7月 7日 (土)
山の会Bの会員7名(男性3名・女性4名)で、山梨県北杜市と長野県伊那市の県境にある 甲斐駒ケ岳(日本百名山)へ行ってきました。
長野県側では「東駒ケ岳」と、呼ぶそうです。隣の国の名前なんぞ冠に付けたくないそうで。
「山の団十郎」と称される甲斐駒ケ岳。
中央道から眺める甲斐駒ケ岳は、ゴツゴツとした岩塊の山容で、私には団十郎のイメージはない。
以前、清里から望む甲斐駒ケ岳。

見る角度が違えば、この山が団十郎に見えるのだろうか。楽しみ、楽しみ
1ヶ月ほど前の例会で、眼底出血のためしばらく山を休んでいたSさん(70歳・男性)が、
「ボクね、ゆっくり甲斐駒を歩きたいんです。コースタイムとか、バスの時間とかにとらわれないで。写真を撮ってね、のんびりと。山小屋泊なので、小屋との連絡もとります。誰かお付き合い下さいますか?ボクが計画書を出しますから。」と。
〉写真を撮って のんびりと?
はい、はい、はーい✋私、行きまーす。
4:30 市役所集合・出発
甲府市から、芦安温泉 市営駐車場へ向かう
登山口へのアクセス

6:20 芦安温泉 市営第3駐車場 着。

ここから乗り合いタクシー(1,100円+協力金100円/1人)で広河原へ。
準備体操してタクシーを待つ。

7:10 広河原 着。

平日は、7時半のバスがなかった💧
8時発のバス(700円 /1人・含荷物料)で北沢峠へ。

8:25 北沢峠 着

登山口

さぁ、行きますよ💪

ルート

8:40 歩き始め

樹林帯をひたすら登る。
イワカガミでドレスアップした不動岩が迎えてくれる♡

キバナノコマノツメ

10:30 双児山

今日は、お腹が空いてたまらん!

いったん、双児山を下り駒津峰へ向かう。
ハイマツの針葉が柔らかい。こちょこちょしながら歩く。

駒津峰への上り。

11:35駒津峰

ここで、残念なこと💧心臓の手術をしたMさんの酸素取り込み量が80%になってしまい、
「僕は、ここでリタイアします。小屋で待っています。」と。顔色も悪い。
7人全員でテッペンを踏みたかった。
Mさんが下山するので集合写真を撮る。

⤴︎ Mさん以外、みんな笑顔なのがリアル・・・
駒津峰から、甲斐駒ケ岳山頂まで、あと1時間半もある。大丈夫かいな、ワタシ💧ちょっと太腿の後ろが引きつる。
シナノキンバイが、「頑張って」って🌼

駒津峰から30分ほど歩くと、ようやく山の団十郎が、その姿を現わす⛰
中央道から見る姿とは全く違うよ。色白の三角ピークなんだね。

12:15 六方石

12:30 直登と巻道の分岐

「直登は、岩場です。ガスも出てきました。疲れも出てきていると思います。直登と巻道、どちらにしますか?」というリーダーの言葉に、
直登!(全員、即答)
岩との格闘が始まる。

「かかって来いっ‼️」と、言わんばかりに立ちはだかる岩壁 🤚

その迫力に、「行くわョ‼️」と、アドレナリンが出る。この時、この三角ピーク⤴︎が山頂だと思ってた。
途中、後ろのメンバーが目視出来なくなり、「ちょっと見て来る。」と、リーダー。
え?ワタシは?
「待ってて」とも、「先に行って」ともいわれなかったから・・・行くっ‼️
う〜ん、ガスが上がってくるなぁ〜💦

いくつもの岩をやり過ごして進むが、⭕️や、赤い➡︎のペイントが薄くて、ガスの中では確認が難しい(・_・;
四つん這いではい上がる。
脚力だけでなく、腕力も必要だ。
岩を掴み身体を押し上げる💪
心臓がバクバクしてる
左側は、切れ落ちてる。覗き込むと、あわわわわぁ〜Σ(・□・;)慎重に、慎重に。
岩場が終わった
でも、そこは山頂ではなかった💧
細かい花崗岩のガレ場に出たので、一気に登り、来た道を振り返る 。

あんなに尖った岩場を歩いて来たんだ
ご褒美のように、岩の隙間から、わんと溢れ出して咲くイワカガミ

あぁ、辛かったぁ〜〜。
さすが百名山!そうやすやすとテッペンは拝めない。
手強いぞっ❗️カイコマ❗️山の団十郎❗️
でも、こういった岩場を乗り越えてこその喜びが湧いてくる
登りつめると石の祠みたいのがあり、平らになっているので、ここでメンバーを待つ。

イワウメ

山肌は、イワウメ、ハクサンイチゲ、イワカガミに彩られる。

可愛いイルカが、顔を出す🐬

テッペンは、どこだ?
左の空を見上げると標柱らしき物が見える👀アレが山頂?

そのまま空を右になぞって行くと、「摩利支天」と、白砂の巻道を下っていく二人連れが見える。

あぁ、美しい


コレがあるから、山はやめられない。
メンバーの姿が見えた。

再び全員揃って山頂を目指す👉
13:35 甲斐駒ケ岳 山頂

ガスガスです・・・(⌒-⌒; )
祠の中に三体の像があり、外には草鞋がくくりつけられている。
ここまで来れたことに感謝し、無事に下山できるようにお参りする🙏

向こうに見えるのは、甲斐駒ケ岳神社の奥社

さぁさ、お弁当🍙

14:20下山開始

ここで、ようやくガスがとれ、やっと高度感を味わう。

アッ❗️忘れてた!あのアプリを使おう!
カイコマを振り返る。

摩利支天へは、10分で行けるようだが、今日は勘弁してやろう(笑)

それにしてもSさん、写真をよく撮るねー。私より沢山写真を撮る人、初めて見た(笑)
「冥土の土産に沢山撮って〜」と、みんなに冷やかされる(^O^)
15:00 直登と、巻き道の分岐

ハクサンシャクナゲ

15:45 駒津峰。ここから、仙水峠へ向かう。

ガスガスで、何も見えましぇん。

下り道

こんなに上向きのイワカガミは、初めて見る❤️
私も気分アゲてこ⤴︎

ヒッキーCM「南アルプスの天然水」の山、「栗沢山」

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

17:00 仙水峠。たくさんのケルンが積まれてる。

ここは地獄の1丁目?氷河期にできた岩の上を歩く。

歩きにくいよー!浮き石に気をつけて⚠️

17:30 仙水小屋(完全予約制。30人限定)

Mさんが、温かく出迎えてくれた♡
外席

水場の水は、流れっ放し。

部屋。プレハブのジメジメ(⌒-⌒; )ガマン、ガマン!

すぐに夕食🍱 仙水小屋名物、お刺身付き。

カンパーイ🍻お疲れ様でした♡

20:00 消灯。寝付いたことは寝付いたが、1時間半で目が覚めてしまう。
そういえば、今日は七夕🎋
天の川は見えるかな?と外へ出るが、お月様が煌々として、お星様はよく見えない

布団に戻り、あっちを向いたり、こっちを向いたりしているうちに・・・
7月 8日 (土)
3:30 起床
4:00 朝食

小屋のご主人(女性)は、とても優しい方だった。遅くなった私たちを温かく迎えてくれ、夕食と消灯時刻を1時間延ばしてくれた。お世話になりました🙏
6:10 小屋発
沢沿いの、清々しい道を下る。

マイヅルソウ

6:40 長衛小屋

オニブキ

北沢峠へ向かう。

6:55 北沢峠

今日は、たくさんの登山者であふれてる。コリャ山道は渋滞だワ。昨日 登ってよかった♡

7:50 広河原

8:40 芦安駐車場。
駐車場係のオジサンが、「今日は第6駐車場まで満車だよ。500人、山へ入ってる。」だって!恐るべし週末!

立ち寄り湯は、「白峰会館」
まだ早いので、ココしか開いていない。

〈温泉データ〉♨️
源泉名ー南アルプス芦安温泉
泉 質 ーアルカリ性単純泉
泉 温 ー36.7℃
湧出量ー599リットル/分
ph ー9.4
効 能ー神経痛・筋肉痛・関節痛 などなど
無色透明 無味無臭
加水なし
加温あり

10:30 帰路につく。
甲府でお蕎麦を食べて、
13:30 市役所 着。解散
夕食の買い物をして帰宅🏡
洗濯機を回し、山道具を拭いたり干したり。
わりと元気(笑)🙂
疲れたけれど、達成感のある山歩きだった
思えば、ちょうど一年前、この山の会Bへ入って初めての山行は焼岳だった。焼岳へ行った時は、岩場で足が上がらなかったっけ (^_^;)
浮石に足をとられたり、亀のようにひっくり返ったり🐢
今回は、足がよく上がった。バランスも整ってきた(と、思う。)
「行きたい山と、行ける山は違う」
去年は行きたくても行けなかった山へ、今年は行ける気がするぅ
そんな自信をつけてくれたカイコマでした👍
オンナを本気にさせる〜そういう意味でも、アナタ、男前ね♡山の団十郎⛰
⛰ おしまい ⛰

山の会Bの会員7名(男性3名・女性4名)で、山梨県北杜市と長野県伊那市の県境にある 甲斐駒ケ岳(日本百名山)へ行ってきました。
長野県側では「東駒ケ岳」と、呼ぶそうです。隣の国の名前なんぞ冠に付けたくないそうで。
「山の団十郎」と称される甲斐駒ケ岳。
中央道から眺める甲斐駒ケ岳は、ゴツゴツとした岩塊の山容で、私には団十郎のイメージはない。
以前、清里から望む甲斐駒ケ岳。

見る角度が違えば、この山が団十郎に見えるのだろうか。楽しみ、楽しみ

1ヶ月ほど前の例会で、眼底出血のためしばらく山を休んでいたSさん(70歳・男性)が、
「ボクね、ゆっくり甲斐駒を歩きたいんです。コースタイムとか、バスの時間とかにとらわれないで。写真を撮ってね、のんびりと。山小屋泊なので、小屋との連絡もとります。誰かお付き合い下さいますか?ボクが計画書を出しますから。」と。
〉写真を撮って のんびりと?
はい、はい、はーい✋私、行きまーす。
4:30 市役所集合・出発

甲府市から、芦安温泉 市営駐車場へ向かう

登山口へのアクセス

6:20 芦安温泉 市営第3駐車場 着。

ここから乗り合いタクシー(1,100円+協力金100円/1人)で広河原へ。
準備体操してタクシーを待つ。

7:10 広河原 着。

平日は、7時半のバスがなかった💧
8時発のバス(700円 /1人・含荷物料)で北沢峠へ。

8:25 北沢峠 着

登山口

さぁ、行きますよ💪

ルート

8:40 歩き始め

樹林帯をひたすら登る。
イワカガミでドレスアップした不動岩が迎えてくれる♡

キバナノコマノツメ

10:30 双児山

今日は、お腹が空いてたまらん!

いったん、双児山を下り駒津峰へ向かう。
ハイマツの針葉が柔らかい。こちょこちょしながら歩く。

駒津峰への上り。

11:35駒津峰

ここで、残念なこと💧心臓の手術をしたMさんの酸素取り込み量が80%になってしまい、
「僕は、ここでリタイアします。小屋で待っています。」と。顔色も悪い。
7人全員でテッペンを踏みたかった。
Mさんが下山するので集合写真を撮る。

⤴︎ Mさん以外、みんな笑顔なのがリアル・・・
駒津峰から、甲斐駒ケ岳山頂まで、あと1時間半もある。大丈夫かいな、ワタシ💧ちょっと太腿の後ろが引きつる。
シナノキンバイが、「頑張って」って🌼

駒津峰から30分ほど歩くと、ようやく山の団十郎が、その姿を現わす⛰
中央道から見る姿とは全く違うよ。色白の三角ピークなんだね。

12:15 六方石

12:30 直登と巻道の分岐

「直登は、岩場です。ガスも出てきました。疲れも出てきていると思います。直登と巻道、どちらにしますか?」というリーダーの言葉に、
直登!(全員、即答)
岩との格闘が始まる。

「かかって来いっ‼️」と、言わんばかりに立ちはだかる岩壁 🤚

その迫力に、「行くわョ‼️」と、アドレナリンが出る。この時、この三角ピーク⤴︎が山頂だと思ってた。
途中、後ろのメンバーが目視出来なくなり、「ちょっと見て来る。」と、リーダー。
え?ワタシは?
「待ってて」とも、「先に行って」ともいわれなかったから・・・行くっ‼️
う〜ん、ガスが上がってくるなぁ〜💦

いくつもの岩をやり過ごして進むが、⭕️や、赤い➡︎のペイントが薄くて、ガスの中では確認が難しい(・_・;
四つん這いではい上がる。
脚力だけでなく、腕力も必要だ。
岩を掴み身体を押し上げる💪
心臓がバクバクしてる

左側は、切れ落ちてる。覗き込むと、あわわわわぁ〜Σ(・□・;)慎重に、慎重に。
岩場が終わった

でも、そこは山頂ではなかった💧
細かい花崗岩のガレ場に出たので、一気に登り、来た道を振り返る 。

あんなに尖った岩場を歩いて来たんだ

ご褒美のように、岩の隙間から、わんと溢れ出して咲くイワカガミ


あぁ、辛かったぁ〜〜。
さすが百名山!そうやすやすとテッペンは拝めない。
手強いぞっ❗️カイコマ❗️山の団十郎❗️
でも、こういった岩場を乗り越えてこその喜びが湧いてくる

登りつめると石の祠みたいのがあり、平らになっているので、ここでメンバーを待つ。

イワウメ

山肌は、イワウメ、ハクサンイチゲ、イワカガミに彩られる。

可愛いイルカが、顔を出す🐬

テッペンは、どこだ?
左の空を見上げると標柱らしき物が見える👀アレが山頂?

そのまま空を右になぞって行くと、「摩利支天」と、白砂の巻道を下っていく二人連れが見える。

あぁ、美しい



コレがあるから、山はやめられない。
メンバーの姿が見えた。

再び全員揃って山頂を目指す👉
13:35 甲斐駒ケ岳 山頂


ガスガスです・・・(⌒-⌒; )
祠の中に三体の像があり、外には草鞋がくくりつけられている。
ここまで来れたことに感謝し、無事に下山できるようにお参りする🙏

向こうに見えるのは、甲斐駒ケ岳神社の奥社

さぁさ、お弁当🍙

14:20下山開始

ここで、ようやくガスがとれ、やっと高度感を味わう。

アッ❗️忘れてた!あのアプリを使おう!
カイコマを振り返る。

摩利支天へは、10分で行けるようだが、今日は勘弁してやろう(笑)

それにしてもSさん、写真をよく撮るねー。私より沢山写真を撮る人、初めて見た(笑)
「冥土の土産に沢山撮って〜」と、みんなに冷やかされる(^O^)
15:00 直登と、巻き道の分岐

ハクサンシャクナゲ

15:45 駒津峰。ここから、仙水峠へ向かう。

ガスガスで、何も見えましぇん。

下り道

こんなに上向きのイワカガミは、初めて見る❤️
私も気分アゲてこ⤴︎

ヒッキーCM「南アルプスの天然水」の山、「栗沢山」

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

17:00 仙水峠。たくさんのケルンが積まれてる。

ここは地獄の1丁目?氷河期にできた岩の上を歩く。

歩きにくいよー!浮き石に気をつけて⚠️

17:30 仙水小屋(完全予約制。30人限定)

Mさんが、温かく出迎えてくれた♡
外席

水場の水は、流れっ放し。

部屋。プレハブのジメジメ(⌒-⌒; )ガマン、ガマン!

すぐに夕食🍱 仙水小屋名物、お刺身付き。

カンパーイ🍻お疲れ様でした♡

20:00 消灯。寝付いたことは寝付いたが、1時間半で目が覚めてしまう。
そういえば、今日は七夕🎋
天の川は見えるかな?と外へ出るが、お月様が煌々として、お星様はよく見えない


布団に戻り、あっちを向いたり、こっちを向いたりしているうちに・・・
7月 8日 (土)

3:30 起床
4:00 朝食

小屋のご主人(女性)は、とても優しい方だった。遅くなった私たちを温かく迎えてくれ、夕食と消灯時刻を1時間延ばしてくれた。お世話になりました🙏
6:10 小屋発
沢沿いの、清々しい道を下る。

マイヅルソウ

6:40 長衛小屋

オニブキ

北沢峠へ向かう。

6:55 北沢峠

今日は、たくさんの登山者であふれてる。コリャ山道は渋滞だワ。昨日 登ってよかった♡

7:50 広河原

8:40 芦安駐車場。
駐車場係のオジサンが、「今日は第6駐車場まで満車だよ。500人、山へ入ってる。」だって!恐るべし週末!

立ち寄り湯は、「白峰会館」
まだ早いので、ココしか開いていない。

〈温泉データ〉♨️
源泉名ー南アルプス芦安温泉
泉 質 ーアルカリ性単純泉
泉 温 ー36.7℃
湧出量ー599リットル/分
ph ー9.4
効 能ー神経痛・筋肉痛・関節痛 などなど
無色透明 無味無臭
加水なし
加温あり

10:30 帰路につく。
甲府でお蕎麦を食べて、
13:30 市役所 着。解散

夕食の買い物をして帰宅🏡
洗濯機を回し、山道具を拭いたり干したり。
わりと元気(笑)🙂
疲れたけれど、達成感のある山歩きだった

思えば、ちょうど一年前、この山の会Bへ入って初めての山行は焼岳だった。焼岳へ行った時は、岩場で足が上がらなかったっけ (^_^;)
浮石に足をとられたり、亀のようにひっくり返ったり🐢
今回は、足がよく上がった。バランスも整ってきた(と、思う。)
「行きたい山と、行ける山は違う」
去年は行きたくても行けなかった山へ、今年は行ける気がするぅ

そんな自信をつけてくれたカイコマでした👍
オンナを本気にさせる〜そういう意味でも、アナタ、男前ね♡山の団十郎⛰
⛰ おしまい ⛰