狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

野付ふるさと講座に参加

2013年04月20日 | 道東紹介
町郷土資料館主催の「江戸時代のノツケ 野付通行屋跡・番屋跡を訪ねる」に参加しました。老人の足は弱いので皆さんはドンドン先へ行きます。
野付半島(野付砂嘴)には江戸時代のお墓や建造物の跡のような物があります。1799年幕府の命により通行屋が設置されていました。西部劇に出てくる毛皮の交易所のような感じと行政などの機能も持っていたようです。役人のような顔をして商人がアイヌの人々から収奪を繰り返したのでしょう。まずは砂嘴を進むと番屋跡がありました。少し窪地になっています。
この付近に通行屋があったそうです。比較的に平地です。
そして彼らの墓がありました。まずは拝礼しました。日蓮宗のひげ文字もあります。並んでいますが元々は別々にあり、牛馬の放牧で荒らされていたので一か所に集めたそうです。当然ながら学術研究はされてなくどのようにあったか解かりません。
付近の浅瀬からは生活の痕跡、陶器や礎石などが出土しますが荒廃に任せています。残念な事ですね。

    知床の野に揚雲雀高からず  放浪子

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