昼間の猛暑は覚悟しているが何たって夜が辛い何故って?
寝つくのに一苦労、寝ついても寝苦しくて小一時間で目が覚める。
そのうえ裏の駐車場午前様の帰宅・午前4時過ぎの出勤車(人の迷惑顧みず妙にアイドリング好きがいる)重ねて新聞配達員さんのバイクの音。
兎に角今年はクーラー無しの夜が辛い辛い、大袈裟に言えば『69年間守り通したクーラー無しの生活に別れをつげなければならないか?』
もうほとんどダウン寸前、何とか玄関ホールの昼寝で生きながらえているって状態・・・・・・・・・・・・。
でもネ~~
8月20日いつものように寝不足状態で新宿を目指し早出、美ヶ原高原に行ってきました。
高原はどんより雲り空その上風が強かったのです、何たって海抜2,000mですよ⇒そう肌寒かったのです。
ウインドブレーカーを着用(これだと一寸暑苦しい)山本小屋前を出発『牛伏山』へ向かう道の両側にマツムシソウやハクサンフウロなど色とりどりのお花のお出迎えでした。
牛伏山は駐車場から10分ちょとで牧場のなかの丘って言う感じ(それでも海抜1,990mもあるのですゾ)。
もう一度山本小屋前まで戻り『王ケ頭』へ向け牧場の柵に沿って歩き始めました柵の中には牛や小形の馬(どんな種類か?)が放牧されていました。
この道は牧場の作業車用なのでしょうか平坦で硬く踏み固められていて私が小学校(昭和20年から30年代)の頃の田舎の通りを思い出させてくれました(車が走ったら埃を巻き上げそれは大変なことになりそう)。
塩くれ場から脇道にそれ鉄平石のような金属音を発する石片が散乱している悪路(山道らしい)と道の両側には雑草と所々に可憐な姿を見せる高山植物が目と耳を楽しませてくれました。
この辺りではカワラナデシコや盛りを過ぎたウスユキソウやハハコグサなども見られました、そして坂を登りきって『王ケ頭』山頂に到着(12時40分頃)ここで肌寒い風にさらされながら昼食。
昼食後は王ケ鼻に向け石ころだらけの歩きにく道を、両側の草むらにはカワラナデシコやマルバタケブキの花がちらほらと眺められました。
そして待望の青空とお天道様が顔を見せてくれました、途端にウインドブレーカーを脱ぎ捨て(これは言葉の文です)いつもの半袖に。
無事王ケ鼻に到着、風は相変わらず吹いていましたが爽やかな気分で崖下や松本平方面の景色を堪能。
お日様の見えると見えないのではこうも違うモノなのですね。
そおこんな諺がありましたね『世の中は澄むと濁るで大違い刷毛は毛があり禿は毛が無し』って。
あたたかな王ケ鼻の景色を楽しみ一気の下りを尻餅をつかぬように注意しながら20分ほど下り後は樹林帯のなかの道をカラマツの枯れ葉を踏みしめ石切場跡を目指し下りました。
この日の山歩きは上りは凍えそうで下りは汗ばむと言ういつもとは反対の体験でした。
また沢山の花を見ることは出来ましたが何れも最盛期を過ぎているようで時期を計って催行したいモノ、未練タラタラと言うところでしょうネ。
ウメバチソウ 美しの塔
帰りの中央高速道路八王子あたり(18時30分頃)だったでしょうか?こんな雲を見ることが出来ました「綺麗でしょう」貴方だけにお裾分けしましょう。