糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

変化 ~むすめの場合

2012-07-17 | 日記

 昨日17万人が集まった「さようなら原発 10万人集会」には家族全員で出かけました。

 

 今朝、ちょっとゆっくり起きてリビングに行くと、まず目についたのがこの光景。

 

 自分の参加した集会がどう報じられているのかが気になったようで、朝、一番に起きた娘が、とるものもとりあえず郵便受けに走り、新聞をとってきて読んでいました。

「しんぶん赤旗」の一面に大きく載せられた代々木公園の群衆に、私も改めて感動を覚えました。

 新聞を読んでいる娘が昨日の夜、やっと家族が合流できて夕飯を食べに出かけた時、「自分は両親のおかげで、放射能や原発のことを知る事ができたけど、私の周りには関心のない子もいる。どれくらいいるんだろうか」と、何やら使命感を感じている様子でした。

 カミさんから聞いたところによると、この娘、パレードで第一歩を踏み出したとき、「歴史が動いたような気がした」と、感慨無量だったとか。

 まさに、歴史が動く瞬間に立ち会ったのかもしれません。そして、それをそう評価できるように、大人の私たちが何をすべきか、身も心もひきしまる思いがしました。

 

 私自身、首相官邸前の抗議行動や今回の集会に参加し、民意がどこにあるかを実感しています。この民意がまったく届かない、相手にされないことが、これまではあたり前で、それゆえに主権者である国民があきらめたり、「どうせ変わらない」と思わされてきました。

 しかし、今は違います。多くの国民が原発再稼働にしろ消費税増税にしろTPP参加にしろ、「NO!」という思いを持ち続けています。そして原発については、少なくとも17万人が、この日声に出したわけです。他のどの問題でも、全国各地で声が発せられています。

 この声を政治に活かせるかどうかが、私を含む今政治に携わる人たちに突きつけられている課題です。同時に、声を上げた人々に、きちんと政治に向き合い、各々の持っている一票をどこに預けるかを真剣に考えてもらうときなのだと思います。

 

 いま、この情勢で私が候補者として日本共産党の看板を背負って活動することに誇りとやりがいを感じていますし、同時にプレッシャーも感じます。

 つぎの総選挙を、歴史を動かす第一歩の選挙にしたい。心からそう思います。