブラジルのエンブラエル社製の航空機60機の購入等が決まっています(産経ネット版 7/18)。

 

習氏は、「中南米30カ国以上が加盟するラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の首脳会議にも出席し「2024年までに中南米との貿易総額を現在の約2倍の5千億ドル(約50兆円)以上にする」(産経ネット版 7/25)と豪語しました。

 

現在、長年の積み重ねもあって、中国の資源外交や貿易拡大のための世界戦略は中南米にまで浸透しています。(習氏は就任以来、二回目の中南米訪問を行なっており、前主席である胡錦濤氏も中南米を訪問している)

 

筆者である私も、ペルーに住む知人から「日本語を学ぶ人が減り、ビジネスで有利な中国語を学びたがる人が増えている」という話を聞いたことがありますが、今後、日本はGDP第二位奪還計画を立てるとともに、もっと国際広報に力を入れていかなければならないでしょう。

 

日本の首相が訪問できたのは10年ぶりであることを考えると、今後、日本にとって大切なのは、世界規模で「敵を減らし、味方を増やす」外交戦略を展開することです。

 

そのためには、「常に地球儀を見ながら考えていた」とも言われる毛沢東以上の戦略眼を持った大政治家が、日本から出て来なければならないでしょう。

 

 ◆中南米最大の親日国ブラジルとのさらなる関係強化を

 

中国に比べると、なかなか外遊できない日本の首相は後手後手になっていますが、習氏の中南米訪問にはベネズエラやキューバなどの反米国も含まれているため、日本としては、ブラジルなどの国々に「自由主義、民主主義国の連携」を訴えることで、中国との差別化を図ることができるでしょう。

 

1日に安倍首相が赴くブラジルは150万人の日系移民が住む南米最大の親日国であり、日本とは歴史的にも文化的にも経済的にも深いつながりを持っています。(日本からのブラジル移民には100年以上の歴史がある)

 

そして、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック、2020年の東京オリンピックにおける相互の協力、ブラジル人移民の受入れ、南大西洋の深海油田開発への協力、ブラジルからの石油、鉄鉱石の輸入など、日本とブラジルの間で進めるべき取組みも数多くあるのです。

 

ブラジル側には、「中国の軍事的脅威は地球の裏側にある自国にまで及ばないので、確執が続く日中両国とうまく付き合い、日中両国からブラジルに有利な融資や支援などを引き出したい」という考えもあるでしょうが、日本としては自由主義、民主主義国としての価値観の共通性や日系移民を通じた交流の歴史などを強調し、単なる経済関係以上の、深い協力関係を目指していかなければなりません。


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中南米をめぐる日中の資源外交のゆくえ

2014-08-03 18:41:14 | 日記

中南米をめぐる日中の資源外交のゆくえ[HRPニュースファイル1080]

 

http://hrp-newsfile.jp/2014/1613/

 

 文/HS政経塾スタッフ 遠藤明成

 

 ◆中南米訪問に力を入れる安倍首相

 

7月25日から中南米訪問を開始した安倍首相は、メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリを訪問し、8月1日にはブラジルのルセフ大統領と会談します。

 

日本の首相の訪問は、メキシコ、ブラジル、チリが10年ぶり、トリニダード・トバゴとコロンビアが初となりますが、今回の訪問には、日本のエネルギー安全保障を確保すると同時に、中南米に浸透する中国の影響力に対抗する狙いがあります。

 

安倍首相は、25日に「メキシコの石油増産やシェールガス開発が、世界のエネルギー市場の安定にとって重要だ。日本の技術と資金が今後有効に活用されることを期待する」と述べ、「トリニダード・トバゴで天然ガス、チリでは銅、リチウムなどの開発で日本の技術支援や投資を」(産経ネット版7/30)活発化させる方針を示してきました。

 

 ◆中南米に浸透する中国の影響力

 

安倍首相は、中南米にてインフラ輸出、資源・エネルギー面での連携、国連での地位向上を図るための味方づくりなどを進めていますが、すでに習近平氏は7月中旬に中南米四か国を訪問しているため、今回は、東アジアでの日中の対抗関係が地球の裏側にまで持ちこされています。

 

8月1日に安倍首相はブラジル入りしますが、習近平氏とルセフ大統領との首脳会談では、ブラジルの鉱山開発企業に約5千億円規模の融資、アマゾン流域で建設中のダム開発支援、ブラジルのエンブラエル社製の航空機60機の購入等が決まっています(産経ネット版 7/18)。

 

習氏は、「中南米30カ国以上が加盟するラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の首脳会議にも出席し「2024年までに中南米との貿易総額を現在の約2倍の5千億ドル(約50兆円)以上にする」(産経ネット版 7/25)と豪語しました。

 

現在、長年の積み重ねもあって、中国の資源外交や貿易拡大のための世界戦略は中南米にまで浸透しています。(習氏は就任以来、二回目の中南米訪問を行なっており、前主席である胡錦濤氏も中南米を訪問している)

 

筆者である私も、ペルーに住む知人から「日本語を学ぶ人が減り、ビジネスで有利な中国語を学びたがる人が増えている」という話を聞いたことがありますが、今後、日本はGDP第二位奪還計画を立てるとともに、もっと国際広報に力を入れていかなければならないでしょう。

 

日本の首相が訪問できたのは10年ぶりであることを考えると、今後、日本にとって大切なのは、世界規模で「敵を減らし、味方を増やす」外交戦略を展開することです。

 

そのためには、「常に地球儀を見ながら考えていた」とも言われる毛沢東以上の戦略眼を持った大政治家が、日本から出て来なければならないでしょう。

 

 ◆中南米最大の親日国ブラジルとのさらなる関係強化を

 

中国に比べると、なかなか外遊できない日本の首相は後手後手になっていますが、習氏の中南米訪問にはベネズエラやキューバなどの反米国も含まれているため、日本としては、ブラジルなどの国々に「自由主義、民主主義国の連携」を訴えることで、中国との差別化を図ることができるでしょう。

 

1日に安倍首相が赴くブラジルは150万人の日系移民が住む南米最大の親日国であり、日本とは歴史的にも文化的にも経済的にも深いつながりを持っています。(日本からのブラジル移民には100年以上の歴史がある)

 

そして、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック、2020年の東京オリンピックにおける相互の協力、ブラジル人移民の受入れ、南大西洋の深海油田開発への協力、ブラジルからの石油、鉄鉱石の輸入など、日本とブラジルの間で進めるべき取組みも数多くあるのです。

 

ブラジル側には、「中国の軍事的脅威は地球の裏側にある自国にまで及ばないので、確執が続く日中両国とうまく付き合い、日中両国からブラジルに有利な融資や支援などを引き出したい」という考えもあるでしょうが、日本としては自由主義、民主主義国としての価値観の共通性や日系移民を通じた交流の歴史などを強調し、単なる経済関係以上の、深い協力関係を目指していかなければなりません。


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ウクライナ問題と日本の役割

2014-08-03 16:44:29 | 日記

ウクライナ問題と日本の役割[HRPニュースファイル1079]

 

http://hrp-newsfile.jp/2014/1611/

 

文/HS政経塾第2期卒塾生 幸福実現党世田谷区代表 曽我周作

 

◆マレーシア航空撃墜事件

 

ウクライナの上空でマレーシア航空が撃墜された事件から約2週間が経過し、ウクライナ問題がさらに出口の見えないものになってまいりました。

 

今回の撃墜事件は、事件発生直後からロシア製の地対空ミサイルのBUKが、親ロシア派によって使用されて発生したという見方が出ています。

 

しかし、そもそも「親ロシア派」というものの、親ロシア派の「ドネツク人民共和国」の実態として、それを率いているのはロシアの諜報機関であるGRUの関係者であると指摘されています。

 

したがって、この長く続くウクライナ問題は、単なるウクライナの内政問題であるわけではありません。

 

現状としては事故から2週間がたちますが、事故現場の捜索活動も親ロシア派の抵抗で十分に行えていない状況であるといわれています。

 

事故の後からの当面の争点としては、

(1) この撃墜は誰が行ったのか

(2) この撃墜は何の兵器によってなされたのか、その調達はどのようになされたのか

 

これらの2点がまず挙げられるかと思います。

 

◆親ロシア派の誤射

 

『エコノミスト』では「ミサイルはロシアから供給され、要員もロシアで訓練された」と主張しています。

 

また、このような撃墜は高度な兵器と訓練がなければできないことだといわれており、ロシア側の関与が疑われています。

 

そして、当初から親ロシア派の誤射であるだろうといわれています。

 

これら西側諸国の主張する内容が全て真実であると仮定しても、エコノミストのいうように「西側諸国が厳しい制裁をロシアに課して、プーチン大統領とその仲間を国際社会の協議の場から追放すること」が事の解決につながるのかといえば、それは大いに疑問があります。

 

ただし、同じく西側諸国の主張する内容が全て真実であると仮定して、ロシアのプーチン大統領も、西側諸国が主張するとおりのことが事実であることを知っている、つまり、ロシアが供与した地対空ミサイルBUKで、親ロシア派がマレーシア機を誤射したということを知っている可能性も当然あります。

 

クリミア編入など、ロシアの思惑が貫かれた部分も多分にあったと考えられる一連のウクライナ問題ですが、このマレーシア機撃墜はプーチン大統領にとって大誤算であった可能性もあるでしょう。

 

◆日本の役割

 

西側諸国の主張する内容が真実であると証明された場合、プーチン大統領は更なる窮地に立たされるかもしれません。

 

EUに続き日本もロシアに対して追加制裁を決定しましたが、今後日本国政府としては米国追随型で制裁に進むだけなのかどうかが試されているでしょう。

 

この期に及んでもなお、ロシア政府側から、この秋に日ロ首脳会談が行われることに期待感を示す意見が出されるのは、もちろんロシア経済にとって対日関係が極めて重要であることも一因でありますが、やはり同時に、日本に西側諸国とロシアとの仲立ちを期待する意味合いも含まれているでしょう。

 

日本までもがアメリカを中心とする西側諸国の激しい「怒り」の波に乗りすぎると、追い詰められたロシアが中国と接近し、中ロが組んで日本に本格的な脅威を与えるようになる危険性があり、それは日本として最悪のものであります。

 

今回のマレーシア航空の撃墜事件は、プーチン大統領としてもかじ取りを一気に困難なものにした「不測の事態」であった可能性があります。

 

安倍首相率いる日本政府としても非常に対応の難しい問題であるかもしれません。

 

ロシアのプーチン大統領にとっても国際社会の責任ある国家の一つとして、この問題の解決に向けたプロセスに進めるよう、西側諸国とロシアの中で泥沼化しつつある問題の解決に向けて、我が日本国政府が国際社会の舞台で重要な調停役を見事に果たされることを切に期待するところであります。

 


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福島原発の職員9割退避は「誤報」 「東電悪玉論」の朝日新聞

2014-08-03 16:38:09 | 日記

福島原発の職員9割退避は「誤報」 「東電悪玉論」の朝日新聞

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8228

 

朝日新聞が5月、福島第一原発の事故当時、現場の職員の9割が「福島第一原発構内の線量の低い場所に退避」という吉田昌郎所長の命令に反し、福島第二原発に撤退していたと報じた。同紙は政府事故調査会が吉田所長から聞き取りをした際の「聴取結果書」、いわゆる「吉田調書」を入手し、その事実が明らかになったとしていた。しかし、共同通信の連載記事によって、所員の命令違反というのは「誤報」である可能性が高まっている。

 

その連載記事『全電源喪失の記憶』は、地方紙を中心に掲載されている。これによると、吉田所長は2011年3月15日、高濃度の放射性物質を含んだ蒸気が大量放出される危険が高まったため、事故の収束作業に関連のない所員について「線量の低い場所がなければ、第二原発に撤退させる」と指示していた。また、事故の収束に必要な所員は各班の班長から指名された。

 

撤退の手順については吉田所長と部下との間で様々なやり取りがあったことが記されている。その中には、作業を続けるために撤退しなかった所員、そして、指示に従っていったん撤退したものの、「作業員の交代が必要」という要請に応じて第一原発に戻った所員もいたという。

 

つまり、この記事に照らせば「所員が命令に違反して撤退」という朝日の報道は間違いであり、実際は、吉田所長の指示の下、整然と事故対応と第二原発への撤退が行われたというのが真実のようだ。そして何より、事故収束にあたった所員は命をかけて作業を続けていた。

 

100人近くの原発事故関係者に取材を行い、『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』を執筆した作家の門田隆将氏は、この連載については「多くの場面が、拙著とも重なっている」と自身のブログで紹介。現場を取材する他紙の記者も「あの時の“現場の真実"」を知っている記者が多くなってきたとして、「朝日は現場に取材もしないまま、あの記事を書いたのではないかと疑ってしまう」「自らのイデオロギーに固執し、真実と真逆の記事を書いても良しとする姿勢には、同じジャーナリズムにいる人間として、どうしても納得ができない」としている。

 

「東電悪玉論」という結論を導くために事実をねじ曲げたような朝日新聞の報道は、命をかけて事故を処理した吉田所長や、所員に対する著しい名誉毀損となるだろう。

 

福島第一原発事故についての東電の責任を非難する声は大きい。しかし、東京電力こそ地震・津波の最大の被害者であるという点を忘れてはならない。当時の菅直人首相の「東電乗り込み」など政府の初動のまずさや、国の指導基準の問題を全て東電に押し付けて、「原発をやめるべき」という結論ありきの方向に導くことは、日本のエネルギー政策を誤らせる。(晴)

 


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長崎市長 平和宣言で「集団的自衛権」への懸念言及を発表 それで本当に平和が実現する?

2014-08-03 16:33:28 | 日記

◆長崎市長 平和宣言で「集団的自衛権」への懸念言及を発表 それで本当に平和が実現する?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8232

 

8月9日の「長崎原爆の日」の平和祈念式典で、長崎市長が読み上げる「長崎平和宣言」で、「集団的自衛権」の行使容認に対して懸念を示す内容を盛り込むことになった。この宣言は毎年、被爆者や有識者らで構成される起草委員会が内容を検討しているが、今年は、閣議決定された集団的自衛権の行使容認に対する懸念を示すかどうかで議論が続いていた。

 

起草委員会が7月初旬に行った最後の会合では、市が示した修正案に「集団的自衛権」という文言は入っていなかった。ところが、委員から「戦争ができる国に変わろうとしていることへの警鐘が必要」「今年の平和宣言で言及がないと逃げていると取られかねない」などの声が上がり、8月1日に発表された最終案には文言が反映された。

 

一方、8月6日に広島で行われる平和記念式典で、松井一実市長が読み上げる「広島平和宣言」では、「集団的自衛権」に言及しないという。ただ、松井市長は「日本国憲法の崇高な平和主義のもとで、69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要がある」という表現によって、集団的自衛権行使容認への懸念は「十分言及できている」と話している。

 

しかし、そもそも広島と長崎に原爆を落としたのはアメリカであり、まるで「原爆を落とされたのは自分たちのせい」と言わんばかりの、おかしな意識は改めるべきだ。国防の危機を迎えた日本が、国防を強化するのは主権国家として当然のことである。

 

集団的自衛権をめぐっては、マスコミを中心に「個別的自衛権で十分。集団的自衛権の行使を容認してしまえば、アメリカの起こす戦争に巻き込まれる」などの批判がある。だが、「個別的自衛権だけしか認めない」ということは、「どんな強大な国が攻めてきても、日本は自分の力だけで何とかします」と宣言するに等しい。「価値観が近い国が助け合って、お互いを守り合いましょう」という集団的自衛権を選択する方が、防衛面でも費用の面でも明らかに優れている。

 

原爆投下の悲惨さを訴えることは重要だ。しかし、それと「集団的自衛権」を否定することは全く別問題である。いやそればかりか、集団的自衛権を行使しなければ、他国に日本を攻めやすくさせるという意味で、原爆投下以上の悲惨な結果を招きかねない。

 

現実の軍事的脅威である中国や北朝鮮を押しとどめるためにも、世界で唯一原爆投下の被害を受けた長崎と広島は、「他国に対して侵略のために、核兵器を使うことがないように」というメッセージこそ発信すベきだ。(晴)

 


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